おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

とうとうメッキも剥げた安倍晋三

2019年01月25日 | Weblog

寝坊です。

午前7時40分の気温はマイナス5度。

積雪も5センチ程度で、いまは晴れのお天気です。

きのうは終日大荒れが予想されましたが、ご当地は午前中で終わり。

すっかり肩透かしでござった。

ま、大きな事故などもなく良かったというべきでしょうね。

さて、

マスコミが大騒ぎした日ロ首脳会談ですわ。

ネズミ1匹も出てこない、領土問題についてはなんの収穫もない、首脳会談。

なんとも呆れました。

「外交の安倍」すっかりアジャパーだ。

これまで保守系メディアは、あたかも北方領土が還って来るような論調でしたけど…

産経新聞だけは「日露首脳会談 平和条約前進を確認 領土『解決は可能』」との見出しでしたけど、一方的な会見でもプーチンさんからも安倍さんからも、領土の「りょ」の字もでていない。

ここで安倍官邸の広報として活躍する元時事通信の「田崎史郎さん」の登場だ。

TBSの「ひるおび!」では、「安倍首相関係者によれば日ロ首脳会談後 安倍首相はプーチン大統領との理解が深まった」と話している。

でもって、「理解が深まったってどういうこと?」と聞かれたら、こう答えた。

「理解が深まったって意味は……進展がなかったという意味ですよ」やっぱそうなんだ。

おぢも世間もそう思いましたよ。

だって過日も紹介したけど、ラブロフ外相は北方領土を「南クリール諸島」と呼びなさいと言い、「第二次世界大戦の結果受け入れが絶対的な第一歩」とも言った。

こんな状態で、北方領土問題が前進するなどとは思えない、と誰しも思う。

安倍さんのちょうちん持ちの田崎さんでも「進展がなかった」としたのは無理もない。

ってことで今回25回目の日ロ首脳会談でも領土問題はゼロ回答だ。

申し訳ないけどそろそろ「外交の安倍」の看板は下ろしてはいかがか?

そして、安倍内閣の一丁目一番地であるアベノミクスだ。

きのうの読売新聞電子版の見出しはこうだった。

「給与伸び最大0.7%下げ」「勤労統計 修正値公表」

いやいやこれでは分かりにくい。

去年6月、賃金は「3.6%増と21年5か月ぶりに高い伸び率を示した」と胸を張ったのは誰あろう安倍さん自身だ。

アベノミクスはたいしたうまく進んでおることを印象づけた。

これが実は「盛った数字」だったことが、今回の勤労統計の修正で分かったのです。

だれが盛ったのか、だれの指示で盛らせたのかはわかっておりませんけどね。

一丁目一番地のアベノミクスも数字を盛って大成功を装ったわけ。

外交の安倍も、北方領土が今にも返還されると国民を錯覚させて、今回の体たらくだ。

なんだかんだ言って、あっちもこっちも、さっぱりダメジャン!! って話なのだ。

ここはとうとう安倍さんの「メッキ」まで剥げてしまったのだと申しておきましょう。

最近は、憲法改正をめざして、衆参同日選挙まで噂されておりますが、ここは「ふざけるな!!」とも付け加えておきましょう。


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