A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

THE HARDY ROCKS/キノコホテル@KOENJI HIGH 2016.4.28(thu)

2016年05月01日 15時48分20秒 | 灰野敬二さんのこと


<SEE HARD ROCKS PLAY>

4/28 (thu)
KOENJI HIGH
open/start 18:30/19:00
adv/door 3000円/3500円+1D

-Live-
THE HARDY ROCKS
灰野敬二 / Vocal
川口雅巳 / Guitar, Chorus
山崎怠雅 / Guitar, Chorus
なるけしんご / Bass
片野利彦 / Drums

キノコホテル
マリアンヌ東雲 / 歌と電気オルガン
イザベル=ケメ鴨川 / 電気ギター
ファビエンヌ猪苗代 / ドラムス
ジュリエッタ霧島 / 電気ベース

灰野敬二が洋楽曲をカヴァーするバンド「Hardy Soul」がデビューしたのは2013年12月30日。ウィルソン・ピケット、パーシー・スレッジ、オーティス・レグィング、ジェームス・ブラウンなどのソウル/R&Bナンバーを英語のまま歌うこのバンドを始めた理由は、ロストアラーフ以前の音楽経歴を見せるため、と灰野は語った。<英語>で歌うことで、日本語への拘りから解き放たれ表現の自由度が広がった、とも語っている。
灰野敬二/Hardy Soul@高円寺ShowBoat 2013.12.30(mon)
【海外便り】「灰野敬二が英語で歌うとどうなるか?」を徹底解剖!

その自由を拡大すべく新たに結成したTHE HARDY ROCKSのコンセプトは、灰野が<音楽>をまた<本気>で<遊ぶ>ことだという。イベントタイトル<SEE HARD ROCKS PLAY(ハードロックが遊ぶのを見ろ)>とは、ピンク・フロイドの『SEE EMILY PLAY(エミリーはプレイガール)』の引用だろう。"You'll lose your mind and play(君は正気を失って遊ぶ)"という歌詞が、シドの精神状態がおかしくなっていくことを暗示するこの曲は、無邪気な遊びと狂気の狭間を表現していると言われている。そう考えると灰野の<遊び>も別のヤバい世界への導きなのかもしれない。

●キノコホテル


別世界への導きという意味では2007年の結成から一貫して「過激でポップな中毒性の高い大衆」音楽、「いつか視た幻のような既聴感を憶えるありそうでなかった」音楽を追求し、マリアンヌ東雲の描く濃厚な世界を体現しているキノコホテルも当てはまる。実際に初めて観て「キノコノトリコ」になって以来7年以上も従順な胞子(キノコホテルヲタ)として支配人に奉仕する筆者が求めるのも、実演会で描かれる別世界の呪縛である。7月27日にリリースされるニューアルバムからの新曲(初期ピンクフロイドに通じるアシッドロックナンバー)を交えて展開された50分のマリアンヌの誘惑に引き摺り込まれすっかり恍惚となってしまった。

●THE HARDY ROCKS


歌謡曲の英語バージョンからスタートしたデビューライヴは、いっさい手抜き無しの灰野の咆哮をリズム隊の柔軟なビートと二人のギタリストの精神開放プレイが燃え上がらせる、緊縛感あふれる濃密な空間。ギターを弾くとき、いやそれ以上に豪放なアクションでステージ全体の「気」を召還する灰野は、まさにバンドサウンドの指揮者としてメンバーにサインを送り、音と精神のアンサンブルを重ね合わせていく。スタイルとしてのハードロックとは異なるが、このサウンドは<ハード(激しい)ロック>と表現するしかない。彼らの激しいロックを体験することは、新たな音楽のチャクラ(第三の目)が開かれる圧倒的なエナジーの奔流であった。


なめぶろぐ「The HARDY ROCKS at 高円寺HIGH 4月28日」

THE HARDY ROCKSセットリスト[2016/5/7追記]
1 黒い花びら(水原弘)
2 骨まで愛して(城卓也)
3 昭和ブルース(天知茂)
4 born to be wild(Steppenwolf)
5 Strange Fruit(Billie Holiday)
6 end of the night(The Doors)
7 Gimme Some Lovin(Spencer Davis Group)
8 It's A Man's, Man's, Man's World(James Brown)
9 Money(The Beatles)
10 in my room(The Walker Brothers)
11 Witch(Sonics)

遊ぶなら
本気でやろう
ハードロック



STOP PRESS!!!! THE HARDY ROCKS ワンマンライヴ決定!

