去年の3月8日にコセリバオウレンを載せたが、今年も先週の初めに岐阜県恵那市の同じ場所に行ってみたら、ちょうど見頃で咲いていた。今年は雪が多く寒かったので、開花が遅いかと思っていたが、1週間くらい遅れただけだったように思う。セリバオウレン(芹葉黄連)の仲間にはいろいろあって、それぞれ葉や花の特徴に多少の違いがあるようだ。ここに自生している多くはやや小型のコセリバオウレンだと思っているが、普通のセリバオウレンもあるように思う。それぞれを識別して撮ってきた訳ではないので、中には入り交じっているかもしれないが、いくつか載せておくことにする。これらは花がやや大きかったので、たぶんセリバオウレンの雄花ではないかと思うが、違うだろうか。やや大きいと言っても、花の大きさは僅か1cmくらいしかない。
ナノハナ
2011-03-15 | 草花
一昨日、近くまで行ったついでに、久し振りに北区の庄内緑地公園に寄ってみたら、菜の花が満開になっていた。このところ名古屋では気温が急上昇で、もう春のような陽気だ。モンシロチョウが飛んでいるのも目撃したし、花に集まるミツバチも行動が活発になって、蜜や花粉を集めるのに忙しそうだった。三寒四温にこの頃だから、明日あたりからまた少し気温が下がるらしい。
菜の花が植えられている脇にはホトケノザが群生していたが、まさかホトケノザまで種を播いた訳ではないだろうから、自然に生えてきたものだろう。帯状に赤くなっている部分は満開のホトケノザだ。
菜の花が植えられている脇にはホトケノザが群生していたが、まさかホトケノザまで種を播いた訳ではないだろうから、自然に生えてきたものだろう。帯状に赤くなっている部分は満開のホトケノザだ。
ハコベ
2011-03-14 | 草花
ハコベ(繁縷)は、花が5mmくらいの小さく地味な白色なので、雑草の中でも比較的目立たないが、蔓延ると、オオイヌノフグリと同様に抜くのに苦労する。花弁は10枚のように見えるが、よく見れば、5枚しかないのがよく分かる。
オオイヌノフグリもヒメオドリコソウに負けないくらい増えてしまった。この花も1cmにも満たないほどの大きさしかないが、青色が鮮やかなので余計に目立っている。
暫く草取りをしなかったので、我が家の庭ではヒメオドリコソウが我が物顔に繁茂している。花が終わってから草取りをしようかと思っていると、入れ替わり立ち替わりいつまでも咲いているので、つい時機を失してしまうのだが、それよりも億劫なのが先に立つから、毎年いつまでも蔓延っている状態だ。厄介者の雑草でも、近寄ってアップで撮ると、数ミリくらいしかない小さな花でもけっこう綺麗に見える。
昨日の関東・東北地方の広範にわたる大きな地震や津波による損壊、また、その余震に伴う被害はかなり甚大なようですが、もし、その地域でこのブログを見ておられる方々がおられましたら、先ずは、心よりお見舞い申し上げます。
昨日の関東・東北地方の広範にわたる大きな地震や津波による損壊、また、その余震に伴う被害はかなり甚大なようですが、もし、その地域でこのブログを見ておられる方々がおられましたら、先ずは、心よりお見舞い申し上げます。
寒の戻りで、このところまた寒い日が続いているが、少し春の気配がすると、道端や空き地の雑草も花を開く。我が家の庭で咲き始まったホトケノザだが、今年は傍の家庭菜園で密集して生えているヒメオドリコソウに負けているのか、数が非常に少ない。花はいずれも1cm程度で小さいが、形はよく似ている。
愛知県森林公園南門の直ぐ傍にある尾張旭市の維摩池にパンダガモとも言われているミコアイサらしき(?)野鳥がいたので撮ったのだが、何ぶんにも向こう岸まで300~400mもある大きな池だから、遠すぎて米粒ほどにしか見えなかった。一昨年の12月19日にも、守山区の雨池公園にいたミコアイサを載せたが、今年の雨池公園は、池の水を抜いて掃除がされているようで、このところ毎年来ているミコアイサが見られなかった。これら2つの池は直線で数キロくらいの距離だから、まさか去年のミコアイサが今年はこの維摩池に移って来た訳でもないだろうが、この池でミコアイサを見掛けるのは初めてだ。いずれにしろ、画像を拡大してもこの程度だから証拠写真でしかないが、この冬のミコアイサの観察記録として残しておくことにする。
アカウソ
2011-03-09 | 野鳥
半月ほど前の話だが、たまには気分転換で瀬戸市の定光寺自然休養林を歩きに行ったら、偶然にもアカウソ(赤鷽)を見付けた。駐車場に車を止めて運転席から樹上を見上げたら、傍にあった木の枝に見掛けない小鳥が3羽ほど木の芽を啄んでいるところだった。アカウソは初めて見る小鳥だが、羽装の特徴からたぶんアカウソで間違いないと思う。ネットで調べてみたら、胸の羽のピンク色が濃いのが雄で、やや薄いのが雌らしいから、これらはいずれも雄のようだ。
この日はまたいつもの散歩コースに戻ったが、薄曇りの天気で、全体に靄が掛かったような夕陽だった。酷い雨や雪の日以外はほぼ毎日、数千歩くらいずつ歩いているのだが、肝心の体重は全く減らない。「夕方の食事前に歩いても駄目だよ!」とか「距離が足りないよ!」とか、友人の多くが“ああしろこうしろ”と何かと気に掛けていろんなアドバイスをくれるのだが、無理な目標を立てても日課が続かないことになるだろうから、「まぁ、何もしないよりはいいし、増えないだけいいだろう」と言い訳している。
先々週の画像だが、昼過ぎまで降っていた雨が止んだので、少し早めに散歩に出た時に撮った曇り空の河川敷だ。昨日載せたのとほぼ同じ場所の風景だが、今の時期は緑がないから、どんよりと曇った日の午後は綺麗な夕陽も夕焼け空もなく、まるで殺風景だ。
よく散歩に行く矢田川河川敷での夕景だが、久し振りにいつもの散歩コースよりも2~3kmほど上流を歩いてみた。このあたりは川幅も少しだけではあるが狭くなって、両岸に沿って住宅が多く並んでいるので、橋の上からでないと周辺の眺めはあまり良くないが、いつもとはちょっと変わった風景になっている。
ウメやフクジュソウは春の訪れを感じさせてくれる花の一つだが、このところの暖かさに誘われたのか、春の花の開花と共にミツバチも活動を開始したようだ。花粉や蜜を集めに盛んに飛び回っていたが、フクジュソウは確か有毒植物の一つの筈なのに、虫には全く害がないのであろう。