会場には、多くのちびっ子百姓達が来ていました。
個人の部では、お父さん、お母さんと一緒に、団体の部では、クラスの先生と多くの仲間達と出席していました。
壇上には、1団体2名までしか登壇できません。
他のちびっ子百姓達はちょっと可哀想な気もしました。
でも、他校の受賞作品を一生懸命にみて、今年の作戦を練っている学校も見受けられました。
さすがに、授賞式に集まった子供達は、想像力豊で、観察力も鋭いものがあります。
小さな生きものの発見から、視野を外に向け、自分が行っている時期の新聞で農業について何が起こっているかなど多岐にわたっての取り組みがされていました。
お米を使っての料理も、「おにぎり」に始まり、「長尺ロール巻きずし」、米粉を使ってのケーキやクッキー作りなども実践していました。
また、小学一年生が100日間毎日観察し、3粒の籾から6,800粒のお米を収穫し、お茶碗約2杯のごはんになったことを自分で確認していました。
子供達とお父さんが過去10年間にわたり「バケツ稲づくり」に取り組んでいた家族もおられました。
水耕栽培と土に植えたいねとの比較など大人では考えないような実験もありました。
本当に、たかが「稲づくり」、されど「稲づくり」。
奥深い所まで実践しているのには感心しました。
ちなみに私は、「支援団体の部」で賞を頂きました。