A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

インフル熱から醒めてパンクの星を見た~スタークラブに脱帽

2016年02月28日 02時26分58秒 | ロッケンロール万歳!


インフルエンザの熱は下がったが、まだ外出することも出来ないので、部屋の整理をしていた。20数年前に聴いていた日本のパンクのCDが多数出てきた。アナーキー、ラフィンノーズ、コブラ、ライダーズ、ストラマーズ、KENZI & THE TRIPSといった80'sパンク・バンドである。その中でも最も多いのがスタークラブ/THE STAR CLUBである。



このへんのパンクのCDは、実はリアルタイムで購入したわけではない。1977年・14歳で受けたパンクの洗礼は、82年・19歳ですっかりネジ曲がり、ポストパンクやインダストリアルに方向転換、87年・24歳頃にはアヴァンギャルドとサイケにどっぷりハマっていた。サイケレア盤収集と企画ライヴ『アートロック宣言』に明け暮れた社会人生活を送っていた筆者だが、仕事関係で行くようになったカラオケの十八番はブルーハーツとハイロウズだった。カラオケで知り合った女の子に誘われて1999年に『Japan Punk Rock Festival』というイベントを今は無きOn Air Eastに観に行った。アナーキー、ラフィンノーズ、ライダーズ、コブラ、スタークラブという80'sパンク・オールスター・ラインナップで、その女の子とは色恋沙汰も無く別れたが、パンクロック愛の焼け木杭に火が付いて、ガチ恋さながらに中古CD屋で買いまくった、その思い出のコレクションである。



他のバンドは80年代で全盛期を過ぎ、解散や活動休止状態だったが、唯一スタークラブだけは継続して活動しており、その当時で20作を超えるリリースがあった。そのどれもがリーダーHIKAGEの骨太のヴォーカルが疾走する激烈パンクロックで、高いクオリティを持っている。マイナーなメロディーが少なくないが、日本的な湿っぽい情緒は皆無で、ドライで辛口のハードボイルドな男の世界を歌い続けている。



実は本日(2月27日)新宿ロフトでニューロティカと対バンライヴがあることを発見したが、インフルのため断念。結成40年目となる本年も走り続ける唯一無二のパンクロッカーを年内にシカと網膜に焼き付けることを決心した。

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THE STAR CLUB / Rock'n Roll Rider

THE STAR CLUB公式サイト
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