セセリチョウの仲間も秋になるとよく見掛けるようになる。このところイチモンジセセリが目立って多いような気がする。イチモンジセセリの雌雄は、♀は目がやや小さく、名前の由来となっている後翅の白い斑点模様が綺麗に一列に並んでいるのに対して、♂は目が大きめで白斑模様の並び方が少し乱れていると言われているので、その説から判断すれば、これらはいずれも♀のようだ。
2015年1月13日に載せたイチモンジセセリの画像では、♂が♀を追いかけて上下に並んで写っている(上が♀で下が♂)ので、特に2枚目の画像では雌雄の違いが分かりやすいかもしれない。
前翅の白斑模様は円を描くように丸く並んでいる。
ケイトウの花のてっぺんに陣取って、獲物が近づいて来るのを待っているのはアズチグモの♀のようだが、襲う相手としてはちょっと大きすぎるかも・・・!。ここに写っているイチモンジセセリは、下の方にいるのが♀に求愛しようとしている♂かと思ったが、よく見れば2頭とも蜜を吸うのに余念がない♀のようだ。