先週の画像だが、岡崎市の奥殿陣屋の畑で菜の花が咲いていた。この冬は温暖な日が多いので早く開花したのかもしれないが、花はもう終わりに近いようだった。ちょっと立ち寄ってみたら、暖かさに誘われてミツバチやハナアブが蜜や花粉を求めて飛び交っていた。
先月、草むらで大きなキノコを見つけたので、取り敢えず写真を撮っておいた。調べてみたらどうやらホコリタケの仲間のようだ。表面は“干し椎茸”のようにも見える。暫くしてから見たら、真っ黒になって崩れていたから、確かではないが、たぶんホコリタケなのだろう。
ニラ(韮)はネギの仲間の野菜の一つだから道端や空き地に生える植物ではないはずだが、畑から逃げ出してきたのか、花の時期になると道端でよく見掛ける。どこから流れ着いたのか、河川敷の草むらでも花が咲いているのを目にする。いつもは殆ど気にしない小さな白い花は、近寄ってよく見ると「ニラの花はこんな花だったのか!」とあらためて思い直し感動している。独特の臭いがあり、花もそんなに綺麗ではないが、虫にはけっこう人気があるようだ。
ワタ(綿)の花もあまり見掛けない花だ。種子にできる綿毛を繊維として利用したり、種子から油を搾って食用にしているが、綿の花もこんなに綺麗だとは思わなかった。もっとも、ムクゲやハイビスカス、フヨウ、タチアオイなどと同じアオイ科の植物だそうだから、花がよく似ているのも納得できる。これも、西尾市の田んぼアートを見に行った時に、道端の花壇で咲いていたものだ。「西尾市生きものふれあいの里」の人たちが栽培しておられたものかもしれない。
食用のゴマ(胡麻)というのは、今では殆どが輸入されているようで、栽培されている畑をあまり見掛けないが、大垣のヒマワリ畑の傍で珍しいゴマの花が咲いているのを見付けた。ゴマの花は、昔、子供の頃に見たような記憶があるが、こんなにも綺麗なやや薄紫色がかった白い花だとは思わなかった。
今年は普通のトマトを2本とミニトマトを1本植えたが、今のところ順調だ。去年は赤くなる前に実が腐ったようになる病気(?)に罹って駄目だった。トマトは乾燥には強いそうだが、いろんな病気には弱いし、実を雨に当てると割れたようになってしまうので、管理が結構難しい。野鳥に食べられるのも警戒しなければならない。