グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

イズホソバテンナンショウ

2019年05月13日 | 植物
これなんて言う花か分かりますか?
イズホソバテンナンショウ  と言います
テンナンショウ(天南星)天の南の星この字が私はとても気に入ってしまったのです(結構昔に)春になるとこの苞が見つけられるのです。でも、『食べてはいけないよ』との事。サトイモ科でコンニャクイモに似た根があるそうですが、まだ掘り上げたことはありません。(まだね)

去年の事.
ある本でテンナンショウは異株で雄花に入った虫は雌花に入り花粉を付けると有りました(これって普通の事でしょ?)
本の続き
雌花に入った虫は雌花から出られない
えー!虫は犠牲になってしまうの?そんな~    本当に!?

今年、捜しに行きました


足元から小さい葉が芽吹いています。宿根草なので新しい芽吹き


これが花に当たるところ


方向を変えて


外側からだと雄花か雌花の区別がつかない

花粉が有るので雄花ですね


剥いてみる


こちらが雌花、秋になると小さなトウモロコシのような形で赤くなる


パフパフ 静かに触ってみる

剥いてみなくても どちらか分かりそう

細葉テンナンショウととても似ている物が有
葉も似ているのですが葉より下に花が有る

口から釣りざおのような物が出ているのでウラシマソウと言う


ムキムキ


雄花


雌花です。天南星にそっくり


花が終わりました

剥いてみましたが雄花でした。雌花でしたら虫が入っているかも(死骸)

雌花をいくつか見つけましたが虫が自由に出入り出来そうで閉じ込められることはなさそうでした。この2種類の花。植物ですがウラシマソウはなぜあんな紐(釣りざお?)を伸ばしているのでしょうか?もしかして ここから虫を花に誘導しているのでしょうか?

土の上まで伸びています。
植物は何かのために伸ばしているです 何だろう?(しま)


コメント
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