グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

海岸の花園

2019年07月18日 | 植物
3日後に、島の南部にある「筆島海岸」の遊歩道ガイドを頼まれているため、下見に行ってきました。

まず、ハマカンゾウの花が目にとまりました。

夏の海に似合う、明るいオレンジ色です。

同じく、華やかで目立つスカシユリ。


名前の由来は、上から花を見ると納得できるかも😀


香りの良いハマゴウも、花畑になっていて…


虫たちが飛び回っていました。


うつむいて、控えめ(?)に見えるシマホタルブクロは…


真下から覗くと、なかなか綺麗です😀


ところで、火山の噴火で島としての成長を続けてきた伊豆大島には、空から降ってきたマグマのしぶきが海岸にも積もっています。

粒々の小石が積もる層は水はけが良くて崩れやすいのですが、それでも何種類もの植物が生きています。

乾燥に強そうな、厚い葉を持ったタイトゴメ。


同じく、厚い葉っぱのハマボッス。


シワシワの葉で、火口周辺にも生えるラセイタソウ。


ラセイタソウは、花盛りでもありました😀

小さな棒のような花に見えない花。
「え?、これが花?」とよく驚かれますが…

真横から見ると、しっかり花が見えます。

え?
まだわかりにくい??

では…

ってな感じで、しっかり咲き誇っていました!
(地味だけど・笑)

その他、派手なオレンジ色(ヒメヒオウギズイセン)や…


白くて大きくて妖艶な感じの(?)花(ハマユウ)などなど…


明後日のツアーでは、夏の海と火山と花々を楽しめそうです😀

(かな)
コメント
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