BO NINGEN “VS” LIVE Vol. 3
BO NINGEN / D.A.N.
07/20 wed Shibuya WWW
OPEN/START19:00 / 19:30
ADV./DOOR¥3,500 / ー(ドリンク代別 / オールスタンディング)
BO NINGEN from LONDON、最後のVSシリーズはD.A.N.との2マン!D.A.N.はVJも参加し、BOも照明スタッフ乗り込みで魅せます!ぜひご期待ください。---MAGNIPH(BO NINGENマネージメント)
●D.A.N.
2014年8月に結成された若いバンドだが、インディーシーンで高い支持を集めているという。会場で会った知り合いのファッションデザイナー氏は「若手ファッション関係者から絶大な注目を浴びる今一番勢いのあるバンド」と教えてくれた。イニシャルのみのバンド名からインストポストロックと思い込んでいたが、サポートの女性スチールパン奏者を含む4人の生み出すサウンドはミニマルながら実はかなりオーガニック。特にベースの反復フレーズはファンクとは異なるグルーヴを生む。ファルセットのヴォーカルは80年代シティポップ風で、トロピカリズモなサウンドと相まって、世界のどこにもないリゾート感を醸し出す。肩の力が抜けたユルさがとんでもなく心地いい。
D.A.N. - Dive (Live)
●BO NINGEN
打って変わってロンドンからの長髪男四人衆。メンバー自ら機材のセッティングを行う姿は日本ではあまり見ないが、海外では当たり前だという。WWWは天井が高いので、いくらハードな音を出しても団子にならず分離のいい音像が作られる。ヘヴィメタルやパワーロックと似て非なる彼らの重厚なサウンドが、この会場だと特にアート的な輝きを持つ。基底部にファットなベースを敷き、タイトなドラムで仮縫いし、二本のギターのハサミでズタズタに切り裂く。切断しかけた端切を結い直すのはヴォーカルの役目だ。アラン・ヴェガ追悼でスーサイドの「ゴースト・ライダー」を演奏。灰野敬二とは世代は違うが、NO WAVEの巨星の影響力を思い知る。女子ファンの黄色い歓声が新鮮だった。
BO NINGEN & LYDIA LUNCH - GHOST RIDER - SUICIDE ISLINGTON MILL 28/10/2015
タイプは異なるが、どちらも現代の音を奏でる核心的な対決イベントだった。
フジロック
ケイオス生んで
二十年
【勘違いの誹りを受けるのは覚悟のうえ。D.A.N.と同じ香りがするバンドたち】
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never young beach - 明るい未来(official video)