閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

キタキチョウ

2017-10-31 | 昆虫

どこにでもいるありふれた蝶ばかり続いているが、これもよく見掛けるキタキチョウ。前回はちょうど5か月前の5月31日に載せている。去年の11月に載せたツマグロキチョウの夏型とよく似ているから見分けにくいが、これは体型がやや小さかったし、キタキチョウには翅の裏側にいくつかの黒い小さな斑点があるからキタキチョウだろう。キタキチョウが吸蜜している最初の2枚の画像の花は、一昨日載せたベニシジミの余談のところで触れたセンダングサの仲間のコセンダングサのようだ。キタキチョウは成虫で越冬するそうで、幼虫の食草はネムノキやハギ類だという。








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ヤマトシジミ

2017-10-30 | 昆虫

ちょうど1か月前の9月30日と2か月前の8月19日にも載せたヤマトシジミ。昨日のベニシジミと一緒に飛び交っていた時に撮った画像だが、冬以外はいつでもどこでにでもいるから、ヤマトシジミには悪いが、何かのついでに撮る機会が多くなり、ネタ不足の時には時々登場する。小さくて地味な蝶だが、翅の色と模様が区別しにくいほどよく似たけっこう珍しい仲間もいるから、念のためカメラを向けることもある。ヤマトシジミの幼虫の食草はどこにでもあるカタバミだから、繁殖には好都合だし、名前のとおり日本の環境に適していて棲みやすいのだろう。








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ベニシジミ (2)

2017-10-29 | 昆虫

昨日載せたのとは別の場所にいたベニシジミ。余談ながら、最初の2枚に写っている黄色味を帯びた白っぽい花はウインターコスモスと言うそうだ。花壇などでよく見られる普通のコスモスはキク科コスモス属で、ウインターコスモス(別名:ビデンス)は、名前にコスモスと付いていてもキク科センダングサ属だというから、あの“ひっ付き虫”の代表格のセンダングサと同じ仲間なのだろう。センダングサの学名がビデンス(Bidens)だから、センダングサを品種改良してできた園芸種を花の形がコスモスに似ているということで「ウインターコスモス」という洒落た呼び名にしたのだろう。ウインターコスモスにもいろんな種類があるようだが、花が終わった後の実は、どれもセンダングサと同じような棘のある“ひっ付き虫”になるだろうか?。








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ベニシジミ (1)

2017-10-28 | 昆虫

ベニシジミもよく見掛けるありふれた蝶のひとつだ。春型と夏型で翅の表側の色合いが違い、春に発生するのは、名前のとおりオレンジ色の部分が広くて綺麗だが、夏型は後翅の褐色部分が多いから、やや地味に見える。この時期に見掛けるのは夏型で、それから産まれた卵が幼虫になって越冬し、来年の春に羽化して春型のベニシジミになるという。幼虫の食草は以前にも書いたように、どこにでも生えているタデ科植物のスイバやギシギシなどだから、世代を継いでいくには都合がいい。








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コウヤボウキ

2017-10-26 | 樹木・花木

愛知県森林公園植物園の散策路脇でコウヤボウキが咲いていた。丈が低いし花も小さな集合花だから草本のように見えるが、キク科としては珍しい落葉樹で、2年枝の先端に花をつける。高野山で茎を箒の材料として利用したことが名前の由来だという。種類は分からないが、花にはたくさんのガガンボが集まっていた。彼らの寿命は僅か10日ほどしかないらしいが、コウヤボウキの花が好みのようで、こういう光景をよく見掛ける。ガガンボに交じって、時にはハナアブも飛来する。










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ホトトギス

2017-10-25 | 草花

やや時機遅れの画像になるが、半月ほど前に豊田市の愛知県緑化センターで咲き始めていたホトトギスの花だ。今頃はたぶん満開か、もう終りに近い状態になっているかもしれない。ホトトギスの花は暫く撮っていなかったように思ったので、過去のブログを調べてみたら、3年前の2014年10月14日15日に今回と同じ「愛知県緑化センター」で、それに16日にも春日井市の都市緑化植物園「グリーンピア春日井」で撮った画像を載せていた。あれからもう3年になるのかぁ・・・と月日の経つのが実に早いと感じている。そういえば、今年もあと2か月ちょっとで終わりだ(笑)。











