閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

フタモンウバタマコメツキ

2024-07-29 | 昆虫
コナラの樹皮に紛れていたので初めは存在に気付かなかったフタモンウバタマコメツキ。手元の図鑑で調べて名前が分かったのだが、体長は3㎝くらいあり、名前のとおり、胴の中ほど部分の翅の両側に黒い半円形の紋がある灰褐色の大型のコメツキムシの仲間だ。樹液を餌にしているようだ。








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オジロアシナガゾウムシ

2024-07-25 | 昆虫
2年前の2022年4月や6年前の2018年6月にも載せたことがあるオジロアシナガゾウムシ。白黒のツートンカラーで表面が凸凹した体長1㎝ほどのゾウムシの仲間だ。体の大きさの割には脚が太く長く、突き出た口吻が象の鼻のように見えるからゾウムシなのだろう。野鳥の糞に擬態して身を守っているらしい。成虫も幼虫もクズの葉を餌にしているそうだ。






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アゲハ

2024-07-24 | 昆虫
前回は3か月前の4月28日にも載せたように、春から秋にかけてどこでもよく見掛けるアゲハ。これは愛知県森林公園の花壇に植えてあるミソハギで吸蜜していたアゲハだが、ナミアゲハとも言い、キアゲハと共にアゲハチョウの代表格だ。最近はキアゲハよりもこのナミアゲハを見掛けることが多い。





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ヒカゲチョウ

2024-07-22 | 昆虫
直ぐに逃げられてしまったのでこの1枚だけだが、アジサイの葉にいたヒカゲチョウだろうか。翅の色や模様は近縁のクロヒカゲとよく似ているし、コジャノメヒメジャノメとも紛らわしいが、これは翅の模様からヒカゲチョウでいいだろう。夏から秋にかけて林の近くで見掛けることが多く、幼虫で越冬し食草はタケやササなどだという。


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ヒメアカタテハ

2024-07-20 | 昆虫
昨日載せたツマグロヒョウモンがいたヒャクニチソウの花壇でヒメアカタテハも飛び交っていた。去年の11月16日に載せたように、東海地方では秋によく見掛ける蝶だが、最近は梅雨時から夏の暑い時期でも見られるようになった。この蝶もツマグロヒョウモンと同様に、温暖化の影響で生息域が次第に北上しつつあるそうだが、寒さには弱く成虫で越冬できないらしいから、まだ東北地方には進出していないのではないだろうか。





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ツマグロヒョウモン

2024-07-19 | 昆虫
公園の花壇に植えられているヒャクニチソウに吸蜜に来ていたツマグロヒョウモン。昔は東海地方では全く見られなかった暖かい地方にいる蝶だったが、温暖化の影響なのか、今では関東地方でもありふれた蝶になり、さらには東北地方南部まで生息域を広げているそうだ。





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ヤブミョウガ

2024-07-16 | 草花
公園の片隅でヤブミョウガの花が咲いていた。遠目には草丈や葉の大きさの割に花は小さく地味で茎の先端近くにたくさん集まって咲いているように見えるが、近寄って個々の小さな花をよく見れば、長い蕊の周りにやや楕円形の花弁と丸い萼が3枚ずつ交互に並んでいて、白く透明感のある6枚の花弁があるように見える。名前からは藪に生えているミョウガというようにも思えるが、我々が食用にするミョウガはショウガ科で、ヤブミョウガはツユクサ科だから全くの別物だそうだ。花後には丸い緑がかった白い実ができ、その後、色が次第に濃い青色に変わる。





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ナガバミズアオイ

2024-07-14 | 草花
1ヶ月ほど前の画像だからかなり時機遅れになってしまったが、春日井市内の公園の池で見掛けたポンテデリア・コルダータ(Pontederia cordata) 。南北アメリカ原産の水生多年草で通常は学名で呼ばれているようだ。和名はナガバミズアオイだそうだ。





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ウチワヤンマ

2024-07-11 | 昆虫
公園の池で咲いているハスの周りをウチワヤンマが飛び交っていた。雌も雄も腹部先端に黒い縁取りのある半円型の黄色い団扇状の突起があるのが名前の由来だ。東海地方では普通に見掛けるが、県によっては絶滅危惧種や準絶滅危惧種に指定しているところもあるという。







空中で小さな虫を捕えて食べていた。


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キマダラセセリ

2024-07-04 | 昆虫
近くの公園の花壇で見掛けたキマダラセセリ。翅の模様がよく似たヒメキマダラセセリというのもいるが、これは2017年9月21日に載せたのと同じキマダラセセリのようだ。幼虫で越冬し、6月頃から年に2~3回羽化するそうだから、それほど珍しいセセリチョウではないが、普通によく見掛けるチャバネセセリイチモンジセセリほど多くはないだろう。





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