キイロテントウは体長が5㎜もないくらいの小さな黄色いテントウムシだ。ハムシのようにも見えるし、あまりにも小さいから見過ごしてしまうほどだ。上翅にはテントウムシ特有の斑紋がない代わりに、頭の直ぐ後ろの胸部背面に1対の黒い斑紋がある。テントウムシの多くは野菜の害虫であるアブラムシを餌にする益虫だが、キイロテントウもアブラムシの代わりにウドン粉病菌などの菌類を食べるという。
4年前の8月12日にも載せたことがあるが、近くの公園の花壇で見掛けたキイトトンボ。姿からは弱々しく優しそうな印象を受けるが、蜘蛛や他のイトトンボも襲って餌にしているようだから、けっこう獰猛なトンボだ。
これは脱皮して間がない未成熟の個体のようだ。
これは脱皮して間がない未成熟の個体のようだ。
昨日のアオマダラタマムシのついでに、1か月ほど前に愛知県森林公園の花壇で撮ったクロホシタマムシも載せておこう。どこかから飛んできて偶然にも指先に止まったので慌てて撮った画像だ。近くの花の支柱に飛び移ったと思ったらそのまま直ぐに林の中に飛び去ってしまった。クロホシタマムシは4年前の2018年6月にも載せたことがあるが、大きさは1㎝もないくらいで、メタリックグリーンが綺麗な小さな宝石のようなタマムシだ。
アジサイの葉にいたアオマダラタマムシ。上翅は青みがかったメタリックグリーンに細かい黄白色の斑点模様がある綺麗なタマムシだが、地域によっては絶滅が危惧されている希少種のようだ。タマムシと言えばヤマトタマムシが一般的で有名だが、大きさはヤマトタマムシと同じくらいで、色や模様はやや地味でも、光沢はむしろこのアオマダラタマムシの方が強くて綺麗ではないかと思う。
よく見たら、右後部の上翅の一部が欠けて陥没しているようだったから、もしかしたら外敵に襲われたのかもしれない。近寄っても逃げる様子はなく動きが鈍かった。
よく見たら、右後部の上翅の一部が欠けて陥没しているようだったから、もしかしたら外敵に襲われたのかもしれない。近寄っても逃げる様子はなく動きが鈍かった。