閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

サルスベリ

2024-08-10 | 樹木・花木
去年も8月12日に載せた我が家の庭で咲いているサルスベリの花だ。木は小さいが今年もよく咲いている。漢字では“百日紅”と言うように、花期は長いし色が鮮やかだから真夏のこの季節にはよく似合う。何とも言えない独特の姿をした花弁と黄色の蕊が面白い。





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スイカズラ

2024-05-23 | 樹木・花木
ニンドウ(忍冬)とかキンギンカ(金銀花)の別名もあるスイカズラ(吸葛)。暫く前の2009年7月12日に載せたことがあるが、花は2つ並んで咲き、初めのうちは白いが、花が終わりに近づくと黄色に変わるから、同じ木に白色と黄色の花が混在していることがある。秋になると黒い実が生る。










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アジサイ

2024-05-21 | 樹木・花木
我が家の庭に植えてあるガクアジサイの花が少し色付いてきた。去年の5月30日に載せたものと同じ株だ。まだ咲き始めたばかりだから、綺麗な淡いブルーになるにはもう少し時間が掛かるが、去年と同様に来週後半から来月初めには色が揃って見栄えが良くなる筈だ。アジサイの花が見頃になると東海地方も鬱陶しい梅雨が近づくのだろう。











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ヤマボウシ

2024-05-18 | 樹木・花木
ヤマボウシは同じ仲間のハナミズキ(アメリカヤマボウシ)の花が終わった後に咲く。ヤマボウシは7年前の2017年6月7日にも記したように、白い花びらのように見えるのは総苞片で、実際の花は中央部分の球状になった部分が小さな花の集合体だから、この画像ではまだ蕾の状態だ。これらの粒状の蕾が開いてが咲くと、ヤマボウシの花粉を好物にしている小さなカツオブシムシが花に集まってくる。





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ヤブデマリ

2024-05-12 | 樹木・花木
今月初めに豊田市内の道端で見掛けた花だが、ヤブデマリのようだ。直ぐ手前に小川が流れていて傍まで近づけなかったため、対岸からは同じガマズミ科の仲間であるオオカメノキのようにも見えたが、花や葉の様子からヤブデマリで間違いないと思う。白い花弁のように見えるのは装飾花で、中央部分の小さな粒状に見えるのが花だが、ちょうど見頃になっていた。








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ドウダンツツジ

2024-04-16 | 樹木・花木
ドウダンツツジは、春にはアセビの花とよく似た釣り鐘状の小さな花が咲き、秋には鮮やかな紅葉が綺麗なツツジ科の落葉樹で、庭木として植えられることが多いようだ。今年はちょうど今、花が見頃だ。








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マメナシ

2024-04-13 | 樹木・花木
先週、愛知県森林公園のマメナシが満開になっていた。マメナシは「東海丘陵要素植物」の一つで、伊勢湾周辺で太古の昔から生き延びてきたこの地方固有の梨の仲間だが、特に名古屋市守山区から隣の尾張旭市にかけて樹齢の古い大木がいくつか生えている。夏から秋には1㎝ほどの小さな実が生るが、色や姿は現在の梨によく似ている。梨の原種だと聞いたことがあるが、どうもそうではないらしい。







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ヒュウガミズキ

2024-04-10 | 樹木・花木
先月29日に載せたトサミズキと花がよく似たヒュウガミズキ。トサミズキもヒュウガミズキも公園や庭に植栽されることが多い木だ。





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トサミズキ

2024-03-29 | 樹木・花木
2週間ほど前に近くの公園で咲いていたトサミズキ。花はヒュウガミズキとよく似ているが、ヒュウガミズキは花穂がトサミズキより短く蕊が黄色なのに、トサミズキは花穂が長く蕊が赤いから、これはトサミズキでいいだろう。名前に「ミズキ」と付いていても、ハナミズキのようなミズキ科ではなく、トサミズキもヒュウガミズキもマンサク科トサミズキ属だそうだ。








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オニシバリ

2024-03-22 | 樹木・花木
甘い香りの花が咲くジンチョウゲや和紙の原料になるミツマタと同じジンチョウゲ科の仲間のオニシバリ。樹皮が丈夫で “鬼をも縛ることができる” ということが名前の由来だそうだ。雌雄異株の有毒植物で、雌株には夏になると赤い実がなるという。小さな株だったが、守山区の東谷山フルーツパークで咲いていた。





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アセビ

2024-03-19 | 樹木・花木
近くの公園の散策路脇で咲いていたアセビ。花はドウダンツツジのような釣り鐘状で可愛らしいが有毒植物だ。花がピンク色の品種はアケボノアセビまたはベニバナアセビと呼ばれる園芸種だそうだ。








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サンシュユ

2024-03-13 | 樹木・花木
近くの公園のサンシュユが満開になっていた。花は鮮やかな黄色で、線香花火のような蕊が特徴的だ。今月初め頃、初夏のような暖かい日があったせいか、今年は例年より早く見頃になっているように思う。寒さが残っている春先に見掛ける花だから、このブログでは過去にも今頃よく見掛ける花としてたびたび載せている。サンシュユは中国原産だから、日本でも漢字では中国名と同じ「山茱萸」。日本には江戸時代に薬用として入ってきたそうで、秋にできる赤い実の果肉を乾燥したものが漢方薬として使われるという。





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ヒイラギナンテン

2024-03-10 | 樹木・花木
我が家の玄関脇に植えてあるヒイラギナンテンが今年も咲いた。だいぶ前に植木屋さんに勧められて植えたものだが、陽当りが悪いから生育はあまりよくないのに、花は毎年けっこう咲いている。ヒイラギナンテンは、どういう訳か学名に “japonica” とあるのに中国南部から台湾にかけての地域が原産地だそうで、日本には江戸時代に入ってきたらしい。花も実もナンテンとは全く似ていないが、鋭い棘状の鋸歯がある葉がヒイラギによく似ていることが名前の由来なのだろう。





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マンサク

2024-02-18 | 樹木・花木
立春から2週間が過ぎたとはいえ、本来ならまだ寒さが続いている時期なのに、去年と同様にこのところの温かさのせいだろうが、公園に植えられているマンサクの開花がかなり進んだようだ。マンサクのリボンのような花弁は、何枚もあるように見えても一つの花に4枚だ。








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ソシンロウバイ

2024-01-19 | 樹木・花木
ロウバイは年の初めの寒い時期に咲く花だから、このブログでは花が少ない今頃によく載せている。ロウバイの花は内側中央部分が赤紫色をしているが、ロウバイの変種または園芸品種と言われているソシンロウバイ(素心蝋梅)は、花の中心部が全て花弁と同じ黄色だ。いずれも中国原産で日本には江戸時代に入ってきたらしい。








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