翌日も同じ河川敷の2カ所でまた白いスズメに出会った。その時間差は僅か10分くらいとはいえ、珍しいスズメがまさか2羽もいる筈はないだろうから、同じ白いスズメが移動したと思うが、画像をよく確認したら、気のせいか色の濃さ(薄さ?)が少し違うようにも見える。スズメの日常の行動範囲がどの程度なのか知らないが、彼らには羽があって短時間でどこにでも飛んでいく筈だから、たぶんこちらの目の錯覚なのだろう。しかし、何となく違うスズメのような気がしている。
これは昨日載せたスズメがいた場所から500mほど離れた場所で撮った白いスズメだが、草むらにいるのを見付けたので、そっと様子を観ていたら、急に飛び立って堤防脇の倉庫の雨樋に止まってこちらの出方を覗っているようだった。カメラを向けたら直ぐに木の葉陰に隠れてしまった。
このスズメは“白いスズメ”と言うには羽の色が濃いが、“普通のスズメ”に比べれば色が薄いように見える。同じ時間帯に近くの草むらでたまたま見付けたのだが、これもどちらかと言えば普通のスズメとは色が少し薄い“白っぽいスズメ”のようだ。推測ではあるが、この辺りに棲んでいるいくつかの群れには、もしかしたら“白っぽい色のスズメ”が1羽だけではなく、何羽かいるのではないだろうか。そういえば、一昨年の
1月18日に載せたスズメも羽の色がやや薄かったが、同じ河川敷の同じ場所で撮った画像だから、あの時と同じスズメなのか、またはその子供か孫なのかもしれないと勝手に想像を膨らませている。いずれまた出会ったらよく確認しようとは思っているが、何ぶんにもあちこち飛び回る相手であるし、こちらも暑い中をいつも双眼鏡とカメラ持参で散歩する訳にもいかないから、再確認は難しいだろう。ここ数日は彼らに出会っていないので、もう既に他の場所に移動してしまったのかもしれない。