A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【BiS所縁の女子たちの水無月】でんぱ組/POP/BILLIE IDLE/テンテンコ/寺嶋由芙/BiSH

2015年06月03日 00時25分00秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


新生アイドル研究会=BiSの元メンバーたちの現在(いま)を総力取材により暴き出したドキュメント『検証!元BiSなりの現在(いま)』から1週間、ふと気がつくと記事に登場した少女の多くは、既にまったく別次元の状況に立ち向かっている。余りに早い進化のスピードは「諸行無常」「万物流転」「嗚呼無情」といった四文字熟語で書き表したい。更にかつてBiSの盟友であり楽曲エールを交歓した間柄のヲタク女子=でんぱ組.incも更にスピードアップし、もはや動体視力が常人の100倍ある超人ハルクでさえも、ひとり置いてきぼりで涙溢れると言われて久しい。そこで前回の特集から僅か168時間しか経過していないにもかかわらず、記者は再び戦地に赴く決意をし、BiS所縁(ゆかり)の女子たちの最新動向を探ってみた。命を賭けた迫真の潜入レポをお届けする。
【検証!元BiSなりの現在】寺嶋由芙/BILLIE IDLE/テンテン/プラニメ/LFAJ/ブクガ/BiSH/BiS


●プラニメ新メンバー4人加え「POP」に、ニューアルバム&ワンマンも


プラニメに新メンバーとしてイヌカイマアヤ、ヤママチミキ、シグサワアオ、ユメノユアの4名が加入。これに伴いグループ名をPeriod Of Plastic 2 Mercyの頭文字をとり「POP」に改名した。

5月31日をもってミズタマリが脱退したプラニメ。今回加入した新メンバーは4月より実施のオーディションによって選ばれた。新体制発表にあわせ、全員が顔を手で覆ったアーティスト写真も公開されている。

またPOPは8月4日に全10曲入りのニューアルバム(タイトル未定)をリリースすることも決定。さらにアルバムの発売を記念し、8月9日には東京・UNITにてワンマンライブ「Period Of Plastic 2 Mercy」を開催する。この公演のチケットはイープラスにて本日6月1日18:00から7日23:00まで先行予約を受け付ける。

Period Of Plastic 2 Mercy
2015年8月9日(金)東京都 UNIT


●BILLIE IDLE原宿ワンマン、スペシャル企画にメンバー参加抽選会


BILLIE IDLEが東京・ラフォーレミュージアム原宿にて6月6日にワンマンライブ「BILLIE IDLE(R) presents First Summer Days」を開催する。この公演内で実施されるスペシャル企画の一部内容が明らかにされた。

彼女たちのデビューライブが行われた会場・ラフォーレミュージアム原宿にて実施される今回のワンマン。当日はライブのほかに入場者全員へのプレゼント配布、特別な景品が当たるメンバー参加の抽選会が行われる。どのようなプレゼントが用意されるのか、ファンは楽しみにしておこう。チケットは各プレイガイドにて販売中。

またBILLIE IDLEのアルバム「IDLE GOSSIP(+)」が6月3日よりiTunes Storeにて配信されることが決定。デビューアルバム「IDLE GOSSIP」に収録の10曲のほか、アルバム単位での購入者は特典として、ライブでも披露されている楽曲「welcome idle」がダウンロードできる。


●BiSHが新メンバー募集、7月に東名阪ライブツアー&9月に新シングル


BiSHが新メンバーを募集している。

BiSの元マネージャーである渡辺淳之介が手掛け、5月27日に1stフルアルバム『Brand-new idol SHiT』をリリースしたBiSH。今年3月にオーディションを経て選ばれた5人のメンバーで活動を開始したが、4月にメンバーのユカコラブデラックスが脱退している。

新メンバーの応募資格は、レコード会社やレーベル、プロダクションなどと契約していない15歳から24歳までの女性で、経験は不問とのこと。応募締切は6月15日必着となる。詳細はBiSHのオフィシャルサイトで確認しよう。

