グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

大島のハレの日

2017年12月25日 | 歴史・文化
こんな道祖神を見つけました

昭和初期の元町地区の嫁入のものだそうです

新郎は紋の付いた羽織(袴は無し)新婦はソーメン絞りの被り物(特別な時の被り物)、前垂れ、袢纏 花嫁道具に無くてはならない水桶(写真の右下にある物)。これから水くみの毎日(多分今までもやって来たのだろうけれど)
 
娘の髪の結い方から大人の髪の結い方になる(サイソク髷からインボンジリ髷へ)これもいつの時点で変わるのかが不明(結婚が決まった時か嫁いだ時か?)

足入れ婚(嫁になる前に婚家の見習いをする)なる風習が有ったり、嫁になるとすぐにその
家の女主となり家の切り盛りをする。
お父さんお母さんは隣の“いんきょ”に移る(兄弟も)このいんきょは別棟であるがとても狭いので兄弟が多いところはどうしたのか気になる所、当然独立した兄弟も居るようですが。ヨーロッパではスープの冷めない距離と言いますがまさしくすぐ隣で別棟にあるトイレより近いのではないかと思います。一応、郷土資料館の古民家の距離で考えてみています。郷土資料館の古民家は元町に有った住居移築してあり当時一般的なものと聞いています
今ではさすがに隠居はしませんし若夫婦は新居を建てたりして独立するのは都会と同じです。

大島は集落ごとに違う風習を持っていたりしますので他の地区の話も聞いてみたいと思います(しま)
コメント
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