シラタマホシクサと一緒に咲いていたサワヒヨドリだが、花は白いものからピンク色まで個体差があるという。サワヒヨドリもサワシロギクと同じキク科で、花は小さな花の集合体だ。蝶はたぶんキタキチョウだろうと思うが、サワヒヨドリの花が好みなのか、競うように吸蜜していた。
スイレン
2012-09-27 | 草花
スイレンはハスと同じように真夏の暑い時期に咲くのかと思っていたら、春から秋までずっと咲いているらしい。今月初めに撮った画像だからもう季節外れになってしまったと思っていたが、9月ならそれほど時季外れでもなさそうだ。
クロタマホシクサなのかクロホシクサなのか、両方の名前があるようなので正式にはよく分からないが、シラタマホシクサに対してクロタマホシクサ(黒玉星草)もある。同じホシクサ科の仲間だから咲く時期もほぼ同じだ。シラタマホシクサよりも背丈は低くて10cmくらいしかない。花も小さいが姿はシラタマホシクサとそっくりだ。これも絶滅危惧Ⅱ類に分類されている希少な植物だそうだ。
東海地方の湿地に自生するシラタマホシクサ(白玉星草)が見頃になっていた。花が“金平糖”のような形をしているからコンペイトウグサとも言うらしい。1cmもないくらいの白い部分はたくさんの小さな花の塊で、黒いツブツブは花粉がある雄蕊の先端の葯だという。こんな小さな花でも虫は蜜を求めて集まってくる。環境省の絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、秋分の日が過ぎたら急に涼しくなった。暑かった夏も終わり、いよいよ本格的な秋の到来だ。これから2ヶ月くらい、紅葉が終わる頃までは暫く過ごし易い天候が続くのだろう。
昼前まで降っていた雨が上がり午後からは晴れてきたので、今日は夕陽が綺麗だろうと思ったが、遠く西の空には雲がかかっていて期待外れだった。久し振りにいつもの散歩道の夕陽を載せておこう。
昼前まで降っていた雨が上がり午後からは晴れてきたので、今日は夕陽が綺麗だろうと思ったが、遠く西の空には雲がかかっていて期待外れだった。久し振りにいつもの散歩道の夕陽を載せておこう。
岐阜県恵那市の「明智の森」で今年もシラヒゲソウが咲いていた。名前のとおり、白い髭が生えたように見えるユニークな花だが、自然界にはこんな複雑で不思議な姿をした花があるものだと、いつも感心しながら眺めている。
蜜を吸うのに夢中で、人の気配など我関せず・・・という様子だったので、ファインダーからはみ出るくらいまで近づいて撮ってみた。
別の花にいたイチモンジセセリだが、これも直ぐ傍まで近寄っても暫く逃げなかった。躰の表面の毛がこんなにも長く毛深いとは思わなかった。
別の花にいたイチモンジセセリだが、これも直ぐ傍まで近寄っても暫く逃げなかった。躰の表面の毛がこんなにも長く毛深いとは思わなかった。
イチモンジセセリは何処でもよく見掛けるセセリチョウの仲間だ。飛び回るのは速いが、花に留まれば暫く蜜を吸いながらじっとしているし、目が大きくて動きも面白いのでいつも格好の被写体になってくれる。
ワルナスビは道端や空き地で見掛ける雑草だが、花はナスとそっくりで、群生していると綺麗に見える。茎には棘があるし、根が深く繁茂すると駆除するのが厄介な嫌われ者だ。花は薄い紫色と白花の両方あり、小さなバナナのような雄蕊とマッチ棒のような雌蕊がユニークだ。