閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

アサギマダラ

2010-10-31 | 昆虫
半月ほど前の今月15日に愛知県森林公園にいたアサギマダラ(浅葱斑蝶)を載せたが、先々週、散歩がてら再び様子を見に行ったら、かなり数が増えていたので、また何枚か撮ってきた。東海地方も下旬になって急に冷え込んできたので、4日前に行った時には、さすがにもういなくなっていた。温かい南の方に渡っていったのだろう。10月も今日で終わりだ。










飛んでいるところを撮ってみたが、動いている相手はなかなか上手く撮れない。ひらひらと飛んできて、ちょうど花に留まる直前の画像だ。


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メナモミ

2010-10-30 | 草花
“引っ付き虫”の代表のようなオナモミ(雄菜揉み、耳)という雑草があるが、これはオナモミに対して名付けられたメナモミ(雌菜揉み)だ。瀬戸市の「海上の森」へ行った時に道端で咲いていた。花は小さく、コメナモミ(小雌菜揉み)だと教えてもらった。名前の由来はよく分からない。








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アメリカセンダングサ

2010-10-29 | 草花
嫌われ者の雑草の代表格であるアメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)だ。花がそっくりの在来のセンダングサというのもあるが、これはアメリカセンダングサだと思う。散歩の途中に道端や河川敷でよく見掛けるが、今ちょうど花から実になるところだ。草むら入ると、棘のある種子が強力な“引っ付き虫”になって衣服に付き、取り除くのに苦労する。これは2週間ほど前の画像だから、まだ種ができる前の花だ。








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ガンクビソウ

2010-10-28 | 草花
ガンクビソウ(雁首草)だと思う。タカサブロウと同じキク科で、山野の道端でよく見掛ける雑草だ。蕾のように見えるが、これでも立派な花だ。横向きに咲いている花が、煙管の雁首に似ていることからこの名前になったらしい。








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タカサブロウ

2010-10-27 | 草花
日本全国で見られる水田雑草のタカサブロウ(高三郎)だ。外来種のアメリカタカサブロウというのもあるので、いずれかは区別が付け難い。農家には嫌われている雑草だが、人の名前かと思うような、なかなか洒落た名前を付けてもらった植物の一つだ。花は小さく、数ミリないしは1cmくらいだろうか。

植物に詳しい人からは、「雑草という植物はないのだから“雑草”と言うべきではない」と指摘されることがあるが、食料を生産している農家の人たちの立場から考えれば、農業にとって防除の対象となる邪魔な植物は、やはり“雑草”と呼んでもいいのではないだろうかと思う。目立たずひっそりと咲いている嫌われ者の雑草の花でも、たかがブログに載せる写真とはいえ、できるだけ目立つように綺麗に撮りたいものだと思っている。








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アカバナ

2010-10-26 | 草花
去年も9月18日に載せたアカバナ(赤花)だ。赤い花が咲くからアカバナという名前になったのではなく、葉が秋に赤くなることに由来するらしい。花は数ミリしかない。1ヶ月ほど前に設楽町の面の木峠の木地師屋敷跡で撮った在庫画像だ。











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ゲンノショウコ

2010-10-25 | 草花
先月25日にもゲンノショウコを載せたが、これは赤花のゲンノショウコ(現の証拠)だ。よく似た花があるので、あまり自信はないが、たぶんゲンノショウコでいいと思う。赤花のゲンノショウコは主に西日本で見られ、白花は東日本に多いそうだが、東海地方は両者の中間点だから、赤花も白花も、時には両者の雑種ではないかと思われるような淡いピンク色の花も見られる。花は小さいが、赤花は色が鮮やかなので、草むらの中で咲いていてもよく目立つ。薬草としてよく知られている野草の一つだ。





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コスモスとハナグモ

2010-10-24 | 草花
秋になると毎年コスモス畑を見に行っていたが、この秋は機会を失してしまった。今年は、もっぱら近くの道端や空き地で僅かに咲いているコスモスを眺めているだけだ。コスモスの花に近寄ってみたら、ハナグモらしき小さな蜘蛛が餌になりそうな虫を我慢強くじっと待っていた。








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シュウメイギク

2010-10-23 | 草花
シュウメイギク(秋明菊)は、名前に菊と付いていても菊の仲間ではなく、キンポウゲ科の多年草だそうだ。花弁のように見えるのは萼だという。おそらく野生化した園芸種だろうと思うが、道端で咲いていた。中国原産の帰化植物だそうだ。








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トリカブト

2010-10-22 | 草花
毒草として有名なトリカブト(鳥兜)も花の形がユニークで、名前のとおり、兜の形に似た花を咲かせる。トリカブトにもいろんな種類があるようだが、たぶんヤマトリカブト(山鳥兜)だろうか。有毒でも虫には害がないようだから、上手くできた自然の妙だ。











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ツリフネソウ

2010-10-21 | 草花
長細い形の花を載せたついでに、形のちょっと変わった面白い花を載せておこう。去年も9月15日に載せたツリフネソウ(吊船草・釣船草)だ。花の形が船のようだということで名付けられたようだ。気の遠くなるような永い時間をかけて進化してきたのだろうが、自然というのは面白い形の花を造ったものだ。








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シコクママコナ

2010-10-20 | 草花
去年も9月12日に載せたが、同じシコクママコナ(四国飯子菜)だと思う。花の下唇にある2つの斑紋がやや黄色みを帯びているのが特徴だ。








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ママコナ

2010-10-19 | 草花
1ヶ月ほど前の在庫画像だが、ママコナ(飯子菜)だ。去年も9月18日に載せたが、花の下唇に見られる2つの斑紋が白色で、この斑紋がご飯粒に似ているのが名前の由来だそうだ。





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キンミズヒキ

2010-10-18 | 草花
“金色”の水引ということでキンミズヒキ(金水引)となったようだが、花は数ミリくらいあるからミズヒキよりは大きい。花がやや小さく花もが細いヒメキンミズヒキ(姫金水引)というのもあるようだが、これはキンミズヒキでいいと思う。キンミズヒキはバラ科で、ミズヒキはタデ科だそうだから、両者は同じミズヒキという名前でも、全く関係のない別の植物だそうだ。








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ミズヒキ

2010-10-17 | 草花
一昨年の9月18日にも載せたことがあるミズヒキ(水引)だが、花があまりにも小さく、林の中の薄暗いところに生えていることが多いので、少しでも風があると何とも撮りにくい。もう少し近寄ってアップで撮ろうと思ったのだが、この日は条件が悪く駄目だった。どちらが先なのか知らないが、のし袋に付ける紅白の水引が名前の由来だそうだ。





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