今回の“バラシリーズ”の最後は黄色いバラだ。4枚とも同じバラのようにも見えるが、ネームプレートはそれぞれ違う品種名になっていた。最初の2つは「サプライズ」という品種だ。ドイツ産だそうだが、名前は英語のようだ。
このバラには「ゴールデンハート」という名前が付いていた。これも英語の名前のようだが、ドイツで作られたバラだそうだ。もしかしたら「ゴールデンハート」も「サプライズ」も、ドイツ語を英語に訳した名前なのか、または、それぞれの国で名前の呼び方が違うのかもしれない。バラを初めとする多くの園芸植物は、商業的に品種改良されている筈だから、似たようなものも多いし、名前も国ごとにインパクトのある“売りやすい”名前にしているのかもしれない。
似たような黄色いバラだが、「ミラベラ」というそうだ。1995年に米国で作られた四季咲きのバラだという。黄色に僅かな濃淡の違いがあるような気がする。