閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

ウラナミシジミ

2016-09-25 | 昆虫

秋になるとよく見掛けるウラナミシジミだが、暖地性の蝶なのに、このあたりでは夏には殆ど見掛けない。涼しくなってから現れるのに、暖かい地方以外では成虫も幼虫も越冬できずに死滅するという。 去年も1月14日に♀と思われるウラナミシジミを載せたが、これも翅の表側の青色部分が少ないから♀だろう。昨日のヤマトシジミと共に愛知県緑化センターで出会った蝶だ。








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ヤマトシジミ

2016-09-24 | 昆虫

豊田市の愛知県緑化センターのハーブ園で見掛けたヤマトシジミ。ありふれた普通のシジミチョウで、幼虫の食草はどこにでも生えているカタバミだから、躰は小さくてもカタバミさえあれば子孫を残し世代を継続できる逞しい蝶だ。他の昆虫と競合しないカタバミを食草にしたとは実に賢いと思う。








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イチモンジセセリ (2)

2016-09-23 | 昆虫

別の日に愛知県森林公園のキバナコスモスに来ていたイチモンジセセリだ。











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イチモンジセセリ (1)

2016-09-22 | 昆虫

10日ほど前に豊明市の大狭間湿地の一般公開があったので出掛けてみたが、ここでもシラタマホシクサがちょうど花盛り。シラタマホシクサは過去にも何度か載せたことがあるが、伊勢湾周囲の湿地にのみ見られる希少な固有種だ。蝶はその湿地で咲いていたサワヒヨドリの花に来ていたイチモンジセセリ。







先週、愛知県森林公園の花壇で見掛けたイチモンジセセリも一緒に載せておこう。セセリチョウの仲間はどれも飛び方は俊敏でも、吸蜜している時は近寄っても殆ど逃げないし、躰の割に目が大きくて愛嬌がある。ファインダー越しに目が合ってしまったが、蜜を吸っている訳でもないのにジッとポーズをとってくれていた。見掛けは可愛らしくても、幼虫はイネ科植物を食草にしているから、稲作農家にとっては憎らしい害虫だという。





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ベニシジミ (2)

2016-09-21 | 昆虫

先週末、愛知県森林公園の花壇にいたベニシジミもついでに・・・。








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ベニシジミ (1)

2016-09-20 | 昆虫

2週間ほど前に名古屋市緑区の大高緑地公園の湿地にシラタマホシクサを見に行ったが、その時に出会ったベニシジミだ。カメラを構えているだけで額から汗が滴り落ちるほどの猛暑日だったが、見掛けた蝶はこのベニシジミ1頭だけだった。このところようやく秋らしくなってきたが、東海地方ではこの夏は実に暑かったから、出会った虫の種類も数も少なかったような気がする。








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ウラギンシジミ

2016-09-19 | 昆虫

愛知県森林公園の南門脇のフェンスに絡みついた蔦の葉上で翅を休めていたウラギンシジミ。翅を広げたところを撮り損なったが、飛び立った時に見た翅の表側はオレンジ色だったのでオスの筈だ。翅が傷んでなくて綺麗だったので、この秋に羽化したばかりなのだろう。ウラギンシジミは成虫で越冬するそうだから、天敵に襲われなければ、このオスはこのまま来年の春まで生き延びるのかもしれない。








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ヒメアカタテハ (2)

2016-09-18 | 昆虫

ワンパターンの同じような画像ばかりだが、同じ愛知県森林公園で別の日に出会ったヒメアカタテハもついでに・・・。








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ヒメアカタテハ (1)

2016-09-17 | 昆虫

昨日載せたキアゲハがいた愛知県森林公園南門の花壇で見掛けたヒメアカタテハだが、ツマグロヒョウモンと同様に暖かい地方の蝶だそうで、温暖化によって生息地が少しづつ北上している蝶の一つらしい。











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キアゲハ

2016-09-16 | 昆虫

愛知県森林公園の花壇に植えられているケイトウの花で吸蜜していたキアゲハ。










キバナコスモスにいたキアゲハもついでに・・・。よく似た色と模様をしているナミアゲハは、前翅の付け根が筋模様になっているが、キアゲハには筋模様がなく全体が黒っぽくなっているから、止まっていれば見分けがつきやすい。




腹の大きさや先端のお尻の部分の形から、最後の画像はメスのようで、最初の3枚の画像に写っているのはオスのように見えるが違うだろうか。
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クロアゲハ

2016-09-15 | 昆虫
腹の部分に赤い模様がなく、全体が黒いようなのでクロアゲハではないだろうか。手元の図鑑と比べてみたが、この写真ではクロアゲハなのかオナガアゲハなのか、またはジャコウアゲハなのかよく分からなかった。豊田市の松平郷園地に行ったら、池の傍のサワギキョウに吸蜜に来ていた。翅がだいぶ傷んでいたから、この夏を無事に生き延びてきた証なのだろう。












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モンシロチョウ

2016-09-12 | 昆虫

モンシロチョウは普通によく見掛けるお馴染みの蝶だが、昨日載せたモンキチョウと同様に年間の発生回数が多いから、今頃でも綺麗な個体をよく見掛ける。モンキチョウの白色型のメスとよく似ているから、飛んでいる姿はいずれなのか分かりにくいことがある。








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モンキチョウ

2016-09-11 | 昆虫

モンシロチョウやモンキチョウは早春から晩秋まで数回発生するから、秋になっても、羽化して間がない翅が傷んでいない綺麗なものが多くいる。このモンキチョウも最近になって羽化したばかりなのかもしれない。秋の花を飛び廻って盛んに蜜を吸っていた。








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ヒメシロコブゾウムシ

2016-09-09 | 昆虫

昨日載せたチョッキリのように、ゾウムシの仲間も長い口が象の鼻のように見えることからゾウムシと名付けられたそうだが、横顔は確かに象に似ている。これはヒメシロコブゾウムシだろう。2年前の6月に体形がずんぐりしたオジロアシナガゾウムシを載せたことがあるが、それよりも体形はややスマートで体長も1㎝くらいと大きい。近寄ってしつこくカメラを向けたら迷惑がられ、自分から落下して草むらに逃げてしまった。これも愛知県森林公園で出会った小さな虫だ。









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ハイイロチョッキリ (コナラシギゾウムシ?)

2016-09-08 | 昆虫

尾張旭市の愛知県森林公園でハイイロチョッキリ(コナラシギゾウムシ?)に出会った。チョッキリの仲間には、5月25日に載せたオトシブミのように葉で揺籃を作って子孫を残すのもいるが、ハイイロチョッキリは揺籃を作らず、コナラやクヌギなどのドングリの実に穴をあけて卵を産みつける。産卵後は実が付いている小枝ごと切り落とすから、孵化した幼虫はその実を食べて育ち、そのまま地中で冬を越すというから、親はなかなか賢い方法を知っているものだと感心する。

(訂正) ドングリの実が付いた小枝が落ちていたので、早合点してハイイロチョッキリと思っていたが、この画像の成虫は口が少し長めなので、もしかしたら同じ木に同居していたコナラシギゾウムシかもしれない。両者はよく似ているが、コナラシギゾウムシならドングリに穴をあけて卵を産むのは同じでも、小枝は切り落とさないという。







このドングリには既に穴が開いていたから、中にハイイロチョッキリの卵が産みつけられているのだろう。道端にこの小枝が落ちていたので頭上を見たら、垂れ下がった枝の葉裏に成虫が隠れていた。右側のドングリの穴はまだ新しいようで、切り落としたばかりだったのかもしれない。


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