なお、BiSHのニューシングルが9月4日にリリースされることも判明。さらに7月に東京、大阪、名古屋を巡るライブツアー『FLASH BACK ZOMBiES TOUR』が開催されることも発表された。なお、7月4日に行われる東京・下北沢のSHELTER公演のチケット予約は、往復はがきで受け付ける。



『FLASH BACK ZOMBiES TOUR』
2015年7月4日(土)OPEN 10:30 / START 11:30
会場:東京都 下北沢 SHELTER

2015年7月25日(土)OPEN 16:00 / START 17:00
会場:愛知県 名古屋 DAYTRIVE

2015年8月23日(日)OPEN 16:00 / START 17:00
会場:大阪府 福島 2nd LINE
料金:各公演 3,000円(ドリンク別)


●テンテンコ 5/21~ テンコ初舞台『再生』


岩井秀人×快快『再生』
2015年5月21日(木)~5月30日(土)全10公演
会場:神奈川県 横浜 KAAT神奈川芸術劇場大スタジオ
演出:岩井秀人
原案:多田淳之介
プロデュース:北川陽子
出演:
大道寺梨乃
野上絹代
山崎皓司
天野史朗
後藤剛範(国分寺大人倶楽部)
テンテンコ(ex.BiS)
中林舞
ユーザーアクション
フォロー中

テンテンコ @tentenko_ooo 5月21日
テンテンコ初舞台、快快「再生」初日、無事に終わりました!見に来てくれた方ありがとうございましたっ舞台から結構みんなの顔見えたよ。ひとまず燃え尽きました...明日からまた燃やします。


テンテンコ ‏@tentenko_ooo 5月22日
快快「再生」二日目終わりました。今日はコショージとプールイが来てくれたよ。コショージはお仕事で直ぐ出ないといけなくてプールイとだけ会いました。久々の再会~!明日もがんばるぞ。


テンテンコ ‏@tentenko_ooo 5月26日
快快の「再生」毎日やっております。公演も残すところあと4回となりました。早いです。中林さんの降板と代役の岡田さん。皆それぞれの思いを考えると張り裂けそうになります。しかし残された時間は限られてるから、全力でやるのみ。ただストイックに進むのだ。もう止まれない!!シャーーー!!!!!


テンテンコ ‏@tentenko_ooo 5月30日
快快「再生」全公演、終演しました...!お越しいただいた皆様ありがとうございました。衝撃的な出来事でした。参加できたこと誇りです。誘って頂いたよんさん感謝。ヌケメさんも感謝。受け入れてくれた快快の皆、お客さんもありがとう。爆発した!



●寺嶋由芙の24時間


#寺嶋由芙@ふへへへへへへへ大作戦 ‏@yufu_0708 22時間22時間前
#配信本番前にたまたまきっか(吉川友)さんに会えてとても楽しかったので報告させてください
きっかさん「ゆっふぃーだ!どこの国から来たの???」
ゆっふぃー「じゃぱんだよ…(゜ω゜)」
きっかさん「あれでしょ、ぐふふ!ぐふふ!」
ゆっふぃー「ふへへだよ、ふへへ…(゜ω゜)」
#なんて自由

#寺嶋由芙@ふへへへへへへへ大作戦 ‏@yufu_0708 3時間
YouTubeで「ゴッホの休日「turnout 」feat.寺嶋由芙」を見ませんか(゜ω゜)?



#寺嶋由芙@ふへへへへへへへ大作戦 ‏@yufu_0708 3時間3時間前
YouTubeで「My Name」START OF THE DAYを見ませんか(゜ω゜)?





