グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

ウグイス

2023年01月21日 | 
なかなか姿を見せてくれないウグイスが目の前に現れてくれました。
車の中にいたので気付かれずに撮影できました(1月4日撮影)

シュッと出てきました。

お!

虫に反応!
捕まえたかはわかりません(家に帰ってパソコンで見てこんなカットがあると知りました)

図鑑ポーズ。


風切羽の重なりが美しい~。


姿が見えた時間はほんのちょっとでした。


がんま
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南紀熊野ジオパークのジオガイドさんと歩きました!

2023年01月20日 | ツアー
南紀熊野ジオパークのジオガイド仲江さんが奥様と来島、ツアーに参加してくれました。
「ひめひじき」という活動ネームを持つ仲江さんは、南紀熊野ジオパークの歌も作られた方。ガイドのページに自己紹介があります。

さて、南紀熊野ジオパークといえば、有名なのが落差日本一を誇るという“那智の滝”

(写真は2015年6月に撮影)

「伊豆大島の溶岩の滝と、記念写真を撮ってもらおう!」と思い、ここへ。

かなり高さが違いますけど〜🤣

数千万年前からの大地の歴史を持つ南紀熊野に比べ、超・若い(36年前に出てきた)溶岩の上も歩いてもらいました。

😊

溶岩近くでがんばってた馴染みのオオシマザクラが、ポッキリ折れていたので驚きました。

昨年春まで元気に花を咲かせていたのに…😢
何があったのかな??

三原山に登っていくと、風がどんどん強くなって火口一周は危険そうだったので、近い方の展望所で火口見学。

この真っ直ぐな道でも、時々ゴォ〜!っと、ヨロメクような風が吹いていました😅

😅

帰りは、山頂ほど強風による身の危険を感じない(?)はずの、裏砂漠へ行くことにしました。

道中、仲江さんに、マグマのしぶきが作った造形を紹介。

カッコイイ写真が撮れていると良いな😊

足元の穴だらけの石と、センブリとのコラボが可愛くて足を止め

ツヤツヤの赤い枝を伸ばしたカジイチゴを、仲江さんから「南紀熊野にはないイチゴです」と言われて、ちょっと嬉しくなって写真を撮り


裏砂漠に到着したら、予想どうりの強風でした(笑)

2つの人影は奥様と私で、ヨロめかないように座っています(笑)

フットボールのボールのような火山弾がカッコ良かったので、強風の中で写真を撮りました。

風は写真に写らないけれど、まさに伊豆大島らしい風の裏砂漠でした。


溶岩地帯で仲江さんが、「あれイヌマキじゃないですか?」と、妙に明るい黄色の細長い葉の木を見つけてくれました。

確かに細長い葉が、イヌマキにも見えます。もしイヌマキだったら、溶岩地帯では初記録です!(いつか確認に行ってきます)

ところでツアー中に分かったのですが、仲江さんご夫妻と私は、なんと同じ年でした!
途中から同級生と歩いているような気がして、楽しかったです。

伊豆大島ジオパークをお訪ねいただき、ありがとうございました😊

(かな)
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リアルはすごい!

2023年01月19日 | ツアー
今日、横浜からお越しのお客様と裏砂漠に行ってきました!
お客さまはなんと、大学生!
夏、小笠原に行ったことをきっかけに、島旅の良さを感じ、
今回、伊豆大島にお越しくださいました。

せっかく来たのだから、深く知りたいと、
ツアーを申し込んでくださり、
嬉しいかぎりです✨✨

こもれびトンネルの
くねくねの森のところでは、ちょうどタイワンリスが現れて、
目の前の幹の模様の話がリアルになりました!


ハチジョウイタドリを紹介しましたが、
もう冬でタネが全部落ちてしまっていたので、
写真をお見せし、こんなタネをつけるんです。とお話ししたところ、
すぐに「あっ!」とお客様が、まだタネをつけているハチジョウイタドリを発見されました。
すごい、観察力!
本物が写真に写せてよかったです😊


次に発見してくれたのが、「あっ、シダ!」
森だけでなく、ジオロックガーデンの岩陰にも生えてる!


裏砂漠の入り口あたりで、クロマツ!
だんだん低木の種類が増えている!


そして、新ゴジラも!


叫んでる人も!


今年の干支、うさぎも!
観察力も、想像力もステキ!


足元の発見も!
初めて穴のあいたキラキラ光る石を見ました✨


紫色と赤の石!



櫛形山の斜面を登っていると、ポツリポツリと雨が降ってきましたが、
あとちょっとで、頂上。
なので、登りきりました!


