閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

クモ (2)

2013-10-31 | 蜘蛛
蜘蛛が花の傍に作った巣で無数の子供が生まれ、団子状態になって集まっていた。直ぐ傍には卵囊のようなものが残っていたので、おそらく生まれたばかりなのだろう。よく見掛ける蜘蛛のようだから、図鑑を見れば直ぐ判るだろと思ったのだが、似たのが出ていなくて蜘蛛の名前はよく分からない。体長は1.5~2cmくらいだったが、色や形から、もしかしたらハシリグモ科のイオウイロハシりグモかもしれない。それにしても、本能でそうするのだろうが、子蜘蛛が飛んできた小さな餌に直ぐにありつけるよう、花の傍に巣を作って卵を産むとはなかなか賢い。親は常に必死に子蜘蛛を守っているようだが、これだけ多く生まれた子蜘蛛もいずれは他の虫の餌食になってしまうのがかなりいるだろうから、食うか食われるかの厳しい生存競争を経て、何匹が親になるまで生き延びるのだろうかと思う。







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クモ (1)

2013-10-30 | 蜘蛛
また先月上旬に撮った蜘蛛の画像だ。体長が僅か数ミリの小さなクモだが、カニグモ科のアズチグモだろうか。公園の花壇に植えてあったケイトウの花にいた。色が黄色の綺麗な蜘蛛だが、躰は小さくても顔はなかなか精悍だ。










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ホタルガ

2013-10-29 | 昆虫
ホタルガの翅はやや褐色がかった黒色で、前翅に斜めの白い帯があり、頭は赤く長い櫛状の触角が特徴的な蛾だ。同じ仲間のシロシタホタルガとそっくりで見間違うほどだが、シロシタホタルガは翅の白い帯がもっと横に直線的だ。姿が似ているこれらの幼虫もそれぞれ好みの食樹が異なり、ホタルガはサカキやヒサカキの葉なのに、シロシタホタルガはクロミノニシゴリやサワフタギだそうで、お互いに上手く棲み分けしている。花影にカニグモらしき小さな蜘蛛が隠れて身構えているが、さすがにホタルガは大きすぎる獲物だろう。














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ホシホウジャク

2013-10-28 | 昆虫
ホシホウジャクなのかクロホウジャクなのか、いずれもそっくりな色や姿をしているから迷うところではあるが、翅の模様からホシホウジャクだろうと思う。これも昨日のオオスカシバと同じスズメガ科の蛾だが、躰や翅の色はこの方が蛾らしい。吸蜜する時の動きは俊敏だが、さすがにクマバチには追い払われていた。オオスカシバの幼虫はクチナシの葉を食べるのに、ホシホウジャクの食草はあのヘクソカズラだそうだから、同じスズメガの仲間でも好みが全く違うようだ。世代を繋いでいくためには両方が競合しないように、そうやって棲み分けしているのだろう。














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オオスカシバ (2)

2013-10-27 | 昆虫














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オオスカシバ (1)

2013-10-26 | 昆虫
オオスカシバはチョウ目スズメガ科の蛾だというが、普通に見掛ける蛾のイメージから思えば、躰の割に翅が小さく飛んでいる姿は大きな蜂のようでもあり、動きは速くかなり俊敏だ。長い口吻を伸ばして昼間に花に集まって蜜を吸うのも蛾らしくない。ホバリングの名手でもある。翅には鱗粉がなく透明で黒い翅脈だけが目立つのでオオスカシバ(大透翅)となったそうだ。













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クロアゲハ

2013-10-25 | 昆虫
黒い翅に丸い赤い模様がある大きなアゲハチョウの仲間で、図鑑と見比べてクロアゲハとしたが、よく似たのが多いからあまり自信はない。秋も深まった今頃飛んでいる蝶はどれも翅が傷んでいるのが多いが、このクロアゲハも右側の後翅の先端がなくなっていた。










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アオスジアゲハ

2013-10-24 | 昆虫
春から秋にかけて年に3~4回孵化するそうだから、どこでもよく見掛けるアオスジアゲハだが、飛び方が速くてなかなか留まらないから、花に蜜を吸いに来た時くらいしか写真には撮れない。クスノキ科の木の葉が幼虫の食草だそうで、これらの樹木の高いところを飛んでいるのをよく見掛ける。











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ナミアゲハ

2013-10-23 | 昆虫
キアゲハとよく似ていて間違いやすいが、これはナミアゲハだろう。ナミアゲハは単にアゲハとも言って、どこにでもいるお馴染みの揚羽蝶だ。キアゲハより翅の黒い部分が多く、比べて見れば黒い筋模様もかなり違う。成虫では越冬しないようなので、残り僅かな命だろうが、既に終盤になっている残り花で盛んに吸蜜していた。











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ウラギンヒョウモン

2013-10-22 | 昆虫
ツマグロヒョウモンやミドリヒョウモンとよく似た色と模様だが、これはウラギンヒョウモンではないかと思う。愛知県森林公園の芝生広場で低空で飛んだり留まったりしていたが、どうやら芝生の間に生えている食草のスミレの葉に産卵していたようだ。写真を撮った時にはよく判らなかったが、後で画像を見たら産卵しているらしい様子が写っていた。ウラギンヒョウモンは卵か若齢幼虫で越冬し、翌年の春に年1回だけ孵化するそうだから、芝刈りの前に孵化して飛び立たないとないといけないのだが、ここに棲んでいる成虫は、もしかしたら、この芝生広場ならそれまでは安全だと知っているのかもしれない。











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ツマグロヒョウモン ♂ (4)

2013-10-21 | 昆虫











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ツマグロヒョウモン ♀ (3)

2013-10-20 | 昆虫











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ツマグロヒョウモン ♂ (2)

2013-10-19 | 昆虫











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ツマグロヒョウモン (1)

2013-10-18 | 昆虫
昔は殆ど見掛けなかったので珍しかったが、今では東海地方のどこにでもいるありふれた蝶になってしまったツマグロヒョウモンだ。後翅の先端が黒く縁取られている豹のような模様の蝶ということが名前の由来らしいが、雄と雌では翅の模様が明らかに違っていて、最初の画像のように、前翅に黒い部分が多く先端に白い帯があるのが♀だ。2枚目の画像は♀に♂が近づいているところで、その他の画像は全て♂だ。














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ヒメアカタテハ (2)

2013-10-17 | 昆虫










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