アイドルを
研究したら
幸せに

●ハローキティが加入したでんぱ組.inc、MVで恋する女の子演じる


でんぱ組.incとハローキティのユニット「ポケムヒもったでんぱ組.incと、ハローキティ」がコラボ曲「ムなさわぎのヒみつ?!」のミュージックビデオをユニットの特設サイトおよびポケムヒのYouTube公式チャンネルで公開した。

MVはハローキティの「女の子はね、恋をしたら、リボンをするものなのよ」というセリフからスタート。恋する女の子を演じたでんぱ組.incのメンバーが、次々にリボンを手に入れていく様子が描かれている。また彼女たちはMVの中でハローキティとともにキレのあるダンスを披露しており、撮影時にはハローキティと円陣を組み、「よっしゃいくぞー!」と気合いを入れる一幕も見られたという。

「ムなさわぎのヒみつ?!」はでんぱ組.incが6月17日にリリースするシングル「おつかれサマー!」初回限定盤Bのカップリングとして収録される楽曲。さらに初回限定盤Bには、「ムなさわぎのヒみつ?!」のMVを収めたDVDが付属する。



相沢梨紗 コメント
歌詞がすごく乙女ちっく。実はでんぱ組.incは恋の歌って今まであんまり歌ったことがなかったんですけど、今回はダイレクトに“片想い”がテーマになっています。そんな中で“ムヒ”を連想する言葉遊びもあって、すごくワクワクする曲に仕上がったなと思います。

古川未鈴 コメント
MVはキティちゃんと一緒に踊るシーンが一番の見どころですね! あとは、 衣装がすごく可愛い! 普段はメンバーカラーの衣装だけど、今回はキティちゃんとお揃いでみんなピンクなので、そこも是非注目してみてください。

夢眠ねむ コメント
今回全部可愛いんだけど…“ムヒ”ということで、かわゆく身体を掻いてるところがあったりします。 すごくかわゆくしてるのでわからないかもしれないけど、見つけてくれたら嬉しいです。



    
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ムーミンの国フィンランド発!第二弾:来るべき即興の地平をブロウするサックス奏者『ミッコ・イナネン』

2015年06月02日 00時58分45秒 | 素晴らしき変態音楽


ミッコ・イナネン・ウィズ・ウィリアム・パーカー&アンドリュー・シリル
Mikko Innanen with William Parker and Andrew Cyrille

ソング・フォー・ア・ニュー・ディケイド
SONG FOR A NEW DECADE

TUM Records TUM CD 042-2

Mikko Innanen (as, bs, cl, fl, whistles, perc, etc.)
William Parker (b) CD-1 only
Andrew Cyrille (ds)

CD-1
1. Song for a New Decade
2. The End Is a Beginning
3. Karl´s Castle
4. Look for the Red Door
5. A Morning, a Day, a Night
6. See You at 103
7. Blue in Nublu
8. Small and Big Steps

CD-2 Songs for This Decade
1. Song 1 08:45
2. Song 2 06:50
3. Song 3 05:07
4. Song 4 12:58
5. Song 5 12:26
6. Song 6 09:18

All compositions by Mikko Innanen, except "Look for the Red Door" by Mikko Innanen, William Parker and Andrew Cyrille and "Songs for This Decade" by Mikko Innanen and Andrew Cyrille


Photos by Dominik Huber

即興音楽の来るべき十年を予感させるワン・ホーン・トリオ-α(マイナス・アルファ)

サックス偏愛家として筆者が最も好むジャズ・コンボのスタイルはワン・ホーン・トリオである。アルバート・アイラー・トリオ(ゲイリー・ピーコック、サニー・マレイ/カッコ内はベース、ドラムスの順、以下同)、オーネット・コールマン・トリオ(デイヴィド・アイゼンソン、チャールズ・モフェット)、バイロン・アレン・トリオ(メイシオ・ギルクライスト、テッド・ロビンソン)、坂田明トリオ(アデルハルト・ロイディンガー、森山威男)、クリス・ピッツイオコス・トリオ(マックス・ジョンソン、ケヴィン・シェア)など、研ぎ澄まされた即興演奏の交歓度を最大限に発揮するのは、ジャズの星空の大三角形=トリオ編成にとどめを刺す、という妄信。独りだと行き過ぎそうな激情が、三つ巴の緊張状態のバランスを保ちながら、かと言って三竦みに陥ることなく、昇華され止揚され発憤されたサウンドは、トライアングルのトキメキで聴き手の心と身体を刺激する。

