閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

クロオビツツハムシ

2018-08-23 | 昆虫
図鑑で調べたら、上翅の黒とオレンジ色の帯模様から、たぶんクロオビツツハムシではないかと思う。草地や林縁のフジやススキなどによく集まるようだが、数は少なくどこにでもいる種類ではないらしい。体長が5mmほどの小さなハムシだ。








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ツバメシジミ

2018-08-22 | 昆虫
道端や空き地の花に来ているのをよく見掛けるシジミチョウの仲間で、このブログでは、ネタに困るとよく登場するツバメシジミ。先月も7日に載せたばかりだ。これは♂だから翅の色が綺麗な青色だが、は黒褐色の地味な色だ。ヤマトシジミルリシジミとよく似ているから、飛んでいる時は区別しにくく紛らわしい。








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アオスジハナバチ

2018-08-19 | 昆虫
昨日のルリモンハナバチとよく似た青い筋模様が綺麗なアオスジハナバチ。グリーンピア春日井のミソハギの残り花で吸蜜していた。直ぐに飛び去ってしまったから、近くのススキの葉に一瞬だけ止まった画像と合わせて、撮った写真は2枚だけ。体長は1㎝ほどで、ルリモンハナバチよりやや小さい。ルリモンハナバチと違って青い筋模様があるのは腹だけだから、止まっている時に後から見ないと青色はそれほど目立たない。前回は9年前の2009年8月30日に載せたことがあるが、地域によってはあまり見られない珍しい蜂だそうだ。絶滅危惧種に指定している県もある。





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ルリモンハナバチ

2018-08-18 | 昆虫
今月初めに愛知県森林公園で咲いていたシマジタムラソウに来ていたルリモンハナバチ。過去にも何度か載せたことがあり、前回は5年前の2013年11月9日に載せている。正式な名前はナミルリモンハナバチだそうだ。体長は1.5㎝くらいで、青い縞模様が綺麗だが、細かな青い毛が帯状に生えているからだという。








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シオヤトンボ

2018-08-16 | 昆虫
シオカラトンボとそっくりのシオヤトンボ。これは♂だが、シオヤトンボはシオカラトンボよりやや小柄で、腹の先端の黒い部分が少なく、腹も扁平で短いから区別がつく・・・というが、遠くからでは、色が同じようだからなかなか見分けにくい。♀もシオカラトンボの♀とよく似ており、黄色に黒い模様があり、腹は扁平で先端の黒い部分がシオカラトンボより少ない。








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シオカラトンボ

2018-08-15 | 昆虫
どこでもよく見かける日本の代表的なトンボであるシオカラトンボ。♂は胸から腹にかけて灰白色の粉で覆われているように見えるから、この粉を塩に見立ててシオカラトンボと名付けられたそうだ。♀は全く違う色をしており、黄色に黒い模様があるので、ムギワラトンボとも呼ばれている。これはいずれも♂だ。











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マユタテアカネ

2018-08-14 | 昆虫
額の上部に眉班と言われる二つの黒い紋があるから、雌雄ははっきりしないがマユタテアカネだろう。5年前の7月26日に載せた画像のように、翅の先端に黒褐色の帯があるタイプもいるし、体色も黄褐色から赤いものまで様々で、色は他のアカネ属の赤トンボとよく似ているから分かりにくい。眉班が太く大きいのが♂で小さめな方が♀だというから、1枚目の画像に写っているのは♀かもしれない。








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ショウジョウトンボ

2018-08-13 | 昆虫
真っ赤な色がよく目立つショウジョウトンボの♂。ナツアカネやアキアカネなど、いわゆる赤トンボと言われるトンボと似ているから見分けにくい。特に、は体色が♂ほど赤くなく黄色がかった赤褐色だから、他の赤トンボの仲間と紛らわしい。名前は♂の体色が猿に似た空想の動物の猩猩に由来するという。








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キイトトンボ

2018-08-12 | 昆虫
キイトトンボは似たようなのがいないし、色の特徴がはっきりしているから分かりやすい。♂は♀より黄色が鮮やかではっきりしているし、腹の先端の黒い部分が濃いようだ。キイトトンボも2年前の8月28日に載せたが、その時は雌雄が繋がっていたから、♀と♂の違いがうまく比べられた。












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モノサシトンボ

2018-08-11 | 昆虫
ありふれた種類ばかりではあるが、これまでに出会ったトンボもいくつか・・・。このブログには過去に何度も登場しているモノサシトンボだが、モノサシトンボにはよく似たのがいくつかいるから分かりにくい。たぶんモノサシトンボでいいと思う。雌雄の違いは、2年前の8月27日に載せた画像が分かりやすいだろう。


(♂)


(♀)







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ベッコウハゴロモ

2018-08-09 | 昆虫
先月末に海上の森で出会ったベッコウハゴロモ。昨日載せたシロヘリカメムシがいた直ぐ近くのササの葉に止まっていた。ベッコウハゴロモは去年の8月26日にも載せたが、体長は1㎝くらいで、セミの遠い親戚だから、2枚目の画像のように、横から見た姿はセミのようにも見える。ハゴロモの仲間の幼虫は、4年前の9月に載せたアミガサハゴロモの幼虫のように、白い針のようなものを纏った姿をして、外敵から身を守っているようだ。








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シロヘリカメムシ

2018-08-08 | 昆虫
先月末に瀬戸市の海上の森にいたシロヘリカメムシ。この夏は虫が少ないような気がしているが、普通はあまり好まれない虫の一つであるカメムシにはよく出会う。シロヘリカメムシは体長1㎝あまりで灰褐色の地味な色をしているが、翅の両側にある白っぽい帯はよく目立つ。カメムシは種類によって餌の好みはどれも違うが、シロヘリカメムシはもっぱらササの汁を吸って生きているそうだ。








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セマダラコガネ

2018-08-07 | 昆虫
翅の模様からセマダラコガネのようだ。2か月ほど前の6月15日にガクアジサイを載せたが、その花の隙間に隠れていたのも、これと同じセマダラコガネだ。体長は1㎝くらいだろうか。♂はアンテナのような形をした触角が太く長いから、これは♂だろう。日本固有種らしいが、ハワイや北アメリカにも移り棲み、“オリエンタルビートル”として主に芝生やサトウキビなどを食害する嫌われ者の農業害虫だという。









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オオヨツスジハナカミキリ

2018-08-06 | 昆虫
黒い上翅の黄褐色の帯模様から、たぶんオオヨツスジハナカミキリではないかと思うが、確かではない。画像では帯模様が3本しかないように見えるが、パソコンで見た拡大画像では、翅の先端の方に僅かながら小さな黄褐色の斑点状の模様があるので、取り敢えず、オオヨツスジハナカミキリとしておこう。ヨツスジハナカミキリは去年の7月21日にも載せたことがあるが、それよりも大きく、体長は2.5㎝以上あったように思う。2週間ほど前に豊田市の松平郷園地のガクアジサイの残り花に来ていた。








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アカイロトリノフンダマシ

2018-08-05 | 蜘蛛
先月末に海上の森で出合ったアカイロトリノフンダマシ。鳥の糞に擬態している蜘蛛だが、夜行性だから昼間は葉の裏でジッと休んでいたのに、運悪く変なオジサンに見つかってしまい、葉をめくられて写真に撮られてしまった。散策路脇の別々の場所にいた2個体だが、いずれも体長3mmくらいしかなかったから、もしかしたら♂かもしれない。去年も7月26日に♀を載せているが、ササやススキなどの葉裏にいることが多いから見つけにくいものの、散策中に時々出会うことがある。











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