THE HARDY ROCKS

6/25 (sat)
KOENJI HIGH
open/start 18:30/19:00
adv/door 3500円/4000円+1D

 “born to be wild”そのものの灰野敬二がおのれの原点の曲を選んでヴォーカリストに徹し、自分の子供世代のメンバー4人と挑むロックのネクスト・レベル。水原弘も、城卓矢も、天知茂も、ステッペンウルフも、ビリー・ホリデイも、ドアーズも、スペンサー・デイヴィス・グループも、ジーン・ヴィンセントも、ジェイムス・ブラウンも、ビートルズも、ウォーカー・ブラザーズも、ソニックスも、すべてロックとして炸裂させる。完膚無きまでに打ちのめされるしかない。(行川和彦)

-Live-
THE HARDY ROCKS
灰野敬二 / Vocal
川口雅巳 / Guitar
山崎怠雅 / Guitar
なるけしんご / Bass
片野利彦 / Drums

-チケット-
5/15~ KOENJI HIGH店頭、e+

-入場順-
1.KOENJI HIGH店頭
2.e+
3.当日券


<灰野敬二Live Schedule>

5月3日(火) 高円寺ShowBoat
灰野敬二 ~生誕記念公演~ 

open 18:00 / start 18:30  
adv.¥3500/ door.¥4000
出演:
灰野敬二

★チケット発売情報!
・ShowBoat店頭 4/13(水)15:00~(予約・代引受付16:00~)
・LAWSON 4/20 (水)10:00~
・イープラス 4/20(水)10:00~
入場整理No付
ショーボート
03-3337-5745
info@showboat.co.jp




5月5日(木・祝) 新宿NINE SPICE
JAM FES 2016

新宿JAM / 新宿NINE SPICES / 新宿Live Freak / 新宿LOFT BAR / STUDIO JAM
2016年5月 1日(日) 2日(月) 3日(火/祝) 4日(水/祝) 5日(木/祝) 6日(金) 7日(土)
一般¥2,000 + [D別]  高校生以下¥0 + [D別] (7日間・4会場 往来自由!!)
*灰野敬二: 5月5日(木・祝)20:35~21:35 新宿NINE SPICES に出演




5月7日(土) 大分県立美術館
OPAM×能勢伊勢雄 シアター・イン・ミュージアム
スペクタクル・シアター

18:00~19:30(17:00開場)
当日券 3,000円 前売券 2,500円

灰野敬二|目で追う音
音楽界の不動の存在、唯一無二の灰野敬二が、五線譜にない「二次元音階」を生み出す楽器ポリゴノーラによって新たな時空を切り拓く。




5月14日(土)15日(日)中国 深セン Shenzhen, China
明天音乐节 TOMORROW FESTIVAL

会場:华侨城创意文化园北区B10现场 B10 Live, North District of OCT-LOFT
预售(前売):80元/晚,现场(当日):100元/晚
通票(5/11-15 通し券):450元(Tシャツ付)
5月14日(土)20:00 - 21:30 faUSt + Keiji Haino
5月15日(日)20:00 - 21:00 灰野敬二 Keiji Haino




6月4日(土)~ 6月5日(日)長野県木曽郡木祖村 こだまの森
TAICOCLUB’16

開場/開演
開場 6月4日(土)13:00/開演 15:00(予定)
閉演 6月5日(日)14:00(予定)
前売券 14,000円 当日券販売無し

Red Bull Music Academy Presents Deep Ambient Forest
灰野敬二
蓮沼執太
Akiko Kiyama
Sparrows (Ambient Set)
Chihei Hatakeyama
Haioka、Whitelight




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする