菜の花
2015-01-27 | 草花
渥美半島の入口まで行く機会があったので、田原市北部で菜の花畑を探してみたら、まだ１月なのにもう何か所かで咲いていた。今月初めから菜の花祭りが開かれているようだが、本格的な見頃はやはり２～３月なのだろう。
まだ寒い日が続いているのに、早春に咲く花の一つであるロウバイが小牧市民四季の森で咲いていた。ロウバイは漢字では「蝋梅」だそうで、蝋のように透きとおった梅のような花ということだろう。これは花の中心部も黄色だから園芸種のソシンロウバイ（素心蝋梅）だ。花弁が綺麗で匂いも良く、辺りに甘い香りが漂っていた。季節は少しづつ春に近づいているようだ。
オンブバッタは、一昨年の11月にも載せたことがあるが、大きな♀が小さな♂を背中に乗せている姿が何ともユーモラスだ。交尾の時以外でも♂が♀の背中にずっと乗り続けていることが多く、それが名前の由来だが、先にカップルになった♂が♀を独占して他の♂を寄せ付けないようにしているためらしい。オンブバッタは、やや躰が大きなショウリョウバッタと体型がよく似ており、頭は尖っていて先端付近に触角と複眼が並んで付いているから、その容貌がさらにユーモラスに見える。
ヤマトシジミだと思う。ヤマトシジミは東海地方では春から秋にかけて普通に見られる１㎝ほどの小さなシジミチョウだ。蛹で越冬し、春に羽化した幼虫はカタバミを食草としている。翅の表側が青色が濃いようだから雄だろう。愛知県緑化センターのオーストラリア館前に植えてあるウエストリンギアの花にきて吸蜜していた。
ウラナミシジミが秋の残り花で蜜を吸うのに忙しそうだった。秋によく見掛けるシジミチョウの仲間だが、成虫では越冬できないそうなので、寒くなって間もなく死んでしまったのだろう。後翅の端にある２つの黒い斑点と尾状突起で、頭の部分に見せかけて、本当の頭を襲われないよう敵を欺いているという。
この寒さでは、越冬している昆虫に出会える機会は殆どないので、去年の秋に撮った画像だが、載せるタイミングを失っていた虫を載せておくことにする。
翅の白い斑点模様からイチモンジセセリだと思う。雄が雌を追いかけていた。幼虫または蛹で越冬するそうだから、おそらく、このカップルも卵を産んだら死んでしまったのだろう。躰の割に目が大きくて、近付いても逃げないし飛び方も愛嬌があるが、稲を食害する害虫だというから、稲作農家には嫌われ者だろう。
翅の白い斑点模様からイチモンジセセリだと思う。雄が雌を追いかけていた。幼虫または蛹で越冬するそうだから、おそらく、このカップルも卵を産んだら死んでしまったのだろう。躰の割に目が大きくて、近付いても逃げないし飛び方も愛嬌があるが、稲を食害する害虫だというから、稲作農家には嫌われ者だろう。
ホオジロのようにも見えるが、たぶんカシラダカではないかと思う。何羽かの群れでいたようだが、どれも邪魔な小枝が多いところにしか留まってくれなかった。一昨日載せたジョウビタキのような愛想がいい小鳥ではないので、こちらの都合に合わせてはくれない。
エナガ
2015-01-10 | 野鳥
小川の畔の葭原にエナガが来ていた。茎の中にいる虫を捕らえているのだろうか。ちょこまか動き回ってジッとしていないので、なかなか綺麗な姿を捉えられない。逆光になってしまったが、何とか見られそうな画像はこの２枚しかない。
カメラを持って暇そうにブラブラしているのを見かねてか、ジョウビタキが「さぁ、撮ってもいいぞ！」と言わんばかりに近くに来てポーズをとってくれた。羽の白い模様を見せながら、こちらを意識して愛らしい瞳でチラチラッと見ているようだった。行ったり来たりしながら暫く遊んでくれたが、他の野鳥が近付いて来たのに気を取られていたら、飛び去ってしまった。愛嬌のある可愛い小鳥だ。
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