グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

学生さんとの2日間

2019年07月25日 | ツアー
夏休みに入り、連日学生さんの合宿で歩いています。

sは、毎年大島に来島してくれているM中学校の生徒さんを嶋田と2人で案内しました。

最初は三原山に登る予定でしたが、濃霧と霧雨で裏砂漠半日ツアーに変更。

「森のトンネルを抜けると何があるんだろう?」と思うような、幻想的な雰囲気の中を進むと…


なぜか道を横断中のカタツムリが、次々に出現!

合計16匹ぐらい現れて、踏みつぶさないように下ばかり見て歩きました(笑)

霧に包まれた裏砂漠では「見える範囲にいること」を約束して、自由に遊びました。

寝転がっているのは先生で「ここに住んでもいい!」というぐらい、裏砂漠を気に入ってくれていました(笑)

みんな友達同士で次々に遊びを考案!

上の写真は、シンプルな鬼ごっこです(笑)

驚いたのは、生徒さんたちが大島の火山や植物について良く知っていたことです。

ハチジョウイタドリの根が長いことも知っていました。
前日の火山博物館での、学習成果みたいです😀

霧はだんだん薄くなり、行きは真っ白だった“ジオ・ロックガーデン”は…

なかなか素敵な雰囲気に!(生徒さんは、アヒルを発見していました)

私が「ピースをしているナニモノカ」に見えていた溶岩を、生徒さんたちは「カタツムリだ!」と表現。

カタツムリ…そういえば行きにいっぱい見ましたものね(笑)

「再生の1本道」は、流れる雲のおかげで、ホレボレするほど美しい風景でした。

周囲からも「地球すごいなぁ」という声が聞こえてきました。

不思議なことに、帰りはカタツムリが1匹も見つかりませんでした。
晴れるのを察知して、どこかへ急いでいたのでしょうか??

森の中では、誰かが地面に落ちている鳥の巣を見つけ観察したり…

(「よくこんなに綺麗に作れるなぁ」と感心する声がチラホラ)

数日前よりちょっぴり大きくなった、ヒキガエルの子どもを見つけたり…

中学生男子らしい発見がいっぱいのツアーでした💕

そして昨日は、O女子大学付属高校の大自然科学部の女子高校生たちと歩きました。
雲が多くて比較的涼しく、歩きやすい日でした。

学校の頭文字はOだけれど、漢字で書くとTってことで…

Tポーズ!

火口展望所でも、Tポーズ!

😀

眼下に流れる雲を見ながらの、ランチタイムも快適でした。


目の前が真っ白になったり…


また海が現れたり…

躍動感のある雲の動きに見とれました😀

広い空間に身を置くと、学生さんたちが自由な発想で遊びを編み出すのが楽しくて、この日もチョッピリ自由時間を作りました。

山の斜面で、またまたT!(笑)


そして、こんなアイデアも!





イタドリの小山から“ポ〜ン!”と飛び出る女子高生!
メチャ面白かったです!!

一番先にここに到着したという生徒さんは、岩を椅子にして優雅に休憩。

クラブ名の通り「大自然」を楽しんでいるように見えました。

ところで昨日はツアー開始前と終了時に同じ場所で写真を撮ってみました。

開始前。


終了時。

霧も青空も体験してもらえて良かったです😀

みんな元気に歩いてくれて、ありがとう!

(かな)
コメント
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