おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

豪雪でござる

2012年12月20日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス8度。雪も連日ジャンジャンガンガン降っておって、けっこう凄いことになってます。

きのう午前9時段階で、総降雪量292センチ、積雪115センチだそうな。きのうは午前9時以降にごっちゃり降っておる。

ご当地は年間の総降雪量が14メートルにもなりますから、これでもまだ序の口。とはいえ、例年になくスピードが速い感じがしておる。

今もジャンジャン!! 物置小屋と薪小屋は、ご覧のような状態で、きょうあすにもなんとかしないと、とんでもないことになる。あせあせしておるのでござる。

きのうは午後になって、ようやくニセコのH力自動車の方がやって来て、除雪機の修理が終わりましたです。

プラグのソケット内にある金属片は、しっかり錆びておったです。作業していたおっちゃんが「錆びやすいんだよねぇ」と言っておった通りでござる。

しつこいようですが、錆びやすいところを、ちゃんとチェックするのがメンテナンスってもんです。「ちゃんと動くからみなくても大丈夫」ってことで「料金はいただきます」なら、座っただけで何万円という「ぼったくりバー」と一緒だと思うけど、どうよ?

さて、

東電の社長が共同通信のインタビューに答えて、「原油価格が上がる時もあれば戦争が起こることもある。大きなうねりに対応する選択肢が必要だ」と指摘し、「ゼロを目的にするのはどうかと思う」と述べたそうな。

なに言ってんだか!! 「大きなうねりに対応する選択肢が欲しい」のは国民の方でござる。電気事業が独占されておるから、9電力会社からしか電気が買えませぬ。選択肢がないのじゃ。

ちゃんと発送電を分離して、地域に多くの発電会社があったなら、ヨーロッパの各国のように様々な電気を買うことができまする。

競争原理が働けば、アメリカの9倍の値段のでLNGを買ってきて、それで発電するなどという資本主義では考えられないトンデモない異常事態は、あり得ないのでござる。

第一、「ゼロを目的にするのはどうかと思う」は笑止千万じゃ。コントロールもろくにできないくせに、原発をまだ持っていようという根性が許せん。

しかもトイレのないマンションなのじゃ。核廃棄物を捨てるところさえ、どこにもないのに、まだ動かすんかい!!

福島県県民のみなさんは、東電社長のこの発言をどう聞くかね? ついこの間も大きな余震があったばかり。フクシマ第一原発4号機の使用済み燃料、この先予想されるさらなる余震に耐えられるか?

自民党が大躍進したからこその発言だろうけど、民意はというと、「維新、みんな、未来」の3党で2090万票とった脱原発でござる。

わずか1662万票の自民党ではござりません。

東電社長よ、調子こいてはいけませんです、ハイ!!