A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

でんぱ組.inc@中野サンプラザ 2016.2.9(tue)+【えいたそ野性時代】一の巻『おキツネ様』

2016年02月11日 12時35分44秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


GOGO DEMPA TOUR 2016 ~ まだまだ夢で終わらんよっ! ~
2月9日 東京都 中野サンプラザホール




GGDT2016(ゴーゴーでんぱツアーにーまるいちろく)も丁度折り返し地点。全30公演の15公演目。モーニング娘。をはじめざまざまなアイドルのホームベースである"アイドルの聖地"中野サンプラザだが、でんぱ組は初出演。これでやっと正真正銘"アイドル"になれたのかも。サンプラはアウェーでも、中野はアキバと並ぶ「ヲタクの聖地」。中野ブロードウェイは「まんだらけ」「ロープウェイ」「タコシェ」等のヲタショップの殿堂。中野生まれのパンチラ仲間しょこたん☆中川翔子からの花輪も飾られ、でんぱ者には呼吸がし易い街である。



そんな場所を占拠したでんぱヲタのパワーは、ハロプロ系とはひと味もふた味も異なる濃いヲタ芸で太陽信仰に火をつけた。それに応えて全力で歌い踊るでんぱの6人は、さんさんサンプラザに輝く六つの発光体となって、イロドリセカイをサニーに照らした。



紙芝居は八王子に続いてねむきゅんこ夢眠ねむが担当。中野に伝わる昔話「キツネの恩返し」を披露した。ヲタ全員が期待した色(エロ)っぽい展開ではなく、「火事が起らず」「水が夏に冷たく冬に温かい」という模範的な願いに安心した保護者も多かったに違いない。



ここで注目すべきは、かつて中野ブロードウェイでバイト経験があり、ヲタクの聖地公演に人一倍気合いの入るえいたそ☆成瀬瑛美こそ真のおキツネ様に他ならない、という事実である。黄色いシッポとトンガリ付け耳、きつねうどんの衣装を身に着けて、おキツネ様になりきったえいそのツイッターの合言葉は「コン!☆にちえいそーヽ(*´∀`*)ノ!!!」。




2月16日にお誕生日を迎えるえいたそが、その直前にキツネとして中野サンプラザデビューを飾ったことは、これから待ち受ける瑛美さんの大躍進を示唆しているに違いない。<妄想えいたそ学>第4弾は『えいたそ野性時代』と題して、進化と改革の時代を経て、本能に忠実に野性化しつつあるえいたその真実に迫りたい。

【えいたそ野性時代】一の巻『おキツネ様』
●イルヴィス『ザ・フォックス』


日本ではキツネは「コン」と鳴くとされているが、実は鳴き声を聞いた者はいない。「キツネの鳴き声っていったい何!?」という歌でおキツネ様の謎に迫り、全世界で大ヒットを記録したのがノルウェーのお笑いコンビ。一発屋で終わるかどうか、今後のネタに期待したい。

Ylvis(イルヴィス) - The Fox(ザ・フォックス) [日本語字幕付きVer.]


●BABYMETAL『メギツネ』


アイドルシーンのおキツネ様と言えば、でんぱ組のレーベルメイトのBABYMETAL。キツネサインは海外のメタルファンにも定着し、レディーガガ様も真似るほど。えいたそのキツネ化は、萌えキュンソングを世界にお届けするのに有利かもしれない。

BABYMETAL - メギツネ - MEGITSUNE (OFFICIAL)


●ジミ・ヘンドリックス『フォクシー・レディ』


FOXY(キツネっぽい)とは「ずる賢い」「狡猾な」に加え「性的魅力のある」「セクシーな」の意味がある。ギターを愛撫し火を放つジミ・ヘンドリックスにとって、FOXY LADY(セクシーな女)とはギターだったに違いない。野生化したフォクシーえいそに期待したい。

The Jimi Hendrix Experience - Foxey Lady (Miami Pop 1968)



●スウィート『フォックス・オン・ザ・ラン』


ジミヘンの例で判る通りFOX(キツネ)は「魅力的な若い娘」の隠語である。70年代グラムロックのヒット曲は、追っかけの女の子たちの歌。ステージ狭しと走り回るえいたそやでんぱメンバーと、それを追っかけるでんぱヲタにも当て嵌まる。

Sweet - Fox On The Run - Promo Clip (OFFICIAL)



●ジェネシス『フォックストロット』


プログレ界の人気バンドの1972年の4thアルバム。ドレスを着たキツネ女の澄まし顔が可愛らしい。ピーター・ガブリエルの最初の仮装がキツネ女だったとの噂もあり、おキツネ様がプログレ界にも大きな影響を持つ証拠と言えるだろう。

Genesis - Watcher Of The Skies - Midnight Special - 20/12/1973



●ジョン・イラバゴン『フォクシー』


NYハードコアジャズ界の実力派サックス奏者の2010年のアルバム。ドラムに60年代から活動する重鎮バリー・アルトシュルを迎えたトリオ作品。全12曲クレジットされているが、実際は78分ノンストップの野蛮ギャルド即興演奏。騙された気持ちにさせるタイトル通りFOXYな一枚。

Jon Irabagon Trio Foxy - Live at Kaleidophon Ulrichsberg 2013-05-04



●ムック『ニルヴァーナ』アニメ「妖狐×僕SS(いぬぼくシークレットサービス)のオープニングテーマ


郡山のJK時代はバンギャルで鳴らした瑛美さんならご存知のV系アニソン。ムックは初期は密室系と呼ばれたディープなバンド。『NIRVANA(涅槃)』という天国に一番近いタイトルは、太陽神/天照大神/ヴィーナス/アフロディーテ/弥勒菩薩/といった様々な神性を持つえいたそ☆成瀬瑛美さんに相応しい。天国に一番近い島ニューカレドニアでツアーを行うネクロ魔の瑳里ちゃんもムックのファンだというから、オレ的にはハマり過ぎの選曲。

MUCC 『ニルヴァーナ』


えいたそと
一緒に野性に
帰りましょう!

当選しましたヽ(*´∀`*)ノ!!!!!!!


でんぱ組.incの元気娘!
えいたそこと成瀬瑛美の生誕イベント!@秋葉原ディアステージ


日時 2016年2月20日(土)
会場 秋葉原ディアステージ
出演 成瀬瑛美(でんぱ組.inc)

でんぱ組.inc「ファンファーレは僕らのために」 Audio Short Ver.
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