クマバチ
2010-07-26 | 昆虫
普通によく見掛けるクマバチ(熊蜂)がヤナギハナガサ(柳花笠)の花に留まって蜜を吸っていた。正式な和名はミツバチ科クマバチ属 のキムネクマバチ(黄胸熊蜂)だそうだ。体長が2cmくらいある大型の蜂だから、躰の重さで茎が弧を描いて曲がってしまうほどで、蜂が“棒高跳び”をしているように見えた。クマバチは躰が大きく顔も怖そうに見えるが、性質はけっこう温和しいそうだ。
この蜂は名前がはっきり判らない。クマバチと同じくらいか、それよりやや大きい真っ黒い蜂で、よく似た体型のクロマルハナバチともちょっと違うようだ。あまり近寄るのも躊躇われたので、細かい部分までは判らなかったが、花に集まってくる蜂だからスズメバチの仲間ではなさそうだ。もしかしたら、3年ほど前に東海地方への侵入が確認された外来種のタイワンタケクマバチ(台湾竹熊蜂)かもしれない。そういえば、先々週の14日に載せたヘメロカリスに来ていた大きな黒い蜂も、たぶんこれと同じ蜂だったように思う。
この蜂は名前がはっきり判らない。クマバチと同じくらいか、それよりやや大きい真っ黒い蜂で、よく似た体型のクロマルハナバチともちょっと違うようだ。あまり近寄るのも躊躇われたので、細かい部分までは判らなかったが、花に集まってくる蜂だからスズメバチの仲間ではなさそうだ。もしかしたら、3年ほど前に東海地方への侵入が確認された外来種のタイワンタケクマバチ(台湾竹熊蜂)かもしれない。そういえば、先々週の14日に載せたヘメロカリスに来ていた大きな黒い蜂も、たぶんこれと同じ蜂だったように思う。
ヤナギハナガサに留まっていたのはウラナミシジミ(裏波小灰蝶)だと思う。ヤマトシジミよりやや大きいが、一昨日載せたベニシジミ(紅小灰蝶)と同じくらいの大きさだから、体長は1.5cm前後だろうか。淡い褐色に細い波模様の白い筋が特徴的だ。
春日井市の「グリーンピア春日井」のハーブ園で咲いていたセイヨウノコギリソウ(西洋鋸草)だが、ネームプレートには「コモンヤロウ」と書いてあった。英名は「Common Yarrow」だというから、先月の27日に載せたヤロウと同じ仲間の白花の“普通のヤロウ”ということだろう。白花と言っても少しくすんだような白色で、近くでよく見ると淡いピンク色をしている。白花と赤花の交配種なのだろうか。虻のように見える丸い体型の小さな虫はマルボシヒラタヤドリバエのようで、それよりさらに小さな蜂はコハナバチのように見えるが、そうなのかどうか、全く自信はない。