A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

SCANDAL@横浜アリーナ 2014.6.28(sat)

2014年07月01日 00時15分15秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


SCANDAL ARENA LIVE 2014 「FESTIVAL」



女子バン萌え再燃の焼け木杭(やけぼっくい)に火を点けたのが、昨年のKAWAii!! MATSURIで再会したスキャ様ことSCANDALだった。6年前NAONのYAONの前座で開演前のざわついたステージに立ったJK4人組が、今や女子バン日本代表に輝いている奇跡に、あの時別れなければ、という後悔の念も無きにしも非ずだが、元カノへの感傷云々は抜きにして女子ロックのカッコよさに惚れ直した訳である。どうにもバンドが面白くないなとIDOLに傾向賛美していた時期に、バンドやろうよ!!を合言葉にハジケるナオンのロケンローを目の当たりにして、IDOLもいいけどBANDもね!という女神さまの声を聞いた。



という訳で知り合って7年目にして初めてワンマンライヴに参戦。横アリはきゃりーぱみゅぱみゅに続いて二回目。この地では「アリーナ」が1階スタンドを意味することを初めて知ったお上りさん状態(いわゆるアリーナは「センター」と呼ばれる)。距離はあるが、すり鉢状のアリーナは見晴らしが良い。ステージをバックに自撮(じさつ)を繰り返すJK二人組の隣に座る。女子バンライヴのノリは何度か体験したが、IDOLと違って決まった合いの手やMIXはない。片腕を挙げて(指差し可)のOiOiコールとクラップ(手拍子)の2パターンで只管盛り上がる。当然サイリウムもケチャもないので、何となく不完全燃焼な気がするのは、筆者のドルヲタ化が泥沼状態の証しだろうか。



実際かなり体育会的なノリ。ロケンローは体力勝負でもあるので、良い汗かくのがファンの勲章のようなもの。元推しメンのまみたすの人参コス、現推しTOMOMIの相変わらずのアニ声、日産スタジアムで三十路ナイトを画策するHARUNA、年下なのにしっかり者のRINA。4人が発するオーラは、自ら100%楽しもうとするポジティヴ女子スタイル。IDOLもそうだが、他人を元気づける為には、まずは自分が楽しまなきゃ!という真理を本能で理解している女子パワーこそ、世界を明るく照らす最終兵器に違いない。



25周年を迎えた横浜アリーナで2DAYS公演を開催するのは、女子バン史上プリンセスプリンセス以来23年ぶり2組目だという。先立つ6月22日には、2度目の夢の舞台である大阪城ホールを1万2000人動員し大成功させ、横浜アリーナ2DAYSも両日で2万3000人動員し、東西アリーナで3万5000人が大熱狂するアリーナライブとなった。武道館とは違った形にせよ、アリーナという存在は大きな夢に違いない。この三日間はSCANDAL&21世紀女子ロックの新たなる伝説のハジマリである。



<Set List>
1.SCANDAL IN THE HOUSE 
2.会わないつもりの、元気でね
3.SCANDAL BABY
4.サティスファクション
5.OVER DRIVE
6.DOLL
7.STANDARD
8.Runners high
9.LOVE SURVIVE
10.EVERYBODY SAY YEAH!
11.下弦の月
12.ビターチョコレート
13.ハルカ
14.Rainy
15.太陽スキャンダラス
16.スペースレンジャー
17.涙よ光れ
18.Departure
<Encore>
1.夜明けの流星群
2.太陽と君が描くSTORY


【ライブレポート】SCANDAL、横浜アリーナ2DAYSで「1日1日ちゃんと刻んでいきたい」


元カノと
横アリで
会いましょう

あと7日21時間49分37秒(本稿執筆時)に迫ったBiS解散LIVE「BiSなりの武道館」@横浜アリーナに於いては、横アリは決して武道館のサブスティテュート(恋のピンチヒッター)ではない。終末ヒロインBiSが横アリで解散することには、人智の及ばぬ偉大なる女神男神の恩恵が働いているに違いない。

心に銘ずるべきは唯ひとつ
7月8日(火)は女房を質に入れても横アリへ来てねー!

コメント
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