達成感✨✨

登っている最中も「日本じゃないみたい!」と感動してくれ、
ただただ広がる壮大な風景に感嘆でした。

たまたま停車中の車(気象庁?の火山観測機のメンテナンスのため特別に特別保護地区内に)が
ミニカーみたいになっているのが、
風景のスケールをリアルに伝えてくれます。


植物遷移、窒素固定、オオバヤシャブシなど、
地学で習ったのを覚えていて、
オオバヤシャブシはとにかく覚えろと先生から言われた単語だったみたいで、
実物に出会えて、嬉しそうでした!

やっぱりリアルなものをみると全然違いますよね。

学校で習ったことがまだ、フレッシュな記憶で、感性もゆたかで、
一緒に歩いて、わたしもたくさんの発見がありました。

若い二人の旅に同行させていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。


後半は雨で早めに帰りましたが、本降りにならなくてよかったです。


たくさんの本物にふれて、自然を体感していただけて何よりでした。


感動の共有をありがとうございました✨

(ユリカ)
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元町町歩き

2023年01月18日 | 今日の大島
伊豆大島ジオパーク教育旅行モニターツアーが満員御礼となったので、昨日、下見で元町地区を歩いてきました。

ジオパーク事務局&ガイドの3人で、時間やコースを検討しながら歩きました。

なぜか、道路に石が埋め込まれているスペシャルな道。


今もそびえ立つ半鐘(はんしょう)。


今も祀られている水神様。


溶岩の石垣が段々に並ぶ坂道。

「この坂を、頭に水を載せて運んだのですね」と、当時を思い起こしながら見上げました。


地元の溶岩を埋め込んで整えられた沢。


どれも景色の奥に物語を秘めた、伊豆大島らしい風景です。
ひとつずつ、火山と人との関わりを確認しながら海岸まで歩いてきたら、な、なんと!!

波打ち際にウミガメがいました!!

私たちが近づいたら、クルリと向きを変えて海に潜って行きましたが…なぜ??
弱っていたのでしょうか?
波に漂っている間に砂浜に上がってしまったのでしょうか??

久しぶりの町歩きでしたが、「歩くのって楽しい」というのが全員一致の意見でした。

もう少し作り込んで「活火山の島の人の暮らし」を、教育に関わる皆さんに楽しんでいただきたいと思います😊

(かな)
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新宿御苑でギャラリートーク

2023年01月17日 | 火山・ジオパーク
今週末、新宿御苑のインフォメーションセンターで、ギャラリートークをします。

センターの中にあるアートギャラリーには、上のイメージ写真のように、プロカメラマンが伊豆大島の景色を切り取った作品が展示されています。

今回は、私がその写真の奥にある物語をお話しする…というイベントで、参加費無料!
環境省の富士箱根伊豆国立公園管理事務所とゴールドウインの共催で、どなたでも参加できます。(詳細はこちら

で、昨日も今日の午後も、自分が話すための資料を作っています。
展示される予定の写真から、私が話したい内容を思い浮かべ、2万枚以上の手持ちの中から、プロの写真の「バックストーリー」を説明するのに適切なものを選ぶ作業を続けています。(ようやく先が見えてきました!)

今日は、私が選び出した写真の中から10枚だけチラ見せ(笑)
海から見た「伊豆大島」


生命力を感じる、溶岩の上のイタドリの春の芽生え。


柳場にドローンで撮ってもらった火口とお客様と私。


春のオオシマザクラ。


秋のススキキラキラ。


生きもののように動き回る夏の雲。


地上を目指したマグマの今の姿(岩脈)


何度も波に流されても、海に向かっていくウミガメの赤ちゃん。


夕陽に染まる富士山。


そして、旬の椿が華やかになってきた数日前の三原山の風景。


お時間のある方は、ぜひ土曜日の午後、新宿御苑のインフォメーションセンター(新宿側の入園ゲートの外側だそうです)にお越しください。
一緒に伊豆大島のことを語り合い、楽しい時間を過ごしましょう〜❣️

(かな)
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歩いているんだけど

2023年01月16日 | 植物
気温の寒暖差が激しい日々が続いているので風邪をひかないか心配
今日は(本当は昨日です)OWC(大島ウォーキングクラブ)の定例会なのです。気温が低いと思われるし雨が降ったらどうしょう。(雨具は防水が弱くなっているので心配なのです)

何て心弱い私に

わ~い  こんなきれいな椿が歓迎して元気をくれました。



木に咲いているばかりでは有りません 道にこぼれている物も


“夫婦椿”なるものも これ絶対根っこが付いている 成長途中で傷がつき隣の根とついてしまったのでしょうか?不思議


桜が咲き出した。

すごく早咲き!

