A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

でんぱ組×SPYAIR@ZEPP TOKYO 2016.7.6(wed)+【えいたそ野性時代】六の巻『キラメク伝説』

2016年07月10日 11時32分06秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


JOYSOUND presents
はやぶさかがやきツアー2016
supported by ナタリー
7/6水 Zepp Tokyo
18:00 19:00
SPYAIR
でんぱ組.inc

『GOGO DEMPA TOUR 2016〜まだまだ夢で終わらんよっ!』が4月2日(土)沖縄県 沖縄市民会館 大ホールで終了してから3ヶ月、観客(ファン)と共に生きるでんぱ組.incが創り出す六つの光のお祭り空間を日本各地にお届けするライヴツアーが再び始まった。東北・北海道新幹線はやぶさと北陸新幹線かがやきの名を冠した全国10ヵ所11公演のツアーであり、昨年夏に行われた『かがやきツアー2015』(全国6ヵ所6公演)の拡大版である。



初日のZepp Tokyo公演は、2011年8月4日に秋葉原CLUB GOODMANで対バンした4人組SPYAIRを迎えたJ-ROCK vs IDOL対決でヲタクのフラストレーションを発散させた。ニューアルバム『GOGO DEMPA』収録のバラード「キボウノウタ」を初披露、ソロ歌唱をリレーするスタイルで、今後の現場では六つの光の色分けが期待される。


でんぱ組.inc、SPYAIRと5年ぶり対バンでツアーと“夏”開幕宣言


【えいたそ野性時代】六の巻『キラメク伝説』


一夜明けて翌日7月7日は七夕。ニューアルバム後初のツアーに燃えるえいたそ☆成瀬瑛美さんの願いは『キラメク伝説』。えいたそ研究家にとってはたいへん興味深い事実である。もしやと思ってググってみると、4ヶ月前に布石とも言える発言をしていたことが判明した。



伝説に憧れる女子は少なくないが、成瀬さんの<伝説>への拘りには、世界(えいたそ)を読み解く重要な鍵が隠されているに違いない。近年安売り・乱用される「レジェンド」というカタカナ言葉ではなく、漢字の「伝説」に籠められた<野性時代>の秘密を暴いてみよう。

でんぱ 進化!Make a 神話! さあ!
今日も伝説をつくるのだ! いくぞー!!(おー!)


でんぱ組.inc - なんてったってシャングリラ



●クイーン『伝説のチャンピオン』


「伝説のチャンピオン」(We Are the Champions)は、イギリスのロックバンド、クイーンの楽曲である。作詞・作曲は、フレディ・マーキュリー。初出アルバムは1977年の『世界に捧ぐ』。

洋楽曲の日本語タイトルに「伝説」と付けるのは「愛」「心」「魂」と並ぶ定番。中でも最も有名なのはこの曲だろう。中学生の時、従兄弟が誕生プレゼントにくれたが、パンクにしか興味が無かったのでほとんど針を落とすことはなかった。しかし今は機嫌のいい時鼻歌でハミングするほど身近な伝説曲となった。

Queen - We Are The Champions (Official Video)



●デイヴ・ディー・グループ 『キサナドゥーの伝説』


キサナドゥーの伝説 (原題 : The Legend Of Xanadu)は、1968年2月にイギリスの五人組バンド、デイヴ・ディー・グループの11枚目のシングルとして発表され、また同年発売のアルバム、『イフ・ノー・ワン・サング』にも収録された。

本当のバンド名は「デイヴ・ディー、ドージー、ビーキー、ミック&ティッチ」なのに"長過ぎる"という理由で「デイヴ・ディー・グループ」と略されてしまったという可哀相なバンド。他の4人の落胆ぶりを想像すると涙を禁じ得ない。更に言えば「Xanadu」の読みは「ザナドゥ」が一般的。二重の意味で不運を背負った伝説曲。

Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich - The Legend Of Xanadu (1968)



●ザ・ジャガーズ『キサナドゥーの伝説』


1968年に日本のグループ・サウンズのバンド、ザ・ジャガーズがカバーして4枚目のシングルとして発表。クレジットは、作詞:なかにし礼、作曲:ハワード=ブレイクリーとなっている。

グループサウンズ(GS)は伝説の宝庫。50年前の無垢な時代、十代女子は伝説の王子様に憧れたのである。洋楽日本語カバーで金髪碧眼の美男子を演出した。野性派GSザ・ジャガーズのぶっきらぼうなカバーは、マラカスで野性味を増していてえいたそ好みかも。ちなみに当時の邦題は「キサナドー」。

キサナドゥーの伝説 ザ・ジャガーズ



●ザ・テンプターズ『エメラルドの伝説』


「エメラルドの伝説」は、ザ・テンプターズの楽曲で、3枚目のシングルである。1968年6月15日に発売。リリースされて1ヶ月程でオリコン・チャートの6位に初登場し、2週間後には1位を獲得した。

オリジナルの伝説GSナンバーとしてはこの曲がNo.1。ショーケン(萩原健一)のエモいヴォーカルが10代女子の心を誘惑した。Tempterには「誘惑」の他に「悪魔」の意味があることを考えれば、少女を魔界へ導く悪魔の囁きだったのだろう。湖に身を投げるように、瑛美さんに会いに行きたい。いや、"みどりの瞳"ということはネクロ魔の瑳里ちゃんか!

