閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

ニワゼキショウ

2020-05-31 | 草花
先月9日にも我が家の庭で咲いていたニワゼキショウを載せたが、これは愛知県森林公園で咲いていたニワゼキショウだ。







ニワゼキショウには花の色が違うものもあるそうだから確かではないが、花の色や形がやや違うから、もしかしたら雑種かもしれない。


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オオニワゼキショウ

2020-05-30 | 草花
これは愛知県森林公園で咲いていたものだが、たぶんオオニワゼキショウだろう。明治時代に日本に入ってきた北アメリカ原産の帰化植物で、ニワゼキショウと同じ仲間の多年草だが、オオニワゼキショウの方が花の大きさは同じくらいでも草丈がやや高いという。ニワゼキショウには自然雑種や変種が多いそうで、正確に区別をするのは難しいかもしれない。





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キュウリグサとハナイバナ

2020-05-27 | 草花
10年ほど前にも載せたことがあるが、キュウリグサは花の直径が2㎜くらいしかない目立たない雑草だ。花の大きさはまったく違うがワスレナグサと姿かたちがよく似ている。葉を揉むとキュウリのにおいがするというのが名前の由来だそうだが、あまりそんな感じはしない。






ハナイバナはキュウリグサと同じムラサキ科の仲間で、花の色や形、大きさもキュウリグサとそっくりだ。音節を「ハナ」と「イバナ」で区切って読んでしまいそうだが、花は茎の上部の葉と葉の間の葉腋に付くということから、漢字では“葉内花”だそうだ。


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マツバウンラン

2020-05-26 | 草花
我が家の庭には、どこかから種が飛んできて知らないうちに芽生えたマツバウンランも花を咲かせていた。もう花は終わったが、草取りの時期が遅かったから、たぶん来年も生えてくるだろう。名前に“ラン”と付いていてもランの仲間ではなく、北米原産のオオバコ科(ゴマノハグサ科)ウンラン属の外来種だそうで、海岸に生える同属のウンランに花が似ており、葉が松葉のようだということから名付けられたという。









花がマツバウンランによく似た形をしている同じ仲間の園芸種でリナリアというそうだ。近くの公園の花壇で咲いていたので、ついでに・・・。




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タチカタバミ

2020-05-25 | 草花
また暫く間が空いてしまったが、外出自粛中に庭の草取りをしていて見つけた雑草の花の続きをいくつか載せておくことにする。これはタチカタバミだと思うが、よく似たオッタチカタバミというのもあるから、見分けがつきにくい。空き地などでよく見かけるが、我が家の庭にもけっこう蔓延ってしまった。北米原産のオッタチカタバミは根を抜きやすいそうだが、タチカタバミは抜く時に根が残ってしまい除草がけっこう厄介だ。カタバミの仲間はヤマトシジミの幼虫の食草だ。









「頼むから抜かないでくれ~」と言っているような・・・!

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アメリカフウロ

2020-05-10 | 草花
庭に生えていたアメリカフウロだが、名前のとおり北アメリカ原産の帰化植物で、日本には昭和初期に入ってきたらしい。主に道端や荒れ地に生えており、薄いピンク色の花は小さく数ミリくらいしかないから殆ど目立たない。薬草として知られるゲンノショウコと同じフウロソウ科で花の形も似ているが、アメリカフウロの方は存在感があまりない雑草だ。











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ニワゼキショウ

2020-05-09 | 草花
コロナによる外出自粛でずっと家に引き籠っており、時間は十分にあるのにネタ画像がなくてブログの更新がまた滞ってしまった。その間に、暇だから庭に蔓延っている雑草の草取りをしたのだが、作業の前に庭で見掛けた小さな花を撮っておいたので、それらを載せておくことにする。

ニワゼキショウは明治時代中頃に北アメリカから入ってきた帰化植物だそうで、漢字では「庭石菖」と書き、空き地や芝生に生えるアヤメ科の雑草だ。直径が1㎝たらずの小さな花は赤紫色と白花があり、白花のニワゼキショウの中には、花が青いオオニワゼキショウとの雑種もあるという。












これはオオニワゼキショウとの雑種ではなく、普通のニワゼキショウのようだ。

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