グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

海のおくりもの

2017年12月08日 | 火山・ジオパーク
先週、海なし県の岐阜から遊びにきた4歳児T君を
大島で一番長い砂浜のある「砂の浜」に案内しました。

海の楽しみ方は入るだけではありません。

砂浜には色々なものが落ちていました。
なぜか浜のあちこちに落ちてるクルミ!
風化しかけたものも新しそうなものもあります。
どこからどう流れてきたのでしょう??


木の破片が恐竜の頭みたいだそう。

ほんとだ!!!

拾ってるものを見せてもらいました。
貝がらも木もサンゴも石も海藻もぜーんぶある!のがうれしかったです。
キミの目にも全部たからものに見えるんだね✨



残念ながらゴミも流れつきます。
ゴミが落ちてる光景はただでさえ悲しいのに、ただ
「海にゴミが落ちている」と子どもに言ってしまうのはあまりに悲しいので

人間が作ったものと
自然が作ったもの
両方落ちてるね~

と言ったら
私が集めていた「人間が作ったものシリーズ」
のところにこんなものをもってきてくれました

白いキノコのよう!


私も見つけました

チェスのクイーンとキングの駒みたいじゃないですか?!

T君が見つけた
「自然が作ったものシリーズ」


お母さんが拾ってきたパックに入れてきれいに並べたら
器を指して「人間が作ったものだからこっちじゃない!」と言ってました笑

こうしてみると人間の造形も面白いですが、
並べて対比させると
欠けても砂にまみれても衰えない自然の造形美に比べて、
人間の作ったものシリーズは、、、
うーん汚いとは言いたくはない。。。
敢えて言うなら、粗い、という感じでしょうか
工業品だからかなぁ??

あ、背景がちょうど白と黒になってる!
遠目で見ると黒側もきれい。

ところでだいぶ前のことになってしまいますが、
今年11月1日に、ジオガイドの会主催で初めての「クリーンナップデイ」を開催しました。
ちょうど台風一過の後、
元町の弘法浜の横、下高洞遺跡の前の地引浜を10人弱で1時間しただけで、
ゴミ袋13個、45キロも集まりました。

人数が集まるとこんなに短時間できれいになるのかと感動しました。

まだまだ必要なところはたくさんあるので、
自主的な取り組みとして続けていきたいと思いますが、
「ゴミ拾い」だけでなく、
「宝物さがし」(=ビーチコーミングと言うそうですね!)
の意味も同時に持たせたいな、というかあるな、と思いました。
あ、もちろん山もきれいにしていきたいです。
マウンテンコーミング??頂き物は節度を守って。

何かいいもの見つけたのかな??

クリーンナップ後にNさんがリードしてくれた溶岩流観察がついていたのも
ジオガイドの会主催ならではで良かったです。
これから続けていきたいです(あい)



コメント
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