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ヒメウラナミジャノメ

2017-10-24 | 昆虫

林縁などで見掛けるヒメウラナミジャノメ。ツマグロヒョウモンなどと同様に、この蝶もあちこちでよく出会うから、ネタ切れになるとたびたび登場する。前回は8月4日に載せたが、今回も前回とは別の場所で今月初めに撮った在庫画像だ。








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ツマグロヒョウモン

2017-10-23 | 昆虫

最近はどこでもよく見掛けるツマグロヒョウモン。これも昨日載せたヒメアカタテハがいた公園の花壇にいた蝶だが、最初の2枚が♀で、後の2枚が♂だ。ツマグロヒョウモンは暖地性の蝶で、昔は東海地方では全く見られなかったのに、温暖化と共に生息域が北上し、今ではきわめてありふれた蝶になってしまった。幼虫の食草がどこにでも生えているスミレだし、園芸種のパンジーなどの西洋種のスミレ類も食べるというから、繁殖するのには好都合なのだろう。











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ヒメアカタテハ

2017-10-22 | 昆虫

ヒメアカタテハは1か月前の先月29日にも載せたが、これは尾張旭市の維摩池の傍にある小さな公園の花壇に来ていたヒメアカタテハだ。大型で強い台風が東海地方に近づいているが、人間社会でさえ時には大きな被害が出ることがあるというのに、蝶などの虫はどこでどうやって風雨から避難しているのだろうかと、余計な心配ながらいつも思う。








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ウメバチソウ

2017-10-21 | 草花

愛知県森林公園植物園のA湿地でウメバチソウが咲き始めたと聞いたので、生憎のどんよりとした曇り空ではあったが、見に行ってきた。3年前の11月15日やそれ以前にも接写した画像をたびたび載せたことがあるが、今回は望遠レンズでやや遠くから控えめに・・・(笑)。まだ咲き始めだから、これから暫くの間は見頃が続くだろう。最初の画像に写っている暈けた青いのは傍で咲いていたホソバリンドウの花だ。








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ウラナミシジミ (2)

2017-10-20 | 昆虫

昨日載せたのと同じ守山区の東谷山フルーツパークで見掛けた別のウラナミシジミ。ウラナミシジミは翅の表側の色が青いのが♂で、♀は青い部分が少なく灰褐色の部分が多いから、これは♀だろう。幼虫の食草はクズなどのマメ科植物だそうだ。











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ウラナミシジミ (1)

2017-10-19 | 昆虫

秋になるとよく見掛けるウラナミシジミ。去年一昨年も載せたことがある翅の裏側の波模様が綺麗な蝶だが、それが名前の由来だそうだ。













そういえば、このブログを始めたのが2007年10月11日だったから、先週でちょうど10年経ったことになる。退職後の暇つぶしにでも・・・と、運動不足解消や惚け防止を兼ね、全くの思い付きで写真を撮ってブログに載せ始めたのだが、最近では時々更新をサボって休む日も多くなったものの、よくぞ10年も続いたものだと我ながら感心している。最初に載せた画像がコスモスだったが、それ以来、これまでに掲載した画像は1万枚以上にもなった。また、拙い写真を覗きに来ていただいている多くの方々の存在も継続の励みになったが、現在までに訪れていただいた方々は延べ26万人余りにも達した。あらためて感謝申し上げる次第である。いつまで続けられるか分からないが、いくつかの持病は抱えていても幸いにもまだ元気でいるし、体力と気力を維持しながらあと5年くらいは・・・と思っているところである。
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ウラギンヒョウモン

2017-10-12 | 昆虫

4日前に尾張旭市の愛知県森林公園南門の傍の花壇で見掛けたウラギンヒョウモン。ツマグロヒョウモンの♂やミドリヒョウモンとよく似ているが、翅の色や模様からウラギンヒョウモンだと思う。この辺りでは、たまにしか見られないけっこう珍しい蝶だ。








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アサギマダラ

2017-10-08 | 昆虫

愛知県森林公園北門近くに生えているヒヨドリバナにアサギマダラが来る季節になった。過去のブログを見たら、去年は撮っていなかったのか、一昨年の10月以来、ちょうど2年ぶりに載せることになる。数頭がヒラヒラと飛び交っていたが、暫く栄養補給で留まった後にまた南の方に渡って行くことになろう。









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ヒガンバナ (3)

2017-10-07 | 昆虫

ヒガンバナに来ていたナミアゲハ。









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