閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

キジ (2)

2008-04-30 | 野鳥

キジは日本固有の野鳥で、日本の「国鳥」になっているが、「市町村の鳥」に指定している自治体も多い。車の中から撮ったので、10mくらいの距離でも殆ど警戒していないようだった。
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キジ (1)

2008-04-30 | 農村風景

レンゲ畑があるのは、近くを流れる矢田川から数百メートル離れた場所で、車や人の通行が多い道路からは少し奥まっているとはいえ、直ぐ近くには何軒かの民家があるのに、レンゲ畑の反対側の草むらから、急に立派な雄のキジが現れた。ケリだけでなく、まさかキジにも遭遇するとは思わなかったので、こちらが驚いてしまった。キジは、植物の種や昆虫を食べるらしいから、河川敷あたりから、餌を探しに遠征してきたのであろう。
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ケリ (3)

2008-04-30 | 野鳥

ケリは雌雄同色で、嘴と脚の黄色が特徴的である。羽装は全体が灰褐色なので、地上にいる時はあまり目立たないが、翼を広げると白黒のコントラストが鮮やかだ。飛んでいる姿はカモメに似ているようだ。
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ケリ (2)

2008-04-30 | 野鳥

ケリは警戒心が強いので、車の中から暫く様子を眺めていたら、10mくらい先を1羽の親鳥が2羽の雛を連れて近づいてきた。“外敵”がもういなくなったと思ったのであろうが、まるで警戒している様子は見られなかった。レンゲ畑で最初にケリを見つけた時に、大きな鳴き声で威嚇していたのは、この雛を守るためだったようだ。
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ケリ (1)

2008-04-30 | 野鳥

レンゲ畑の隣の田圃で、名前の由来になった“ケリケリッ”という甲高い大きな鳴き声をして、2羽のケリが飛び交いながら騒いでいた。ケリは、近畿地方以北の本州に分布し、田畑や河原などの草むらに棲息するチドリの仲間だそうだ。繁殖期には、縄張りに入ってきた外敵の周りを、甲高い鳴き声と共に低空で飛んで威嚇するという攻撃的な性質があるらしい。
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ヒバリ

2008-04-29 | 野鳥

小さな野鳥なので草むらにいると見難いが、レンゲ畑の傍でヒバリを見つけた。たぶんヒバリで間違いないと思う。頭部には特徴のある冠羽を付けており、漢字では「雲雀」と書くように、空高く飛びながら囀るという習性がある。身近にいる“春を告げる鳥”として親しまれているが、レンゲ畑の上空で囀っているヒバリは、のどかな“春の風物詩”の一つであろう。
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レンゲ (2)

2008-04-29 | 草花

今まで「レンゲ」というのが正しい名前だとばかり思っていたら、植物学上はマメ科ゲンゲ属の「ゲンゲ」というのが標準和名だそうだ。レンゲもレンゲソウも、一般名称として間違いではないそうだが、何処かの方言だと思っていた「ゲンゲ」の方が正式名称だとは知らなかった。原産地は中国だそうで、ハスの花(蓮華)に似ていることが名前の由来らしい。岐阜県の「県の花」である。
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レンゲ (1)

2008-04-29 | 農村風景

花の時期がもう終わり間近であったが、名古屋市の東隣にある尾張旭市でレンゲ畑を見つけた。今まで気が付かなかっただけかもしれないが、最近、名古屋近郊ではレンゲ畑をあまり見掛けなくなったような気がする。農地の宅地化が進み、残った田圃も休耕田が増えているので、昔のようなレンゲ畑はもう珍しくなっているのかもしれない。

レンゲは、昔から田圃の緑肥として窒素肥料の代用にしたり、家畜の飼料にも利用されていたので、あちこちの田圃でよく見られたのだが、田畑には化学肥料が使われ、農耕用の家畜もいなくなれば、レンゲ畑がなくなっていくのも、時代の流れとして当然なのであろう。
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タツナミソウ (2)

2008-04-28 | 草花
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タツナミソウ (1)

2008-04-28 | 草花

これは白花のタツナミソウのはずだ。漢字では「立浪草」と書くそうだが、花の様子が、岸に打ち寄せる波を連想させることから名付けられたとか。なかなか粋ないい名前である。タツナミソウも種類が多くて、名前を特定しにくいが、これは、見たとおり、そのままシロバナタツナミソウで間違いないと思う。
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スミレ (3)

2008-04-28 | 草花
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スミレ (2)

2008-04-28 | 草花

これは愛知県緑化センターで見掛けた白花の「スミレ」であるが、名前の見当が付かず全く分からない。葉や茎の状態はタチツボスミレに似ているが、単純に“シロバナタチツボスミレ”という訳にはいかないだろう。
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スミレ (1)

2008-04-28 | 草花

濃い紫色の花が咲くいわゆる「スミレ」は庭や空き地でよく見られるが、スミレには種類が多いだけでなく、よく似ているようで名前が違うものがいくつもあるので、実に名前を特定しにくい草花だ。これは普通の「スミレ」という名前の“スミレ”のはずだが、もしかしたら違うのかもしれない。先日、ようやく「タチツボスミレ」と普通に生えている「スミレ」の2種類のスミレの特徴が何となく判ったところだが、その他のスミレに至っては、識別は全くお手上げである。
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ジュウニヒトエ

2008-04-28 | 草花

先日、セイヨウジュウニヒトエという変な名前の草花を載せたが、これは、花の色が淡い青色というか、やや青みがかった白色なので、日本固有種である本来のジュウニヒトエ(十二単)だと思う。
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カタバミ

2008-04-27 | 草花

カタバミは、日本各地の道端や空き地などあちこちに生えている雑草だ。3枚が一緒になった葉は、ハート型でクローバーに似ている。この画像はクローズアップで撮っているので大きく見えるが、花の大きさは1cmもないくらいだ。花が開くのは、日光が当たっている時だけで、朝晩とか曇や雨の日は閉じている。植木鉢や芝生などに繁殖すると、根が蔓延るので、除草がやっかいだ。

なお、このカタバミとムラサキカタバミの写真は、カシオのEX-P700という数年前のコンパクト・デジカメで撮ったものだ。このカメラには、被写体のピント位置を少しづつずらして同時に5枚の画像を写すことができる「フォーカス・ブラケティング」というユニークに機能がある。その機能を使って撮った5枚の画像を、昨年たまたまネット上で見つけた「Combine Z5」という無料の画像合成ソフトを使って、試しにモンタージュ写真のように合成したものだ。

立体的な被写体を接写する場合は、被写界深度が極めて浅くなるのが常だが、この方法を使うと広い範囲にピントが合った1枚の画像を作ることができる。但し、撮影条件にもよるのだろうが、合成による被写界深度の“効果”が思ったほど出なかったことと、この画像合成ソフトは、無料だから文句は言えないのだが、マニュアルなどが全て英語表記のためによく理解できない部分もあって、撮影から画像合成までの全体の操作に時間がかかり面倒なのが欠点だ。写真としては全く“邪道”だろうが、“観察写真”なら、たまにはこんな“遊び”も面白い。
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