A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

撃鉄/マスドレ/TADZIO他@下北沢THREE 2011.9.1(thu)

2011年09月03日 00時25分48秒 | ロッケンロール万歳!

「Kill your T.V 2011 / FREE LIVEHOUSE !!!!!!」というイベント。チケット代はドネーション/投げ銭制度、つまり無料。このイベントは既に大阪、名古屋をツアーしてきており、この日は東京初日。出演は撃鉄 / TADZIO / MASS OF THE FERMENTING DREGS / dry as dust。会場は以前灰野さんと七尾旅人の共演を観たライヴハウスだ。台風が来ているせいもあるのか、無料にしてはそれほどギュウギュウではなくゆったり観ることができた。

時間的に最初のdry as dustは最後の数曲しか観れなかったが、ありがちな今風のオルタナティヴ・ギター・バンドという印象。

2番目が我らがTADZIO。今回はドラムの部長の真ん前に場所を確保。リーダーの全身も見えていい感じ。満員の若い客層の前で演奏する彼女達を観るのは反応がうかがえて面白い。いつも通りの轟音ハードコアだが、他のバンドと違って踊れるノリではない。まだ知名度が低いこともあり、一部の熱心な客を除いてはただ立ちすくむのみ。新曲も3曲演奏。おじさん的には次第にはだけるふたりのTシャツから覗く肩とブラの紐に目が釘付け。リーダーの揺れる胸にもはぁとドキドキ。観て良し聴いて良しの彼女達がもっと有名になってフロアを揺らすモッシュが起こる日が来ることが待ち遠しい。9月は3日に一度もライヴを行う精力的な活動が実を結ぶ日も来るさ。



3番目は数年前熱心に聴いていたマスドレことMASS OF THE FERMENTING DREGS。去年8月にメジャー・デビューしてからは聴くこともなかったので久々だったが、昔に比べてポップになり、豪快に突っ走るパワーが少し失速したように思えた。一時はクラブクアトロのワンマンで前列で若者に囲まれてモッシュして観た彼女達だが、個人的にマイ・ブームは過ぎてしまった感がある。ちょっと寂しい気持ち。



トリは最近下北沢近辺で名前を馳せる"近未来移動系 シティパンクロック集団"撃鉄。CDジャケットは4人のメンバーが上半身裸でこちらを見つめる新宿三丁目系だが、演奏力はなかなか優れている。ヴォーカリストが虎のぬいぐるみを抱えて登場したり、ステージ上でコンタクトレンズを外したり、バットマンのようなお面を被ったり、パンツ一丁になったり、一歩間違えばコミック・バンドになりそうなところを真摯な演奏が救っている。音楽性に80'sニューウェイヴの香り、特にデペッシュ・モードに通じるものを感じ好感が持てた。客も大ノリで盛り上がった。なかなか個性的な若手バンドだった。



これからも
フリーライヴを
やってくれ

関係ないけど「激めん」ってまだ販売されているんだね。発売当時「激れ!激れ!」というCMが話題になった。高校の頃「激団」というパンク・バンドをやっていたのを思い出した。
コメント
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