山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

かみひこうき

2016年03月10日 | こども
先日、孫の一姫が来た時の事です。

女の子ですが、私の折る紙飛行機が大好きです。

紙飛行機を一緒に折って、前の公園に飛ばしに行きました。

同じぐらいの子どもから小学校一年生位までの子供たちが遊んでいました。

広い場所は、サッカーをしており砂場の周りしか遊べませんでした。

一姫が、紙飛行機を投げるとスーとまっすぐに飛びました。

5歳の女の子が飛ばした紙飛行機、みんなから大注目!

「スゲー」と言う言葉にみんなが寄ってきます。

「俺作ってみてぇなー」、「俺も」、「俺も」と大合唱。

急遽、紙飛行機の折り方教室の開催です。

広告の紙を一枚づつ渡し、説明して折っていきます。

折りながら見本を見せますが、「どういうことか分からん。作って!」と言う子も出てきます。

少しやって、自分が理解できなかったり、上手く出来なくなるとすぐ人に任せてしまいます。

「だめ、だめ、ゆっくりいうからもう一度しようね。」と促します。

何時の間にか出来る子は、「わからん。」と言っている子に「こうしたえんじゃが。」と教えています。

何とかみんな出来上がると、早速飛ばします。

上手に飛ぶ飛行機、飛ばない飛行機いろいろなります。

飛ばないひこうきは、何処が原因かを話しながら再挑戦。

滞空時間もあり、宙返りしたり、距離も良く飛ぶこの紙飛行機。

聞くと、「今まで作った紙飛行で一番よく飛んだ。」と大喜び。

薄らと暗くなってしまい、「もう暗くなるからおしまい。また今度一緒にやろうね。」と言っても飛ばしています。

最後は、お母さんやおじいちゃんたちが迎えに来て一緒に帰宅。


外で遊ぶことが珍しくなってきた現代ですが、ゲームとは違う楽しさを実感したようです。

ちょっとしてできなくなると投げ出す子も多い様に思いましたが、時間がかかっても話をしながら一緒に作り上げていき、最後に無事飛ぶと嬉しくてしょうがなかったようです。

「学校でみんなに教えてあげられるね。」と言うと、「紙がないもん。」と一言。

「広告の紙を持っていったらすぐできるが。」と言うと、「そうじゃ、そうじゃ。みんなに教えてあげるわ。今日ははよう帰ろう。また、違う紙飛行を教えてな。」と走って帰りました。


たかが紙飛行機、されど紙飛行機。

じぃじぃ(大人)がすっかり紙飛行機の虜になったぐらいですから、子どもたちがはまるのも無理はないか。

いや~、よかったよかった。

また、また楽しみが増えましたぞ。