先日のツアーでマツバランらしき植物を写真に撮りましたが、「本当にマツバランなのか?」「他にはいないのか?」が気になったので、1月19日に調べに行ってきました。
場所はジオロックガーデンに入ってすぐのあたり。
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(写真の左下に写っているのですが、わかるでしょうか?)
まず「本当にマツバランなのか?」の疑問は、あっさり解決しました。
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この形、どう見てもマツバランです!(笑)
ヒョロヒョロと伸びた小さな個体の隣には、何本かがまとまって生えていました。
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タワシみたい🤣
マツバランは根も葉もなく、茎だけしかない最も原始的なシダなのだそうです。
地域によっては「絶滅寸前種」となっていて、私も伊豆大島で見たのは14年間の中でたった1回だけです。
そんな珍しい植物が、溶岩地帯に現れるとは!!(30分ぐらい歩いた範囲では、他のマツバランは見つかりませんでした)
近づいてよく見たら、葉先が何者かに食べられたのか、白くなっていました。
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隣の大きい方を観察したら、葉の先は緑色。
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「小さい方はキョンに食べられたのかも?」と思って周りを見たら
近くにある“ノキシノブ”というシダにも、キョン(たぶん)に食べられた跡が!
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あ〜あ…
ベニシダや…
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ベニシダとノキシノブのコラボも、あちらこちらで見かけました。
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でも、これらのシダたちが見つかったのは溶岩の上だけでした。
ススキ野原に低木が点在する環境では、どのシダも見つからず
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樹木のそばには、
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森の中などの湿った環境を好む“トウゲシバ”が生えていました。
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”トウゲシバ”も原始のシダです。
36年前、溶岩やマグマのしぶき(スコリア)で植物がなくなった場所に、シダたちが環境によって住み分けているのも面白いし、「原始のシダ」と呼ばれるシダたちが、火山地形の中に、現れるのも面白いです。
火山と生きものとの関わり、不思議がいっぱいで楽し〜💖
(かな)
場所はジオロックガーデンに入ってすぐのあたり。
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(写真の左下に写っているのですが、わかるでしょうか?)
まず「本当にマツバランなのか?」の疑問は、あっさり解決しました。
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この形、どう見てもマツバランです!(笑)
ヒョロヒョロと伸びた小さな個体の隣には、何本かがまとまって生えていました。
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タワシみたい🤣
マツバランは根も葉もなく、茎だけしかない最も原始的なシダなのだそうです。
地域によっては「絶滅寸前種」となっていて、私も伊豆大島で見たのは14年間の中でたった1回だけです。
そんな珍しい植物が、溶岩地帯に現れるとは!!(30分ぐらい歩いた範囲では、他のマツバランは見つかりませんでした)
近づいてよく見たら、葉先が何者かに食べられたのか、白くなっていました。
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隣の大きい方を観察したら、葉の先は緑色。
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「小さい方はキョンに食べられたのかも?」と思って周りを見たら
近くにある“ノキシノブ”というシダにも、キョン(たぶん)に食べられた跡が!
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あ〜あ…
ベニシダや…
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ベニシダとノキシノブのコラボも、あちらこちらで見かけました。
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でも、これらのシダたちが見つかったのは溶岩の上だけでした。
ススキ野原に低木が点在する環境では、どのシダも見つからず
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樹木のそばには、
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森の中などの湿った環境を好む“トウゲシバ”が生えていました。
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”トウゲシバ”も原始のシダです。
36年前、溶岩やマグマのしぶき(スコリア)で植物がなくなった場所に、シダたちが環境によって住み分けているのも面白いし、「原始のシダ」と呼ばれるシダたちが、火山地形の中に、現れるのも面白いです。
火山と生きものとの関わり、不思議がいっぱいで楽し〜💖
(かな)