『新たなる十年のための歌(Song for a New Decade )』と題された本作は、1978年生まれのサックス奏者ミッコ・イナネンと、1959年生まれのベーシスト、ウィリアム・パーカー、1939年生まれのドラマー、アンドリュー・シリルによる、トリオ半分、パーカー抜きのデュオ半分からなる。イナネンは母国フィンランドだけでなく北欧、さらにヨーロッパの21世紀フリージャズ・シーンを代表する新感覚派として精力的に活動する。2008年以降何度もニューヨークに長期滞在し、多くの音楽家と交歓してきた。



そんな交流の中、2010年1月にブルックリンでレコーディングされたのが、パーカーとシリルとのトリオ演奏のCD-1である。即興音楽の偉大な先達と共にプレイすることに、30代の新進演奏家は初めは緊張したそうだが、すぐにリラックスして自分らしいプレイをすることこそ、先輩二人への最大のリスペクトであることを理解したという。三人共作のM-4以外は全曲イナネンの作曲。同時代のNY即興シーンの演奏家たちと同じく、即興と作曲の両面を垣根なく兼ね備えたフレキシビリティを内包するイナネンの演奏理念が見事に二人のベテランに共有され、まさに三位一体の「トリオ」としての演奏を繰り広げる。ブックレットには、曲ごとにイナネンによる日記風のコメントが付されている。全曲ニューヨーク生活の経験から生まれた楽曲である。

「2009年最後の日に、サウス・イースト・ウィリアムスブルグのライアン・ブロトニックの古い店でひとりぼっちで過ごした。新たなる十年の前夜。ちょっと困惑。ブロトニックのアコースティック・ギターで大騒ぎ。一緒に合唱。新しい時代の始まりを待ちながら。」(Song for a New Decade)

CD-2はイナネンとシリルのデュオで、2012年6月に同じくブルックリンでレコーディングされた。決め事なしの完全即興演奏。6つのパートに分かれているが、実際はノンストップの演奏を、CD収録のために分割したという。「トリオ-(マイナス)ワン」は2ではない。CD-1とはまったく異なる音世界を創造した。二人の即興演奏家が、40年の歳の差をものともせず、思う存分語り合い、笑い合い、罵り合い、泣き合い、抱き合った記録をそのまま収録した迫真のドキュメント。この演奏を『今の十年のための歌(Songs for This Decade)』とタイトルしたのは、これが、過去や未来ではなく、今ここにいる二人の現在の記録に他ならないからであろう。



国境と世代を超えた音楽家の交歓により、未来に向けてのパワーと、現在進行形のエネルギーを発散する本作は、ワールド・ワイドに拡大し続ける即興音楽の生んだ芳醇な果実である。筆者のワン・ホーン・トリオ偏愛歴に新たな1枚が加わった。(2015年5月16日記:剛田武)

サックスと
コントラバスと
ドラムセット



ムーミンの故郷フィンランド発、謎の脱力泥酔アシッドフォークユニット『カレリア』

☆ジャズと現代音楽と即興音楽の情報サイト
『JazzTokyo』
最新号が更新されました
JazzTokyo
NY即興シーン最新コラム『Jazz RIght Now』
ウィリアム・パーカー・インタビュー、
ペーター・ブロッツマン来日レポート、などを寄稿しました

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【山口小夜子に捧ぐ】灰野敬二/飴屋法水/山川冬樹/伊東篤宏/PLASTICS/宇川直宏/黒田育世

2015年06月01日 00時28分28秒 | 灰野敬二さんのこと


山口小夜子展イベント『小夜子 光と闇の夜』

「山口小夜子 未来を着る人」展関連イベントとして、小夜子に捧げる夜会「小夜子 光と闇の夜」を開催します。
古典的な美のミューズである一方で、常に新しくオルタナティブな表現の追究者でもあった山口小夜子。そのスピリットを彼女と分かち合い、ともに活動したミュージシャン、映像作家、ダンサーたちが一堂に会し、その濃密な表現世界をよみがえらせます。一夜限りの豪華な競演をお見逃しなく!

