去年は田植えの頃に見に行った恵那市の坂折棚田だが、今年は秋の様子を見ようと思いながら、少し出遅れてしまった。ちょうど1週間前の画像だが、もう稲刈りが少しづつ始まっていた。狭い棚田でも、農作業は殆ど機械化されているようだが、農家の高齢化によって、これから棚田はどう維持されていくのだろうか。坂折棚田は「日本棚田百選」の一つになっている景観の美しい棚田だ。








去年の8月19日に、安城市と西尾市の「田んぼアート」を載せたが、今年はどういう“絵”が見られるだろうかと、先週初めに見に行ってきた。田んぼアートは、水田をキャンバスに見立て、古代米などの葉の色が異なる稲を植えて“絵”を描くものだ。
今年で5年目だという西尾市の田んぼアートは、いつもと同じ「西尾市いきものふれあいの里・ネイチャーセンター」の横の水田に、テントウムシの“絵”が描かれていた。去年は蝶だった。毎年、地元の小学生が田植えをしているそうで、田んぼアートが始まった年から動物シリーズが続いているようだが、今年のテントウムシもなかなかの出来映えだ。既に稲がかなり伸びていて見難いが、手前の濃褐色の帯状の部分には、「田んぼアート V」という文字が描かれている。

安城市の田んぼアートは、今年で3年目らしいが、去年と場所が変更になっており、「安城産業文化公園・デンパーク」の斜め向かい側の水田に移動していた。去年の“絵”は宝船だったが、今年は風車だった。隣の「デンパーク」にある風車をモチーフにしているのだろう。風車の上の方に見えるもう一つの“絵”は、トラクターのようだ。途中で急に雨が降り出し、せっかくの田んぼアートを青空を背景にして撮れなかったのが残念だが、この場所は、やや高台になった道路から眺められるので、去年よりも全体がよく見える。

今年で5年目だという西尾市の田んぼアートは、いつもと同じ「西尾市いきものふれあいの里・ネイチャーセンター」の横の水田に、テントウムシの“絵”が描かれていた。去年は蝶だった。毎年、地元の小学生が田植えをしているそうで、田んぼアートが始まった年から動物シリーズが続いているようだが、今年のテントウムシもなかなかの出来映えだ。既に稲がかなり伸びていて見難いが、手前の濃褐色の帯状の部分には、「田んぼアート V」という文字が描かれている。

安城市の田んぼアートは、今年で3年目らしいが、去年と場所が変更になっており、「安城産業文化公園・デンパーク」の斜め向かい側の水田に移動していた。去年の“絵”は宝船だったが、今年は風車だった。隣の「デンパーク」にある風車をモチーフにしているのだろう。風車の上の方に見えるもう一つの“絵”は、トラクターのようだ。途中で急に雨が降り出し、せっかくの田んぼアートを青空を背景にして撮れなかったのが残念だが、この場所は、やや高台になった道路から眺められるので、去年よりも全体がよく見える。

「田んぼアート」は、水田をキャンバス代わりに、そこに古代米などの色の異なる稲を植えて巨大な“絵”を描いたもので、青森県の田舎館村が発祥地で有名らしい。愛知県内にも同じような田んぼアートがあるとのことで先週末に行ってみた。稲はもう穂を付けていて、色のコントラストが綺麗な時期はやや過ぎていたのかもしれないが、それでもなかなか見事な出来映えであった。
これは安城市の油ヶ淵の脇にある田圃に描かれた田んぼアートで、“絵”は宝船らしいが、高い位置から眺められる適当な場所が近くにないので、全体像をはっきり見るには今イチの場所だ。
「四谷千枚田」は、三重県の「丸山千枚田」と共に、東海地方では比較的規模が大きく有名な棚田の一つなので、以前から一度見てみたいと思っていたのだが、なかなか訪れる機会がなかった。約400年前に開墾されたらしいが、明治37年の田植え時期に降り続いた大雨による土石流の被害に遭い、多くの家屋や人命が犠牲になったという悲惨な歴史を持っているそうだ。圧倒されるほどに壮大な美しい風景を見に、秋の収穫時期にまた来てみたいと思っている。
坂折棚田は、高低差200mの間に「はしご田」と呼ばれる石積みの棚田が360枚あるという。ちょうど田植えの準備が始まったところであったが、狭い棚田でも、田圃にはやはり大型のトラクターが入っていたのが印象的であった。
昨秋、10月下旬に岐阜県恵那市の「坂折棚田」を掲載したが、田植えの頃の様子はどうなのだろうかと思って出掛けてみた。「日本の棚田百選」に選ばれているだけあって、標高400mから600mの東向き斜面の山間に拡がる景観は素晴らしい。
レンゲ畑があるのは、近くを流れる矢田川から数百メートル離れた場所で、車や人の通行が多い道路からは少し奥まっているとはいえ、直ぐ近くには何軒かの民家があるのに、レンゲ畑の反対側の草むらから、急に立派な雄のキジが現れた。ケリだけでなく、まさかキジにも遭遇するとは思わなかったので、こちらが驚いてしまった。キジは、植物の種や昆虫を食べるらしいから、河川敷あたりから、餌を探しに遠征してきたのであろう。
花の時期がもう終わり間近であったが、名古屋市の東隣にある尾張旭市でレンゲ畑を見つけた。今まで気が付かなかっただけかもしれないが、最近、名古屋近郊ではレンゲ畑をあまり見掛けなくなったような気がする。農地の宅地化が進み、残った田圃も休耕田が増えているので、昔のようなレンゲ畑はもう珍しくなっているのかもしれない。
レンゲは、昔から田圃の緑肥として窒素肥料の代用にしたり、家畜の飼料にも利用されていたので、あちこちの田圃でよく見られたのだが、田畑には化学肥料が使われ、農耕用の家畜もいなくなれば、レンゲ畑がなくなっていくのも、時代の流れとして当然なのであろう。