山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

都会の真ん中に仮設の市場

2010年02月20日 | 農業
      


今回、授賞式に参加するため上京しましたが、一昨年、瀬戸内海の直島で行われた「収穫祭」で知り合った若いお二人にお会いしてきました。

青山で毎週開かれるファーマーズマーケットに私のためにご案内してくださったのです。

各地の農家さんが生産品を持ち寄って、都会の真ん中に仮設の市場ができるのです。

不揃い野菜、珍しい品種、旬の野菜などに注目、これまで一般には手に入らなかった知る人ぞ知る人気生産者から、直接野菜や果物をお買い上げいただくことができるそうです。

生産者の愛情やこだわりによって、日本の大地は美味しくて良いものを生み出してくれています。

そんな愛すべき野菜やフルーツ、お肉などを生産地から直接お届けし手渡しする。

食材を作る人も、それを料理して食べる人もみんながわくわくする空間がこのファーマーズマーケットです。

まさうで、ヨーロッパの市場の雰囲気です。

マルシェ・ジャポンは2009年秋、農林水産省の支援により全国9都市で始まった市住民参加型の市場(マルシェ)です。( http://www.marche-japon.org/area/1302/ )

遠く高知県からも出店があるそうです。

地方でご両親が栽培され、東京で就職している息子さん達がこの青空市場で販売されるとか。

ここで販売されたら、後は通販で購入される方も多いとか。

生産者からすると、ちょっとしたしたアンテナショップ、消費者からするとなかなか手に入らない貴重な作物、生産者の顔が見えて安心安全な作物がみえるところです。

これからもっと広がっていけばよいですね。

新しい発見、みぞれ交じりの中の案内、ありがとうございました。