The Birthday
Quattro×Quattro Tour’16
7月13日(水)渋谷クラブクアトロ
Open 18:00 / Start 19:00
INFO.SMASH 03-3444-6751
Quattro×Quattro Tour’16
7月13日(水)渋谷クラブクアトロ
Open 18:00 / Start 19:00
INFO.SMASH 03-3444-6751
3月9日(水)&10日(木)のZepp DiverCity 2days公演にて、昨年11月から5か月間、全国37ヶ所38公演のツアー<BLOOD AND LOVE CIRCUS TOUR>が終了したThe Birthday。その後チバユウスケがThe Golden Wet Fingersの全国ツアーを行い、The Birthdayの活動は休んでいるように見えた。しかし、単なる休息ではなかったことは、GWFのツアーファイナル終了の10日後にスタートした「Quattro × Quattro Tour'2016」で明らかになった。武道館公演を成功させ、2000人規模のホールを満員にする人気と実力を誇る彼らだが、根っこはロッケンロー純情派であることは忘れてはいない。人いきれで噎せ返るような天井の低いライヴハウスで空調も効かないほどの熱気で汗まみれになって堪能するロッケンロー。ステージも客席フロアも区別無く一緒に歌い一緒に叫び一緒に踊る熱い空間は、単に「一体感」や「共感」といった言葉では言い表せない、欲求不満や激情を吐き出す場でもある。歓びと怒りと笑いと悲しみが爆音と一緒くたになって渦巻く特殊な現象は、人間と人間の圧縮度に比例して倍増する。この夜、クラブクアトロで経験したのは、結成10周年の歴史も、48歳という年齢も、アルバムやシングルの数も、泣かせた女の人数も、学校の成績も、財産や社会的地位も、すべてから解き放たれて<ロッケンロー>を浴びるためだけの120分であった。長い人生の中では一瞬にも満たない瞬間ではあるが、瞬間風速とトキメキの濃度は10年分に匹敵する奇跡的なモーメント。365日に一度しか訪れない「誕生日(Birthday)」にも似た人生の祝福を800人の他人と一緒に体験できる機会は他には有り得ない。The Birthdayこそは、紛れも無い有言実行の使徒である。
The Birthday - さよなら最終兵器 (Short ver.)
↓
そ
の
20
日
前
↓
そ
の
20
日
前
↓
The Golden Wet Fingers 2016 TOUR
CHAOS SURVIVE INVADER
6月24日(金)恵比寿 LIQUID ROOM
OPEN 18:30 START 19:30
INFO.SMASH 03-3444-6751
CHAOS SURVIVE INVADER
6月24日(金)恵比寿 LIQUID ROOM
OPEN 18:30 START 19:30
INFO.SMASH 03-3444-6751
2016年4月9日からスタートしたGWFの全国ツアー(23都市 24公演)のラスト東京2daysの初日。チバユウスケがイマイアキノブと中村達也の先輩2名とともにロッケンローの楽しさを最大限に味わうトリオである、と筆者は考える。が、考えたのは後付けであり、GWFのライヴ中は思考回路は停止状態。衝動のまま走り続ける暴走列車のような三匹のマシンガン放射を、何の防御も無く全身で受け止め、弾の傷跡に次の弾を薬として塗り込みながら、治癒する前にその次の弾に殺傷され続ける。臨死体験に似たこのロッケンローの戦場に平和をもたらすのは、イマイアキノブ師匠が文字通り爆弾発言のように発する「なぞかけ大喜利」しかないのかもしれない。停戦調停が実を結び、この翌日の6月25日のリキッドルーム公演にて、GWFは活動を一旦休息することになった。
The Golden Wet Fingers - 世界中 (Digest ver.)
世界中
金色に濡れた
誕生日
世界中
金色に濡れた
誕生日