桜の様な色合いでも椿

白も良いな  

おお~い 置いてかないで~

よそ見が多くて
二人の後を追いかけながら花尽くしのOWCでした。花に見とれて最後まで歩いてしまいましたが、雨は降ったのか?(しま)
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4年ぶり?! 山頂口ジオパーク展ガイド

2023年01月15日 | 火山・ジオパーク
ときどき嶋田が、このブログにあげている「三原山山頂口ジオパーク展」は、週末・祝日に外輪山展望台脇の「展望避難休憩舎」1階に開館しているガイド付きの展示です。伊豆大島がジオパークに認定された後に始まった取り組みです。

建物の2階からは、三原山と外輪山が両方見渡せます😊

(写真は、本日午後1時の景色です)

今日、ものすご〜く久しぶりに、ここでガイドをしてきました。
(どのぐらい久しぶりかブログを調べたら、自分で記事に書いているのが2019年2月なので、もしかしたら…4年ぶり??←浦島太郎状態😅)

椅子の配置などは、4年前と変わりないのですが

”ガイドが自主的に持ってきて、少しずつ増えていく展示物”が、面白いのです!

ガイドさんの庭にあったという溶岩の上に、椿の折り紙が飾られていたり

海を旅をして遠くからやってきた”福徳岡の場の軽石”が、水に浮かんでいたり

釣りコーナーがあったり

形の良い溶岩灰皿の中に、作者のサイン入が入っているのには、今日初めて気づきました。


パンフレット類も充実しています。

伊豆大島ジオパークの活動や、ツアーの様子が紹介されている本も、いろいろと置いてあります。

これも、今回初めて見ました。

貴重ですよね〜(こんどゆっくり読みたい)

伊豆大島の植物と動物の写真集は、手作りの作品。

大きくて見やすいです😊

他地域のジオパークのパンフレットは、もう一つラックがあって、この倍ありました。

火口が溶岩で満たされていた時の写真や

約70年前の溶岩が黒々している時の写真なども。

(今日のお客様はこの風景が記憶にある方でした!)

折り紙作品も、増えていました。
冬の三原山と夏の三原山!(カワイイ〜)

ハート型のメモには「おりがみ、お持ちください おりひめ」と書いてあります。

本日、いらしていたお客様にお伝えしたところ、「あら〜! もらえるの? 嬉しいわ!!」と、とても喜んで

お礼のメモを残してくれました。

なんか、ほのぼの〜💕

小さな展示施設ですが、ガイドのみんなの「Welcome❣️」な気持ちがあふれる素敵な空間です。

お時間のある方は、ぜひゆっくりお訪ねください〜😊

(かな)
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ミサゴ3羽

2023年01月14日 | 
今年も例年通りミサゴが来ています。
一昨日は3羽で仲良く飛んでいました。
乳ケ崎(ちがさき)上空です。





本当にまったく争うことなく優雅に旋回していました。
どういう関係なのでしょうか?

その中の1羽。

やっぱり美しい~。

がんま
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たぶんヤチグモ

2023年01月13日 | 
ちょっと前の話ですが、昨年12月、生物部の合宿で来島していた中学生(高校生かも?)が見つけたクモの巣らしきものが気になり、5日後の12月23日に、改めて観察に行ってきました。

場所は、島の北東部にある「笠松」という海岸です。

ゴツゴツした溶岩の壁に、いくつもの丸い穴が空いていました。

アップにするとこんな感じ。穴の周囲にクモの糸が。

穴の大きさは1〜5mmぐらい。

こんなオシャレな仕上がりのものも、ありました!


巣穴の周りをススキの茎で触ったら、粘りのある糸がくっついてきました。

好奇心に勝てず、そのままさらに周囲を探ってみたら、

筒状の巣が出てきましたが、クモの姿はありませんでした。
周囲を調べたら、3m×7mぐらいの範囲に20個以上の巣穴が見つかりました。

波打ち際に近いところも調べましたが、ここには巣穴はありませんでした。

(波がかかる場所にはいないかも?😅)

帰宅して調べてみたら、クモは「ヤチグモ」の仲間のようでした。
多くのクモは、幼い時にバルーニング(糸を風に乗せて飛行して分散する)を行うのに対し、ヤチグモの仲間は歩いて移動して分散していくため、地理的変異が多く、新種が見つかることも多いとか…。(日本には107種のヤチグモがいるのだそう)

伊豆大島では、この海岸(笠松)にしかいないのでしょうか?
何しろ伊豆大島は、全て噴火でできている島なので、似た環境はたくさんあります。
「きっと意識していないから、見過ごしているだけで他にもいるはず。いつか調べに行こう!」と思っていました。

で、今日、ここへ行ってきました。

海岸そばの噴火で積もった丘、「赤禿」です。


クモが巣穴を作るのに便利そうな(?)、小さな穴はたくさんあるのですが

クモの巣は、なかなか見つかりません💦
「ないなぁ〜」と思いながら、諦めずに探したところ…

「あった〜!!」

大小様々、4〜5個の巣穴が見つかりました!!


