閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

キクザキイチゲ

2010-03-31 | 草花
キクザキイチゲ(菊咲一華)はニリンソウと同じキンポウゲ科の山野草で、白色ないし薄紫色の菊に似た花が一輪だけ咲くことが名前の由来らしい。カタクリと同様に、早春に花が咲き、短い花期が終わると直ぐに地上部は枯れてなくなり、翌春まで地中の地下茎で過ごすので、キクザキイチゲも「スプリング・エフェメラル」と呼ばれる花の一つだ。











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ニリンソウ

2010-03-30 | 草花
カタクリが群生している香嵐渓の飯盛山の麓で咲いていたニリンソウ(二輪草)だ。去年も見に行ったが、株数がかなり増えていたようなので、地元の人たちがよく手入して管理れされているのだろう。白い花は花弁ではなく萼だそうだが、花は草丈の割には小さく可憐で、1本の茎から2本の花茎が伸びているのが名前の由来となっているそうだ。先に1輪だけが咲いて、後からもう1輪が咲くようで、開花した花と蕾がセットになって一緒に並んでいるのが特徴的だ。主に根茎が伸びて増えるそうだが、時期をずらして咲くのは、種の保存のため植物の知恵なのだろうか。











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カタクリ (2)

2010-03-29 | 草花
カタクリはユリ科の山野草で、早春に春を告げる可憐な花として「スプリング・エフェメラル」の一つに挙げられている。花期は短く、花が終わると葉も枯れて鱗茎だけが残り、翌春までの長い月日を地中で過ごす。スプリング・エフェメラルと言われる由縁なのだろう。種子は蟻によって運ばれて増えていくそうだが、種から花が咲くまで生長するは10年近く掛かるという。昔はこの鱗茎が片栗粉の原料となったが、その後も山林の開発や盗掘などで減少してしまったので、今では各地でカタクリの保存活動が行われているようだ。春の僅かな期間しか見られないので、余計に綺麗に見える。











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カタクリ (1)

2010-03-28 | 草花
先週末、豊田市足助町の香嵐渓に今年もカタクリ(片栗)を見に行ったが、いつ行こうか迷っているうちに遅くなって時機を失してしまった。花はもう既に終盤に差し掛かっており、1週間か10日遅かったようだ。あいにくの曇り空で薄暗かったが、傷んでいない花をいくつか選んで高感度で撮ってきたものの、あまり綺麗に撮れなかった。











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ハクモクレン

2010-03-27 | 樹木・花木
先週初めから咲いていた我が家の庭の花は、このところの雨や低温で花がすっかり傷んでしまった。綺麗に咲いていたハクモクレンは、花弁が茶色くなって散っている。自然に上手く適応する植物も、雑草以外は、急激な気候の変化に戸惑っているのかもしれない。そういえば、1週間以上早く開花したソメイヨシノも、このところの朝晩の冷え込みで見頃が少し遅れそうな様子だ。来月初めあたりが満開だろうか。今年は何処の桜を見に行こうか、まだ計画が立っていない。








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コブシ

2010-03-26 | 樹木・花木
去年一昨年も自生のコブシやシデコブシを見に行ったのだが、天気とのタイミングが上手く合わなかったこともあって、今年はついに行く時機を見逃してしまった。我が家の庭にある小さなコブシの木には今年も花が咲いたが、ヒヨドリにとっては美味しい餌のようで、いつも蕾が開く前に花の先端を突かれてかなり食べられてしまう。








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オトメツバキ

2010-03-25 | 樹木・花木








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ユスラウメ

2010-03-24 | 樹木・花木








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ヤマブキ

2010-03-23 | 樹木・花木








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ユキヤナギ

2010-03-22 | 樹木・花木








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ヒイラギナンテン

2010-03-21 | 樹木・花木











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トサミズキ

2010-03-20 | 樹木・花木











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ジンチョウゲ

2010-03-19 | 樹木・花木
庭のジンチョウゲが咲いていた。赤い花のジンチョウゲもあったのだが、2年ほど前に枯れてしまったので、今は白花のジンチョウゲだけしかない。先週あたりから庭に芳香が漂っている。











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矢田川夕景 (2)

2010-03-18 | 自然景観
もう直ぐ春分の日だが、昨日の名古屋の日の出は朝6時01分で、日の入りも夕方の6時01分だった。春分の日まではまだ4日あるのに、昨日でちょうど昼と夜の長さが半々になったということになる。これから6月の夏至までは昼の時間が少しづつ長くなって、夕陽が沈む位置も、さらに橋の右側に移動してくる。











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矢田川夕景 (1)

2010-03-17 | 自然景観
不覚にも先週からまた風邪気味で、このところ殆ど出掛けることもないまま、載せるネタがなくなってきた。そんな時には決まって散歩道での黄昏時の川の風景となるのだが、天候もあまりパッとしないから、この日の夕景は、雨後のセピア色のような変な夕陽になってしまった。











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