いつも定点観測をしている訳ではないが、このところ同じような時刻に散歩に出るので、毎日似たような日没前の夕陽を眺めている。これは10月20日夕方5時12分~14分の夕陽だ。あと2~3日も経てば日没は5時前になり、夕陽が沈む位置も次第に橋の左の方に寄ってくる。
秋分の日からまだ1ヶ月余りしか経っていないが、10月も下旬ともなると、この1ヶ月の間に日長時間が1時間くらい短くなってきたので、このところ陽が沈むのがだいぶ早くなった。夕陽が綺麗だった日に撮った夕景をいくつか・・・。
秋分の日から1ヶ月余りが過ぎて、夕陽が綺麗に見える季節になってきた。載せるのが遅くなってしまったが、これは秋分の日の翌日にいつもの散歩道で眺めた夕景だ。
コムラサキ(小紫)は山野に自生しているムラサキシキブを品種改良した園芸種で、ムラサキシキブに比べて実の付き方が多いので、公園や庭園に植えられているのを目にする。シロシキブ(白式部)はコムラサキの白実の品種だそうだ。
撓わに実ったウメモドキ(梅擬)の実だ。3ヶ月余り前の7月11日に雌花と雄花を載せたが、あの時の小さな花からは想像できないような朱色が綺麗な実が生った。
アケボノソウやトリカブトが咲いていた面の木峠で見掛けたフウリンウメモドキ(風鈴梅擬)の実だ。長い柄の先に小さな赤い実がぶら下がっているのを風鈴に見立てて名付けたのだろう。1cmにも満たない光沢のある実は小さなリンゴのようにも見える。フウリンウメモドキは次第に数が減っているのか、県によっては絶滅危惧種に指定しているところもあるようだ。
アケボノソウやトリカブトが咲いていた面の木峠で見掛けたフウリンウメモドキ(風鈴梅擬)の実だ。長い柄の先に小さな赤い実がぶら下がっているのを風鈴に見立てて名付けたのだろう。1cmにも満たない光沢のある実は小さなリンゴのようにも見える。フウリンウメモドキは次第に数が減っているのか、県によっては絶滅危惧種に指定しているところもあるようだ。
秋も深まって木の実が色づいてきた。散策の途中で見かけた赤い木の実をいくつか。
たぶんコバノガマズミ(小葉莢迷)だと思う。一昨年の5月15日に、小さな白い花を咲かせていたコバノガマズミを載せたが、あの花はこんな綺麗な赤い実になる。
ツリバナ(吊花)の実だ。名前のとおり、花や実が枝からぶら下がるからツリバナなのだろう。実が5つに弾けて赤い種子が顔を覗かせていた。種子は果皮から離れずに小鳥が来るのを待っているようだ。
我が家の庭にあるハナミズキ(花水木)の実だが、今年の8月20日に載せたように、青い実が真っ赤に色づいてきた。ヒヨドリが集まってきて格好の餌になっているが、どちらかと言えば、近くにある熟した柿の実の方が好みらしい。小鳥は食べ頃を実によく知っているし、どちらが美味いかもよく心得ている。
たぶんコバノガマズミ(小葉莢迷)だと思う。一昨年の5月15日に、小さな白い花を咲かせていたコバノガマズミを載せたが、あの花はこんな綺麗な赤い実になる。
ツリバナ(吊花)の実だ。名前のとおり、花や実が枝からぶら下がるからツリバナなのだろう。実が5つに弾けて赤い種子が顔を覗かせていた。種子は果皮から離れずに小鳥が来るのを待っているようだ。
我が家の庭にあるハナミズキ(花水木)の実だが、今年の8月20日に載せたように、青い実が真っ赤に色づいてきた。ヒヨドリが集まってきて格好の餌になっているが、どちらかと言えば、近くにある熟した柿の実の方が好みらしい。小鳥は食べ頃を実によく知っているし、どちらが美味いかもよく心得ている。
有毒植物として有名なトリカブト(鳥兜)だが、いろんな種類があるようなので、これがどれなのかはよく分からない。蜜や花粉にも毒があるそうだが、それでも虫は吸蜜に集まってくるから不思議だ。名前の由来になっている兜か烏帽子のような形の花がユニークだ。
面の木峠で咲いていたアケボノソウ(曙草)だ。去年の9月28日と2008年9月16日にも載せたように、5枚の花弁にある小さな黒い斑点と黄色の丸い模様を夜明けの星空に見立ててアケボノソウと名付けたようだ。何とも優雅で情緒溢れる名前だ。二つずつ付いている黄色の模様は蜜腺で、蜂や蟻などの小さな虫が蜜を吸いに集まってくる。蟻は小さすぎてよく分からないが、花に来ていた蜂はトックリバチの仲間のようだ。
昨日載せたサラシナショウマより2週間ほど早く面の木の同じ湿地で咲いていたイヌショウマ(犬升麻)だが、サラシナショウマと同じ仲間なのに、漢方薬にもなるサラシナショウマと違って、薬効がなく何の役にも立たないということから、名前に“イヌ”と付けられてしまった。イヌショウマは花が咲く時季が少し早いので、この写真を撮った時にはサラシナショウマはまだ咲いていなかった。画像を載せるのが前後してしまった。