グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

波浮水の話

2020年02月10日 | 火山・ジオパーク

1月に開催された「大島水の話」何年も前から聞きたかったもの。自分の今使っている水はどの様に作られているのか?

島に来て約40年その時代にはすでに水に不自由ことはなくなっていましたが、その水は何処からやってくるのか?

自分なりに聞いてみたり調べて見たり

 

南部の水は

南部浄水場ここで作られているそうです(何故か建物の裏側から)

 

では、その原水は?

過去には1カ所の湧水

多分ここ しかし、今は波の影響で取水が不能に成ってしまった

 

あと4カ所の井戸の内

1カ所は水質悪化で使用していない(ここはどこ?)

1カ所は滅菌処理のみで使用(ここは何処の事だろう)

2カ所は塩分濃度が高いので脱塩処理して使用しているとの事

 

“大滝”と呼ばれている所にある水道の小屋

 

差木地にある“ハマンカー”

ここは今取水が有るのでしょうか?もしかしてここが取水禁止の所か?

 

波浮港の上と下を結ぶ階段の中ほどに

多分これが塩分を含んだ水の管でしょう

以前、波浮の港に沢山の水が落ちて居た所の上部に当たるので

 

 

南部浄水場で作られた水は浄水場の上にある貯水場送られます

波浮の港や避難桟橋が見えます

 

天気の良い日は遠く千葉が見えます(見晴らしが良いのですが年々木々が生い茂っています)

 

山の途中にある機械室

 

高いところに送られた水は波浮方面と差木地に送ります。この時は高低差を使い流すだけ

流れて着いたところは

 

波浮の小高いところ、隣に波浮港の功労者平六氏のお墓が有ります

 

ここから水はやはり高低差によって私の家の蛇口から出てきます

 

去年台風時に停電によって断水になったことが有りましたが、高台に水を汲み上げる時に電気を使用するので断水になってしまったとの事。

しかし、我が家では時間差が有ったのはその為だったのかと納得

 

沢山の手によって出来上がった水 大切使わせていただきます(しま)

コメント
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