閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

ツマキチョウ

2020-04-18 | 昆虫
散歩中の道端で先週末にたまたま見掛けたツマキチョウ。初めの2枚は同じ♂で、タンポポの花で吸蜜していたが、直ぐに飛び去ってしまった。3枚目は別の日に別の場所で出会ったツマキチョウだが、風が強い日だったせいか、ドウダンツツジに留まったままずっと翅を開いてくれなかったので雌雄は確かではない。ツマキチョウは夏から冬までの長い間を蛹で過ごし、翌春に年1回だけ羽化する蝶だから、この時期しか見られない。飛んでいる時はモンシロチョウと見間違うかもしれないが、飛び方はモンシロチョウよりややゆっくりしている。








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コツバメ

2020-04-17 | 昆虫
暫くブログの更新が滞っているが、外出自粛でネタ不足とはいえ、たまには更新しないとコロナウイルスに感染したのではないかと疑われるので(笑)、取り敢えず、10日ほど前に近くの公園で出会ったコツバメを載せておくことにする。

コツバメは蛹で越冬し、年に1回この時期にだけ羽化するシジミチョウの仲間だ。地域によっては、発生数が少ないから絶滅危惧種に指定している県もある。寒がりの蝶だから身体は毛深く、葉などに止まっている時も翅を太陽の方に傾けて身体を温めていることが多い。なかなか翅を広げてくれないが、翅の表側は雌雄で濃淡の違いはあるものの灰色がかったメタリックブルーだ。翅の形から、最初の2枚は♂で、別の場所にいた3枚目の画像は、もしかしたらツツジに産卵に来た♀のような気がする。幼虫の食草はツツジの花やアセビの蕾だ。








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香流川緑道の桜

2020-04-07 | 自然景観
去年一昨年も、さらにその前年にも、ちょうど今頃載せている名東区の香流川緑道の桜だ。今が満開だと思うが、今年は例年より花が少ないような気がする。新型コロナウイルスの影響なのか、散策している人も疎らだった。














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ベニシジミ

2020-04-04 | 昆虫
昨日載せたツバメシジミの近くで日向ぼっこをしていたベニシジミ。ツバメシジミと同様に幼虫で越冬するから、このベニシジミは最近羽化したばかりだろう。ベニシジミは1年に3~5回発生し、春型と夏型に分けられ、羽化時期によって両者の翅の色がやや違う。春型は橙色が鮮やかで、夏型は褐色部分が多いというが、その中間的な判り難いものもいるように思う。黒い斑点模様も千差万別で、同じではないようだ。雌雄の違いは翅の形に違いがあって、前翅が丸みを帯びているのが♀だというから、最初の2枚は♀で、最後の画像は♂のように見えるが、違うだろうか。








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ツバメシジミ

2020-04-03 | 昆虫
ツバメシジミは幼虫で越冬するから、これはこの春に羽化した♂だろう。は翅が黒褐色だから雌雄の違いは判りやすい。1年に数回発生するから、これからたびたび出会うだろう。








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キタテハ

2020-04-01 | 昆虫
暖かさに誘われてキタテハが日向ぼっこをしているのを見掛けるようになった。成虫で越冬するキタテハは、冬の間はじっと茂みや葉裏で寒さを凌いでいた筈だから、久し振りに陽だまりで身体を温めているのだろう。ようやく虫の活動が始まる時期になってきた。








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