浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

市民科学研究室

2012-08-08 19:49:04 | 日記
 ボクが昨年から入会した市民科学研究室。おそらく福島原発事故が起きなければ知ることもなかった研究室だ。
 
 研究室は、あまり科学に縁のない人々にも、その研究成果を公表している。

 今日、原発に一貫して反対の姿勢を示してきた今中哲二氏の講演内容がPDFファイルで公表された。わかりやすく書かれているので是非読んでいただきたい。

市民権のHPは下記。

http://www.shiminkagaku.org/

今中氏の講演内容は、下記から。ただしプリントアウトすると43頁です。

http://archives.shiminkagaku.org/archives/2012/08/3-6.html
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許せない政府の原発対応

2012-08-08 19:23:46 | 日記
 民主党政権は、かくもひどい福島原発事故に対する反省をせず、また責任を果たすつもりもない。そういう民主党政権の無法無策に対して、私も国会議事堂周辺で抗議の声をあげてきた。

 そのなかで、新たにできる原子力規制委員会の委員には、「原子力ムラ」の住人はやめよ!!を強く、強く叫んできた。

 この抗議は、良識あるマスコミ人も行っている。今もっとも良識をもった報道をしている『東京新聞』(『中日新聞』)だ。その一部を掲載させていただく。


【私説・論説室から】 原子力ムラ復活は論外だ   2012年8月8日

 これで原子力規制の独立性が図れるだろうか。懸念は強まる一方だ。

 政府が新たに発足させる原子力規制委員会の委員長候補になった田中俊一氏は前原子力委員会委員長代理で、元日本原子力研究開発機構の特別顧問である。

 原子力委員会は原発推進派だけで核燃料サイクルを推進する秘密会合を恒常的に開き、政府の政策決定に影響を及ぼしていた問題があかるみに出た。後者の機構は高速増殖炉もんじゅを設置し、使用済み核燃料を再処理している。

 委員候補の更田豊志氏は同じ機構の副部門長、もう一人の中村佳代子氏は日本アイソトープ協会主査。二人とも現役バリバリの原子力ムラ住人である。

 原子力規制委員会設置法によれば、そもそも原子力の精錬、加工、貯蔵、再処理に係る個人や法人の従業者は委員になれない。現役の両氏が不適格なのは明々白々ではないか。

 社民党の福島瑞穂党首によれば、政府は「委員就任前に辞任していれば問題ない、との理屈で人事を強行するつもり」なのだそうだ。それなら福島事故を起こした東京電力の前会長だって委員長になれてしまう。デタラメが過ぎる。

 少なくとも三人の人事案は白紙に戻す。そのうえで国会の事故調査委員会が提言したように、透明な第三者機関が委員候補を選んで、国会が最終的に承認する。そんな手続きが不可欠である。 (長谷川幸洋)


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2012-08-08 18:55:43 | 日記
 一泊二日で、川根に行った。川根は、大井川沿いにある。悪名高き「平成の大合併」前は、川根町、中川根町、本川根町という町があった。今は川根町は島田市に併合され、中川根と本川根は合併して川根本町になっている。それぞれの町は、大井川と森林に囲まれた穏やかな地域である。

 これらの町を、大井川鉄道が通り、そこではSLを走らせているから、SLが走ることでよく知られている。また川根本町の奥には寸又峡温泉がある。ここの「美人の湯」といわれる泉質はすばらしく、ゆったりと落ちついて入湯するには最適の温泉地である。6月には、私は友人と寸又峡温泉に宿泊したが、肌をなめらかにする泉質を絶賛していた。

 ところで、昨日は茶銘館を訪れた。川根は大井川の自然のなかに生まれた茶の産地である.私もお茶は「川根茶」しか飲まない。「川根茶」は、プライドをもってその品質を維持しようとした努力が歴史的に証明されている。「川根茶」のそのシンボルが茶銘館である。

http://smile.town.kawanehon.shizuoka.jp/chameikan/chameikan.htm

 お茶、というのは不思議な飲み物で、湯の温度や湯を入れた回数で味が変わる。それを体験させてくれるのが茶銘館である。

 またお茶は健康によいことが証明されている。夏になると私も急須に入れてお茶を飲むことが少なくなるが、できるだけ飲むようにしたいと思っている。

 静岡茶のなかの茶、そういうブランドとなっている「川根茶」。川根路を訪ねるときは、茶銘館を訪れてもらいたい。
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