ニュージーランドに怖~い剥製を作る人がいるという。複数の動物を合体させるその手法、それを前衛的な芸術だと賞賛する人もいれば、悪趣味すぎると非難する人もおり賛否両論だ。
製作者はヨットハーバーの管理人、イギリス出身のアンドリュー・ランカスターさん(57)。14年前にニュージーランドに移住してから趣味で剥製制作を学び始め、「合体作品」を作るようになったのはここ2年ほど。
作品の中には下半身がウサギのアヒル、鳥の頭を持つ金魚、羽と牙、角の生えたポッサムなどがあり、なんと、インターネットで販売されているのだ。
ランカスターさんは「道端に動物の死骸がたくさんあるからもったいないと思ってね。今では見かけると拾って持って帰るんだ。作品を評価してくれる人もいるけど、イカレた奴だと言う人もいるね」と地元のニュースサイトで語っている。
材料はすべて拾った死骸で、 作品のために動物を殺すことは一切ないそうだ。収集した死骸はボイラーに乗せて乾燥させ、自宅で アイスクリームなどと一緒に冷凍保存するという。
ちなみに奥さんはランカスターさんの趣味に反対している。アイスクリームの下に動物の死体を入れられては当然だろう。
(Rocket News 24)
▼アヒルとウサギが合体
▼まさに地獄からの使者といった感じだ
▼空飛ぶブタ
▼鳥の頭に魚の胴体。なんともエグい
▼牙の生えたポッサムにニワトリの胴体。恐ろしい吸血生物のよう
▼こちらのポッサムはカササギと合体
動物を
切り貼りまるで
フランケン
ボッシュやバーセルミやシュバンクマイエルの世界を髣髴させるシュール過ぎるこの感性、私は大好きだ。