おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「終わりの始まり」

2005年08月08日 | Weblog
ジリジリ頭の毛を焼くような暑い一日は、札幌だけではなかったね。
大江戸・永田町は解散総選挙に突入で、先生方にとっても熱~い一日となりました。
テレビで解散シーンを見たけれど、先生方のお馴染み万歳シーン、こんな力のない、元気のないのは見たことない。
「はぁ~解散かよぉ~」「もう戻ってこれんかもね、シクシク」「なんでオレが小泉と心中せなあかんの、トホホじゃ」
てな心境がはっきり伝わるヘナヘナのバンザイでござった。

あれこれの予測では、民主単独政権もしくは民主公明政権、または民主と新党の連立政権だそうだ。
戦後ほぼ一貫して権力を握り続けてきた自民党がいよいよ「賞味期限切れ」でござる。
まぁ、長すぎたね。
前立腺肥大で、キレの悪いチョロチョロ小便が綿々と続いた感じ。
手術でももう間に合わん。

第一、衆院を解散して、仮に自民党が大勝利(考えられんがね)しても、参院は全く同じメンバーだもんねぇ~。
自民大勝利でも、「郵政民営化」は参院で通らんわけで、「なに考えてんだか、小泉さん」状態。

ガリレオを例えに出して「それでも地球は動く…」とか記者会見で言い放った大変人。
公約をシッカリ守って「自民党をぶっ潰す」ことに大成功。
民主党・ブッチャー小沢の高笑いが聞こえるようじゃ。

大笑いしたのは、森元総理のぶら下がり会見。
缶ビールと干からびたチーズを持って「ねぇ、これだも…」。
しっかり歴史に残るトホホな元総理。
あんな惨めな「先生様」は空前絶後じゃね。

考えてみれば、社会党片山政権、8ヶ月の細川政権を除き、戦後ずぅ~っと自民党っていうのがそもそも異常。
どの政党でもいいから今後10年くらい政権担当し、また別の党で10年かそこら、そんなんでいんでないの。
「権力、必ず腐敗の法則」なんで、コロコロ変わったほうが良いに決まってますです、ハイ。

自民党長期政権、「終わりの始まり」でござる。