日時|2015年5月30日(土) 18時半開場 19時開演 
主催|東京都現代美術館 
場所|東京都現代美術館エントランスホール
出演者|
A.K.I.PRODUCTIONS、宇川直宏(with ハチスノイト)、PLASTICS(立花ハジメ、中西俊夫)、黒田育世、伊東篤宏、灰野敬二、生西康典×掛川康典(飴屋法水、萌(Moe and ghosts)、藤田陽介)、山川冬樹
料金|3,000円(オールスタンディング)



山口小夜子の名前は知っていたが、回顧展が美術館で開かれる程大きな女性だとは不勉強にも知らなかった。10年ほど前「蒙古斑革命」というウェブサイトに灰野敬二との対談が掲載され、ファッションモデルが一体何故?と思った位である。そのウェブサイトは既に閉鎖、同じ対談が『ソトコト』という筆者に縁も所縁もない雑誌に掲載されたのを、確か持っていた筈だが見つからない。どんな内容だったか具体的には覚えていないが、相手が誰でも灰野の話にブレは無い、と持ったことだけは覚えている。同じ頃に別の企画で内田裕也との対談もあり、今思えば21世紀に入って灰野やマイナー文化への関心が高まっていた時期と言えるかもしれない。



2015年4月11日(土)から6月28日(日)まで東京都江東区清澄白河の東京都現代美術館で開催の展覧会「山口小夜子 未来を着る人」には、音楽や芸術に深い関心と繋がりを持っていた山口小夜子に因んだ映像作品やインスタレーションも展示され、宇川直宏、山川冬樹、生西康典、掛川康典、エキソニモ、森村泰昌などが参加している。小夜子の声と共に灰野や飴屋法水の声も使われているらしい。らしいというのは筆者がまだ展示を観ていないからであり、この日参加したのは展示の時間が終了後、照明の落ちた美術館エントランスホールで開かれた関連イベントである。暗いロビーの突き当たりにステージが設置され、観客は床に座って眺めている。足元が見えないくらい暗く、何基かある照明ライトの他は、スタッフの懐中電灯と戸外を走る車のヘッドライトだけ。



出演順:各15分のパフォーマンス
1. A.K.I.PRODUCTIONS
床に響く低音ビートに通り過ぎる警備パトカーのライトの点滅がナイス演出。

2. 宇川直宏(with ハチスノイト)
スクリーンに小夜子の肖像コラージュを映し、対面してモジュラーシンセを操る宇川の捧げ方。

3. PLASTICS(立花ハジメ、中西俊夫)
二人プラスチックス。リズムボックスがあれば何処でも出来るテクノポップはApple Watchを35年先取りしていた。

4. 黒田育世
ラベルの管弦楽で踊るダンサーのバネのしなやかさは、布が風に舞うのと同じ。

5. 伊東篤宏
点滅照明灯が目に痛くて俯いていたら突然襲った地震の横揺れがナイス演出。

6. 灰野敬二
厄払いのOTOの火打石とホールを満たす声明が天空の扉を開いた。

7. 生西康典:構成/台本/掛川康典:映像/飴屋法水、萌(Moe and ghosts):朗読/藤田陽介:演奏と歌
火と旅をテーマにした語りの劇は音と言葉の先にある道行きへの誘(いざな)い。

8. 山川冬樹
客席から現れた仮面女子は奇声を上げる野獣の変化。人間界と天空界の亀裂に生じた降臨の儀。

暗いロビーを歩きながら、山口小夜子という女性の存在が自分の心の中で膨らんでいくのを感じていた。近いうちにまた小夜子に会いに来なければならない。




『山口小夜子 未来を着る人』展イベントレポート

服を着る
だけがモデルじゃ
ありません


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