さらにオマケで、こんな生きものも!

溶岩の隙間にピッタリ張り付いたまま、微動だにしないナナフシ!
夜は葉の上に乗って食事をしていることが多いナナフシですが、昼間はこんな場所にいるのですね(驚)

ところでヤチグモは、真冬も活動するという冬型の生活史をもつ種が多いのだそうです。
今回は会えませんでしたが、いつか巣穴から出てきたヤチグモに会いたいです。

注意して観察したいと思います😊

(かな)
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三原山地蔵尊

2023年01月12日 | 歴史・文化
昭和初期の大島の観光は、元町から三原山に徒歩で登っていました。
そんな、大島の昭和の観光遺産ともいえる、当時の登山道の一部の面影が残る
場所に行って来ました!

御神火スカイラインをメモリアル公園から登った中腹あたりの道路の右側に
目的地への入り口があります。


車が2台ほど停められるスペースがあります。
カーブが多い道なので、路駐は厳禁です❗️

スカイラインに面して、安置されている
こちらの木彫りの六地蔵と観音菩薩像は、
2013年の台風26号による土石流災害の被害にあわれた方々の慰霊と供養のために
岐阜の仏師さんが災害直後に来島され、流れた倒木を刻んで彫られたそうです。
(「三原山登山道五合目地蔵尊を守る会」資料参照)


「三原山地蔵尊参道」の看板があります。
もっと奥まで行ってみます!


実は、ここには8月にクエストハウス企画の「島せんせ〜」で
教育文化課の岩崎さんに案内してもらいました。


2013年の土石流災害で橋が流されてしまい、アクセスがなくなってしまっていたのを
2020年に新しい橋を作ったそうです。


橋の下を覗くと、枯れ沢になってます。
溶岩っぽい地面です。
(写真ではわかりづらいですね...😢)


橋から右手には、元町の街並みの前に広がる海と伊豆半島!
写真ではうっすらですが、富士山は今日も雄大です✨


振り返ると、スカイラインが少し見えます。
島の斜面にいるのがよくわかります!


きれいに整備されている登り斜面。


急な斜面なので、ゆっくり登ります。


車を停めたところから、4-5分くらいで見えて来ました!


ここには3種類のお地蔵さまが鎮座しています。

三原山地蔵尊(線彫地蔵尊)

昭和初期の仏画の第一人者、木村武山(きむらぶざん)による画です。


”三原地蔵尊”の標柱

この独特の字体は、
新宿中村屋のロゴの字体も書いた中村不折(なかむらふせつ)による書。

こちらは、六地蔵。
6つの苦しみの世界である六道それぞれを地蔵ひとりひとりが廻り、
全ての存在を救うという意味から六体一緒に置かれているそうです。


そして、こちらは、延命地蔵。


なぜ、この場所にお地蔵さまが鎮座しているのでしょう。
由来が看板に書かれています。


要約すると...

______________________________

昭和7,8年ごろ、三原山火口に身を投げる自殺者が相次ぎ、
亡くなった方への弔い、また命の大切さを提唱するため、
有志の方々により、昭和10年に建立されました。

この地は当時の三原山登山道の五合目にあたり、
今は山頂にある「歌の茶屋」が道の傍らにあり、
多くの登山者が足を停める場所でした。

戦後、三原山に車で登る、現在の登山道が開通すると、
旧登山道は、利用されることがなくなり、十数件あった茶屋もなくなり、
お地蔵さまたちもご供養されることのないまま、
三十数年、生い茂る樹木の中放置されていました。

昭和47年に地元有志の協力のもと、周辺が整備、清掃され
毎月14日を供養の日と定め今日に至っています。

______________________________

道がきれいだなと思ったらやはり守っている方々がいらっしゃるんですね。
感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、さらにここから数分、山道を登っていくと


あるのが、昭和9年に建立された
「昭和天皇駐蹕(ちゅうひつ)碑」です。


昭和天皇が昭和4年に伊豆大島にご来島された時、
この場で休憩されたのを記念して建てられたそうです。




周りには旧登山道の石段と思われる面影が!


2013年の土石流の際、山腹は激しく崩落し、
橋は壊されましたが、
お地蔵さまたちと石碑は無事でした。

昭和ー平成ー令和と、それぞれの時代に様々な事象が起こりながらも
わたしたちを見守り、静かに鎮座するお地蔵さまたち。

夏に行った時は、山中なので、蚊も多く、マムシに気をつける必要がありましたが
緑が青々としていました。


その後、8月13日の大雨で土砂災害(人的被害はなし)があり、
スカイラインが10月21日まで封鎖されていたので、気になっていました。

ときどき、お地蔵さまに会いに行きたくなります。

気軽に参拝できるように整備してくださっている皆さまに
心より感謝申し上げます。

(ユリカ)

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