閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

ツマグロキチョウ

2014-10-31 | 昆虫
翅裏の斜めに入った褐色の筋模様と翅の角がやや尖っていることから、ツマグロキチョウだろう。よく見かけるキタキチョウの近縁種だそうで、季節的変異があって翅の形や色の違いがあるようだが、他種にもよく似たのがいくつかいるから、飛んでいる状態では分かりにくい。気温が下がってきて、葉にじっと留まっているのを見掛けたが、成虫で越冬するそうだから、この個体は葉陰なとでじっとして冬を越すのだろう。黄色くなった葉に留まっていると保護色のようになって見付けにくい。食草はマメ科のカワラケツメイやアレチケツメイだそうで、この辺りでは時々見掛けるが、地域によっては食草の減少とともに減っており絶滅危惧種になっているようだ。











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キタテハ

2014-10-30 | 昆虫
早いもので明日で10月も終わろうとしている。朝晩は冷え込んできて、蝶の活動もだいぶ減ってきた。今月上旬に撮った画像だが、キタテハだと思う。よく似た模様の蝶がいくつかいるので紛らわしいが、翅の形や模様からキタテハでいいと思う。昔はもっとよく目にした筈なのに、最近ではあまり見掛けなくなったように思うが、気のせいだろうか。

















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ホシホウジャク

2014-10-29 | 昆虫
暫く更新をサボっていたが、また蝶の続きを・・・。

スズメガ科の蛾の仲間のホシホウジャクだが、漢字では「星蜂雀」だそうで、なかなか上手い当て字をしたものだと感心している。先日のオオスカシバと同様にホバリングが得意だから、飛んでいる状態で長い口吻を伸ばして鼻の奥に差し込み、空中停止しながら蜜を吸う。ホシホウジャクの幼虫は、あの嫌な臭いがするヘクソカズラを食草としているから、虫の好みも千差万別だ。











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オオスカシバ

2014-10-20 | 昆虫
オオスカシバは蛾の一種だが、昼間にホバリングしながら花の蜜を吸うので蛾には見えない。







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蝶いろいろ (5)

2014-10-19 | 昆虫
コミスジだろうか。


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蝶いろいろ (4)

2014-10-19 | 昆虫
トラフシジミの夏型だろうと思う。後ろの翅の先端に黒い斑点模様と尾状突起があって、遠くから見れば頭のように見えるから、外敵に襲われた時に前と後ろを分かりにくくしているそうだ。



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蝶いろいろ (3)

2014-10-19 | 昆虫
昨日のクロヒカゲに似ているが、これはコジャノメだろう。


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蝶いろいろ (2)

2014-10-18 | 昆虫
クロヒカゲだと思うが、ちょうど笹の葉の裏側に卵を産み付けているようだった。器用なものだ。葉の裏側なら雨に濡れることも少ないだろう。





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蝶いろいろ (1)

2014-10-17 | 昆虫
暫く前に撮った画像だが、ベニシジミを載せておくことにする。今でも時々見掛ける蝶だから時期遅れという訳ではないが、止まっている花はだいぶ季節外れになっている。











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ホトトギス (3)

2014-10-16 | 昆虫
グリーンピア春日井で咲いていたホトトギスだ。咲いている場所や環境によってホトトギスの花も違った雰囲気になる。キリギリスの仲間が来て何かを食べているようだったが、アシグロツユムシだろうか。











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ホトトギス (2)

2014-10-15 | 草花
花言葉にはまるで疎いので知らなかったのだが、ホトトギスには「永遠にあなたのもの」とか「秘めた意志」「秘めた恋」などという何ともロマンチックな花言葉があると教えてもらった。花の姿からはどこにもそんな雰囲気は感じられないから、「へ~ぇ!」と驚いているが、ネットで調べてみたら、確かにそう出ていた。一方で、ユリ科の花であるホトトギスは、英語では「toad lily」だそうで、英語の辞書を引いてみたら「ヒキガエルのユリ」という意味になるそうだから、ヒキガエルではあまりロマンチックないいイメージは湧いてこない。真偽のほどは知らないが、「ヒキガエルのユリ」が何で「永遠にあなたのもの」とか「秘めた恋」という言葉に結びつくのか、ヒキガエルには悪いが、全く逆ではないかと思ってしまう。まぁ、全く関係ないことだが、この写真を撮っているのが“ヒキガエルのようなおっさん”なのだからしょうがないか・・・と、変に納得している(?)。








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ホトトギス (1)

2014-10-14 | 草花
豊田市の愛知県緑化センターのホトトギスが見頃になっていた。花弁の斑点模様が野草にしては何とも賑やかだが、それで虫が訪れるのを誘っているのだろう。野鳥のホトトギスの羽にある模様と似ていることが名前の由来らしい。薄い雲がかかって、陽が隠れたり顔を出したりしていた日の午後の訪問だったので、木漏れ日が逆光になって、ちょっと違う雰囲気の画像になったようだ。











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ツマグロヒョウモン (3)

2014-10-11 | 昆虫











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ツマグロヒョウモン (2)

2014-10-10 | 昆虫
昨日載せたのは全て♀だったが、今日のは全て♂だ。ツマグロヒョウモンの♂は、他によく似た別の蝶と紛らわしい色と模様をしているから、飛んでいる状態ではよく見ないと判りにくいが、何かに止まっていれば、後ろの翅の先端が黒いからよく判る。











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ツマグロヒョウモン (1)

2014-10-09 | 昆虫
東海地方では昔はあまり見掛けなかった南の方の蝶だが、温暖化の影響なのか、20年くらい前からごく普通によく見るようになったようだ。翅の縁が黒いのが名前の由来だが、前翅の先端に白斑のある黒い部分が多い方が♀で、それがないのが♂だから、これらは全て♀だ。











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