閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

タチイヌノフグリ

2025-04-10 | 草花
先月4日に載せたオオイヌノフグリの仲間のタチイヌノフグリ。ヨーロッパやアフリカが原産の外来雑草で、花は非常に小さく直径が3~4㎜くらいで、花が開いている時間も短いから目を凝らして探さないと見逃してしまうほど目立たない。茎が直立していることが名前の由来だという。








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ノボロギク

2025-04-09 | 草花
犬の散歩途中の道端で見掛けたノボロギク。あまり良い名前を付けてもらえなかった雑草の一つだが、そんなに綺麗でもない小さな雑草をしゃがみ込んで撮っていたら、通りがかった人にはさぞ変人に見えていたことだろう。花は蕾のように見えるが、これでもほぼ開花状態だ。他のキク科の花と同様、小さな花が集まって咲き、花が終わると綿毛ができる。





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キクザキイチゲ

2025-04-07 | 草花
豊田市内の林床で見掛けたキクザキイチゲ。菊に似た花を一輪だけつけるのが名前の由来だそうだが、花弁に見えるのは萼だ。花が終われば、茎や葉は枯れて地下茎以外は翌春まで姿を消すので、スプリング・エフェメラルの一つとされている。 絶滅危惧種に指定している県もある希少種だ。








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フクジュソウ

2025-03-11 | 草花
名古屋市守山区の東谷山フルーツパークの花壇で咲いていたフクジュソウ。有毒植物だが、漢字の「福寿草」から縁起の良い花とされている。昼間はだいぶ春めいてきたから、ミツバチが吸蜜に来ていた。











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オオイヌノフグリ

2025-03-04 | 草花
少し春の温かさが感じられるようになり、道端や空き地に咲く小さな雑草が花を開き始めた。オオイヌノフグリもその一つで、大きさは1㎝あるかないかの小さな花だが、同じ仲間のタチイヌノフグリフラサバソウの花に比べればやや大きくて青色が綺麗だからよく目立つ。





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ハコベ

2025-03-02 | 草花
一昨日載せたヒメオドリコウソウの近くで咲いていたハコベ。春の七草の一つだ。花びらは10枚あるように見えても1枚が途中で2つに分かれているから5弁だが、花は小さく数ミリくらいしかないから、近寄らないと咲いているかどうか分からない。寒波の影響で先月まではほとんど咲いていなかったのに、少し暖かくなってきたら、急にあちこちで見掛けるようになった。





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ヒメオドリコソウ

2025-02-28 | 草花
あちこちの道端や空き地などでよく見掛ける外来雑草のヒメオドリコソウ。このところの寒さで花をあまり見ていなかったが、公園の散策路脇で僅かながらひっそりと咲いているのを見付けた。





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スイセン

2025-02-26 | 草花
いつもならもう咲いているニホンズイセンが先週ようやく開花してきた。通常なら1月には咲いている筈なのに、昨秋の異常な暑さも影響しているかもしれないが、先週からの寒波の影響で開花が2月下旬にまでずれ込んでいるようだ。





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ホトケノザ

2025-01-10 | 草花
花は殆ど咲いていないし虫も見掛けないこの寒さの中でも、道端ではホトケノザがひっそりと咲いていた。





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ウスイロツユクサ

2024-10-30 | 草花
2年前の2022年8月24日にも載せたことがあるウスイロツユクサ。花弁の色が本来の淡青色のものとやや濃いものが同じ場所で咲いていた。色の濃淡は普通によくあることなのか、またはウスイロツユクサと他のツユクサとの雑種なのだろうか。今月上旬に撮った時機遅れの画像だから、花はもう終わっているだろう。





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ヘクソカズラ

2024-08-24 | 草花
去年も9月7日に載せたが、ヘクソカズラは漢字では「屁糞葛」と書くから、今月6日に載せたワルナスビと同様に、変な名前を付けられてしまった代表格の雑草だろう。日本の在来種だそうで、この時期に民家の垣根や道端の樹木などに絡み付いて小さな綺麗な花を咲かせているのをよく見掛ける。花には小さな虫がけっこう集まってくるし、名前ほど悪い匂いがするとも思えない。





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アサガオ

2024-08-09 | 草花
夏休みの宿題なのか、孫が庭で育てているアサガオの花が咲いていた。体温を上回るほどの猛暑日が続いていると近くの公園にすら行く気力も失せてしまうし、熱中症の危険を避けるためにも、このところ新型コロナ騒動の頃のような外出自粛状態になっているから、我が家で咲いている身近な花を載せておくことにする。アサガオはヒルガオやサツマイモと同じヒルガオ科サツマイモ属だから、どれもよく似たラッパ状の花を咲かせる。花は小さいが去年10月に載せたマメアサガオホシアサガオも同じ仲間だ。











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ワルナスビ

2024-08-06 | 草花
かの有名な牧野富太郎博士が日本での発見者であり名付け親でもあるが、変な名前を付けられてしまった植物の一つだろう。名前のとおり、葉や茎に棘があり駆除が厄介な有毒の外来雑草で、要注意外来生物に指定されている。去年の9月19日にも載せたが、名前に違わず花はけっこう綺麗だと思う。





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カリガネソウ

2024-08-04 | 草花
公園の片隅の自然風に仕立てられた花壇に植えられていたカリガネソウ。シソ科の多年草だそうだが、実に面白い形の花だと思う。青い地色に白斑模様のある花弁に花蜂などの虫が止まると、雄蕊が虫の重みで上から垂れ下がってくるので、花粉が自ずと虫の背中に付着し他の花へと運んでもらうという仕組みのようだ。植物がどうやってこんな上手い仕組みを考えるのか、余計な心配ながら実に不思議だと思う。







3枚目のこの画像では、花がどういう訳か、上下逆向きに咲いていたので、これでは虫が来ても背中に花粉が付かないのではないかと思う。


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ヤブミョウガ

2024-07-16 | 草花
公園の片隅でヤブミョウガの花が咲いていた。遠目には草丈や葉の大きさの割に花は小さく地味で茎の先端近くにたくさん集まって咲いているように見えるが、近寄って個々の小さな花をよく見れば、長い蕊の周りにやや楕円形の花弁と丸い萼が3枚ずつ交互に並んでいて、白く透明感のある6枚の花弁があるように見える。名前からは藪に生えているミョウガというようにも思えるが、我々が食用にするミョウガはショウガ科で、ヤブミョウガはツユクサ科だから全くの別物だそうだ。花後には丸い緑がかった白い実ができ、その後、色が次第に濃い青色に変わる。





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