よく見掛けるササグモだが、棘があるから怖そうに見える。躰の割には目が小さくて可愛い顔をしているが、葉影に身を潜めて獲物が近づくのを待っており、自分より大きな獲物でも、近くに来たらけっこう素早く捕まえるハンターである。
トリノフンダマシという変わった名前の蜘蛛だが、まさに小鳥の糞のように見せかけて外敵から身を守っているようだ。図鑑によれば、アカイロトリノフンダマシという名前らしい。大きさはテントウムシくらいしかないから、よく見ないと見逃してしまうほどだ。
蟻にそっくりなアリグモ。蟻に擬態しているそうで、蟻と一緒にいれば、よく見ないと見過ごしてしまうほど姿がよく似ている。大きさが同じくらいの蟻の傍でないと蜘蛛であることが分かってしまうのに、自分より小さな蟻と一緒にいたら擬態する意味があまりないようにも思う。蟻を餌にしているようでもなかったから、擬態することによる利点が他に何かあるだろう。
これもハエトリグモの仲間のヤハズハエトリではないだろうか。白地に黒い模様があり、背中には金色も交じっている綺麗な蜘蛛だ。この蜘蛛は近付いたらすぐに逃げ出したから、顔をアッで撮れなかった。
ヤハズハエトリと大きさも色もよく似ているが、模様が少し違うようで、名前はよく判らない。もしかしたら♀と♂の違いかもしれない。
ヤハズハエトリと大きさも色もよく似ているが、模様が少し違うようで、名前はよく判らない。もしかしたら♀と♂の違いかもしれない。
花や虫を撮っていると、いくつかの蜘蛛によく出会う。蜘蛛というと怖そうなイメージがあるが、彼らもけっこうチャーミングな顔や姿をしている。これはハエトリグモの仲間で、円らな瞳が可愛いネコハエトリではないかと思う。ネコハエトリなら去年の5月30日にも載せたことがあるが、姿や色がよく似ているからたぶん同じ種類だろう。蜘蛛はこちらの動きに敏感に反応するものが多いが、これはまだ子供なのか、カメラを向けて近づいても直ぐに逃げる素振りもなく、興味深そうにジッとこちらを見ていた。
サギソウ
2014-08-09 | 草花
また1ケ月ほど画像をアップするのを休んでしまった。先月末にちょっと夏風邪を引いたが、大したことはなかったので、ずっと体調を悪くして寝込んでいた訳ではない。暑かったので、少し自重して出そびれていたことはあるが、先月撮ってきたネタ画像の在庫はあるので、またおいおい下手な写真を載せていくことにする。
先月最後に載せたヒマワリの後は、尾張旭市の森林公園の湿地で咲いていたサギソウだ。白鷺が飛んでいるイメージから名付けられたのだろうが、花弁が何とも不思議な形をしている。白い花だから夏には涼しげに感じる。
先月最後に載せたヒマワリの後は、尾張旭市の森林公園の湿地で咲いていたサギソウだ。白鷺が飛んでいるイメージから名付けられたのだろうが、花弁が何とも不思議な形をしている。白い花だから夏には涼しげに感じる。