The Tempters Legend Of Emerald



●ミッシェル・ポルナレフ『愛の伝説』


ミッシェル・ポルナレフ(Michel Polnareff, 1944年7月3日 - )はフランスの男性ポップス・シンガーソングライター、コンポーザー。フランス共和国ロット=エ=ガロンヌ県ネラック出身。 フランスでは国民的歌手としての人気があり、日本でも「シェリーに口づけ」、「愛の休日」などのヒット曲で知られている。

70年代前半日本では英米以外の洋楽ヒットが多数あったことは以前書いた。金髪カーリーヘアーに奇抜なサングラスのミッシェル・ポルナレフは、ルックスだけならデヴィッド・ボウイやTレックスに負けない英米のロックっぽさを感じさせた。73年のこの曲は甘いバラードだが、フランス語の響きが哀愁のヨーロッパを感じさせる。「I love You Because(君を愛する、なぜなら)」というタイトルに「愛の伝説」と邦題を付けたのはGS時代の名残だろう。

I LoveYou Because - MICHEL POLNAREFF



●美少女戦士セーラームーン『ムーンライト伝説』


「ムーンライト伝説/HEART MOVING」は、DALI(ダリ)、及び高松美砂絵のシングル。テレビアニメ「美少女戦士セーラームーン」シリーズのオープニング主題歌として1992年3月21日に発売された。2000年6月21日にカップリングを「乙女のポリシー」に変更して再発。

セーラームーンの影響力は国境を超えて全世界に流布している。"萌えキュンソングを世界にお届け"するでんぱ組の大先輩である。"月に代わってお仕置き"するのがセーラームーンの信念なら、月光(ムーンライト)こそはその原点、まさに伝説であろう。幼稚園のときセーラームーンになりたかったという成瀬さんに、念願かなって「しょこたん❤でんぱ組」としてコラボしたしょこたん☆中川翔子さんの歌唱でお届けします。

ムーンライト伝説 中川翔子



●ももいろクローバーZ『Z伝説 〜終わりなき革命〜』


「Z伝説 〜終わりなき革命〜」は2011年7月6日に発売された、ももいろクローバーZの4thシングル。グループ名を「ももいろクローバー」から「ももいろクローバーZ」に改名して初めての作品である。オリコン週間5位。

ももクロが大躍進を遂げるきっかけとなったナンバー。「頑張れ」だけでなく"ももクロ流"に日本を元気に、というテーマは東日本大震災の復興に一役買った。「マジンガーZ」の水木一郎のゼットコールが印象的。ヒャダインこと前山田健一作詞作曲による「週末ヒロイン」「戦隊ヒーロー」ソングライティングは、「六つの光」でんぱ組に大きな影響を与えた。

ももいろクローバーZ/Z伝説~終わりなき革命~ ドラマ無し Full ver.(MOMOIRO CLOVER Z/Z DENSETSU -OWARINAKI KAKUMEI-)



伝説は
生きているから
作られる

●相沢梨紗『2.5次元伝説』


相沢 梨紗(あいざわ りさ、年齢非公開、8月2日 - )は、日本の女性アイドル。でんぱ組.incのメンバーで、同グループではリーダーを務める。大阪府豊中市出身。愛称はりさちー。でんぱ組.incでのキャッチフレーズは「2.5次元伝説!」、担当色は白。

でんぱ組の「伝説」といえばこのお方「ぷるぷる女神が○○(会場名)に参上!もっと愛してー」「愛してるよーっ!!」のコール&レスポンスででんぱ組最大のラブコールを受けるりさちーこと相沢梨紗さん。ラジオでアニソンを聴いて2次元になりたいと願う「中二病」だったことを「W.W.D.」で告白する彼女の伝説は、「2次元であるアニメに声で生命を吹き込んで3次元の存在へ具現化する声優は『2.5次元』なのではないか」と感じた当時の体験から始まっている。展覧会や衣装デザインで「2.5次元」を表現するりさちーマジ女神。8月2日生誕イベント応募しなきゃ。

【相沢梨紗】Promise of the World 我コソ世界ノ救世主【でんぱ組.inc】


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